買うと損!?家庭用脱毛器BiiTo(ビート)半年使って効果を確かめてみた
[公開日]2018/05/28[更新日]2018/05/25
BiiTo(ビート)は通販・公式オンラインショップやサロンでしか買えない家庭用脱毛器です。そのため、BiiTo(ビート)を使っている人が少なく、口コミもほとんど見当たらないのではないでしょうか?
そこで、BiiTo(ビート)でどれくらい脱毛できるのか実際に使ったレビューや口コミを紹介します。
目次
《ガイド:広沢蝶子》
アンチエイジングの神様にて、脱毛ジャンルの企画編集を担当。ストッキングからチクチクはみ出るすね毛がコンプレックス。
アンチエイジングの神様にて、脱毛ジャンルの企画編集を担当。ストッキングからチクチクはみ出るすね毛がコンプレックス。
家庭用脱毛器「BiiTo」を買ったほうがいい人とは
BiiTo(ビート)は、通販サイトやサロンに卸されており、家電量販店では購入できない家庭用脱毛器です。
脱毛サロンと同じIPL(インパルスライト)が使われおり、自宅で好きなときに脱毛ができます。人に見られるのが恥ずかしい方や脱毛サロンに通う時間がない人にはぴったりです。
まずはBiiTo(ビート)がどんな家庭用脱毛器なのか紹介します。
BiiTo(ビート)を使うメリット
・家庭用脱毛器の中でも安い
・顔やビキニラインOKなので全身脱毛ができる
・医学博士監修で子供や男性も使える
・美顔機能、ニキビケア機能もある
・コードレスで使えるので、コンセントを気にしないで済む
・顔やビキニラインOKなので全身脱毛ができる
・医学博士監修で子供や男性も使える
・美顔機能、ニキビケア機能もある
・コードレスで使えるので、コンセントを気にしないで済む
BiiTo(ビート)はコードレスで使えるハンディタイプの脱毛器なので背中やVラインなどの照射も使いやすいというメリットがあります。
また、価格も他の家庭用脱毛器と比べると比較的お財布に優しい家庭用脱毛器です。
BiiTo(ビート)のデメリット
・照射面積が小さく、時間がかかる
・照射回数が9.5万回なので替えカートリッジが必要
・照射パワーが弱いので、脇やVラインは回数が必要
・IOラインの照射ができない(Vラインのみ可能)
・ニキビ用カートリッジは別途購入が必要
・照射回数が9.5万回なので替えカートリッジが必要
・照射パワーが弱いので、脇やVラインは回数が必要
・IOラインの照射ができない(Vラインのみ可能)
・ニキビ用カートリッジは別途購入が必要
BiiTo(ビート)は照射範囲の小さい脇であれば5分程度で終わりますが広範囲になる足や腕、背中までしようとすると2時間は超えてしまいます。
照射回数9.5万回と聞くと、十分な回数に感じますが、1ショットあたりの単価が高く、照射面積も小さいので初期費用は安くても、あまりコスパの良い家庭用脱毛器ではありません。(※家庭用脱毛器の1ショットあたりの平均は約0.2円、BiiToは0.49円)
BiiTo(ビート)はどんな人におすすめ?
以上のメリットとデメリットを踏まえ、BiiTo(ビート)は以下のような方におすすめします。・子供と一緒に使いたい
・肌が弱い、敏感肌
・脱毛部位が狭い
・初期費用を抑えたい
・赤いニキビ跡を薄くしたい
・肌が弱い、敏感肌
・脱毛部位が狭い
・初期費用を抑えたい
・赤いニキビ跡を薄くしたい
BiiTo(ビート)を使っている人の口コミは?脱毛効果は?
実際にBiiTo(ビート)を購入した人の口コミも調査してみました。部位によって脱毛効果の満足度には、ばらつきがあるようです。
BiiTo(ビート)良い口コミの傾向
・腕の毛が少しずつ薄くなってきた
・ボタンを押すだけなので操作が簡単
・美顔機能で肌にハリが出てきた
・赤くなったりせずに使える
・ボタンを押すだけなので操作が簡単
・美顔機能で肌にハリが出てきた
・赤くなったりせずに使える
BiiTo(ビート)悪い口コミの傾向
・なかなか脇の脱毛効果を実感できない
・カートリッジがあと何回使えるかわからない
・ニキビケアしたいが、別途購入だとはわからなかった
・レベルを4から5にしたとき、痛みが強く感じる
・カートリッジがあと何回使えるかわからない
・ニキビケアしたいが、別途購入だとはわからなかった
・レベルを4から5にしたとき、痛みが強く感じる
BiiTo(ビート)は肌が弱い人向きの家庭用脱毛器
BiiTo(ビート)は、ボタンひとつだけで操作できるので、操作が苦手な方にも使いやすい脱毛器です。肝心の脱毛効果ですが、もともと子供の肌にも安全に使えるようにつくられているので、やはり照射パワーはやや低いようです。販売元に問合せたときに「照射力はやや弱く、照射回数が多く必要」と言っていました。
その分肌が弱い人でも自宅で脱毛できますが、早くツルツルになりたい方には不向きな家庭用脱毛器だと言えます。
半年「BiiTo」で脱毛・美顔機能を使ってみた効果検証レビュー
BiiTo(ビート)でどれくらい脱毛効果があるのか、特に脱毛したかった脇・足・腕の脱毛前と12回(半年)後のビフォー・アフターを公開します。
BiiTo(ビート)の使い方・頻度
1. 照射部分をシェーバーで剃っておく
・・・剃り残しがあると、光が反応して焦げるので注意
2. 電源を入れ、レベルを設定
・・・肌が弱い方はレベル1から少しずつ上げていく
3. ボタンを押して照射
・・・保冷剤で冷やしてから照射がおすすめ
4. 照射した部位を保冷剤で冷やす
・・・そのままにすると赤くなったりヒリヒリするので注意
・・・剃り残しがあると、光が反応して焦げるので注意
2. 電源を入れ、レベルを設定
・・・肌が弱い方はレベル1から少しずつ上げていく
3. ボタンを押して照射
・・・保冷剤で冷やしてから照射がおすすめ
4. 照射した部位を保冷剤で冷やす
・・・そのままにすると赤くなったりヒリヒリするので注意
どれくらいの頻度で使うといいか
取扱説明書には「3週間に1回」の頻度とありますが、筆者は2週間に1回のペースで使ってみました。肌が弱い方でなければ2週間に1回のペースで使っても問題ないと思います。使用頻度が上がれば、その分効果は実感しやすくなります。ただし、光脱毛はムダ毛だけでなく皮膚にも熱を与えているので、最低1~2週間は肌を休めることをおすすめします。
BiiTo(ビート)で半年使った効果レビュー
脇・・・半年ではツルツルにならない
脇はカミソリで剃っても翌朝にはチクチク生えてくるほど剛毛でした。使いはじめて3ヶ月ほどは効果がないのかなと思うほど変化はありませんでしたが、4ヶ月目に入ってからは気持ち程度ですが毛が細くなってきました。効果はあるようですが、スベスベになるには時間がかかりそうなので1年以上照射する必要がありますね。
脇はレベル5で照射していましたが、それでもかなり回数が必要ですね。
足・・・生えてこないところも出てきた
膝下も毛深く、ムダ毛処理をしても毛穴が目立つほどで、毎日カミソリで剃っていました。脱毛効果は、脇よりも早く3ヶ月後(6回目)から細く薄くなり、半年経つ頃には、生えてこないところも出てきました。まだ毛穴が黒くポツポツしているので引き続き照射が必要です。ちなみに、膝下〜太ももまですると、片足だけでも約30分かかります。
効果が出始めるとわかりますが、足など照射範囲が広い部位は、脱毛できているところとそうでないところが出てきます。照射部位が少し重なるように使うと照射漏れを防ぐことができますよ。
腕・・・半年ですべすべに
腕は脇や足と比べると毛が薄かったので、半年使うと2~3日はカミソリを使わなくてもムダ毛が気にならなくなりました。手の甲や指毛脱毛もできます。
レベル5にすると少しパチンとした痛みを感じるので、保冷剤で照射部位を冷やしてから使うといいですよ。肘から下までであれば片腕は15分ほどで済みます。
利き手の脱毛をするときは、照射漏れしやすいので、同じところを照射するイメージで使ってみてください。
VIO・・・脇以上に効果が出にくい
「VIOにも使える」とありましたが、IラインやOラインにあてるとバチっと強い痛みを感じます。こんなに痛いけど、肌に安全なのか販売元に聞いてみたところ、「皮膚がデリケートなのでおすすめしない」とのことで、それ以降はVライン(ビキニライン)のみに使いました。
脱毛効果は半年ではすべすべにすることは難しいでしょう。脇より剛毛なのか、細くなったりスッと抜けるようなことはなく、ビキニラインがすべすべになるには1年以上かかりそうです。
Vラインは半年間、ほぼずっとジョリジョリなので、もう少しパワーのある脱毛器か脱毛サロンに通ったほうが良いかもしれません。唯一良かったのは、毛質が少しやわらかくなったところですね。ゴワゴワ感がなくなりました。
美顔機能・・・ハリが出て毛穴が目立たなくなった
使う前の肌は肌がゴワゴワしており、毛穴が目立つ状態でしたが、美肌カートリッジを使いはじめてから毛穴が目立たなくなったのが一番の変化です。使いはじめて1〜3回は、正直どんな効果があるのかわかりませんでしたが、回数を重ねていくと肌が柔らかくなり、ピンとハリが出てきました。
さらに、生理前のニキビができにくくなったのも美顔機能のおかげかもしれません。劇的な変化はありませんが、使い続けることで少しずつ肌の調子が整ってくるといった印象ですね。
美顔機能は、顔脱毛と同時に使うと肌への負担が大きくなるので、別の日に使うことをおすすめします。
BiiToで全身脱毛するには何回必要?
実際にBiiToで全身脱毛(顔・腕・足・背中・ビキニライン・指)してみたところ、1回の全身脱毛にあたり約1247ショット必要です。照射面積が小さいので、照射数も多く時間にすると2時間ほどかかります。家庭用脱毛器は自分で使用しないといけないので、面倒くさい方は途中で使わなくなる可能性もありますね。
BiiTo(ビート)公式サイトへ
VIOは使用NG?BiiTo(ビート)の販売元に問合せてみた
BiiTo(ビート)を使って疑問に思った点や効果的に使う方法について販売元に問合せをしてみました。
- VIOラインにも使えますか?
- ビキニラインは使用できますが、IOラインの粘膜部分への照射は避けてご使用ください。
- 脇であれば何回くらい使うとツルツルになるのでしょうか?
- 業務用脱毛機と比べてパワーが弱く、さらに脇部位の毛質が太いため、回数が業務用の三倍ぐらいかかります。ただし、脱毛効果は年齢や毛質ホルモンバランスなどの影響もあるため、個人差があります。
- 毎日すると早く脱毛できるのでしょうか?
- 脱毛は毛周期に従って一定の間隔をあけて行う必要があります(成長期の毛にしない効果が出ないため)。間隔を縮めることによって効果が高くなることはなく、毎日使うと、肌にダメージを与える恐れがあります。
- 顔はどの範囲まで照射できますか?
- 顔に照射する場合は、瞼、唇といった粘膜部分と鼻より上部分の照射は控えてください。男性のヒゲ脱毛にも使用できますが、かなりの回数がかかります。
- ニキビカートリッジは、今あるニキビに照射しても良いのでしょうか?
- 膿んでいるニキビに照射するとニキビが潰れてしまう恐れがありますので、避けてください。それ以外の赤ニキビやニキビ跡に改善効果がありますので、照射は問題ございません。
- 購入後、返金サービスなどはありますか?
- 購入後の修理等は受付しておりますが、返品や返金対応はしておりません。
2回問合せをしましたが、丁寧に対応していただき、購入後のアフターフォローもしっかりしていると思います。
デリケートゾーンはVラインしかできない(IOラインは危険)というのは、購入後に知りかなりがっかりしました。VIO脱毛をしたい方は別の家庭用脱毛器を探したほうが良いでしょう。
100人に口コミ調査!おすすめ家庭用脱毛器ランキング
家庭用脱毛器BiiTo(ビート)をおすすめしない3つの理由
ではあらためて、BiiTo(ビート)を買うメリットとデメリットをまとめたので紹介します。
照射間隔が長く、時間がかかる
BiiTo(ビート)は、ボタンを押して照射してから次にボタンを押せるようになるまでのエネルギーチャージ時間が長めです。そのため、脱毛範囲が広くなればなるほど脱毛にかかる時間が長くなります。
今回、膝下から太ももまで照射していましたが、片足だけでも30分かかりました。
照射面積が狭いので時間がかかる
BiiToの照射面積は3.1㎠です。鼻の下やビキニラインなど照射部位が狭いところには丁度よい大きさですが、腕や足などに使うときは小さすぎるため、照射が終わるまでかなりの回数が必要になります。照射面積が狭いと、使用時間が長くなるだけでなく"照射漏れ"しやすくなるので生えてこないところといつまでも生えてくるところが出てきます。
照射パワーが弱く、脱毛効果を実感するまでに時間がかかる
BiiTo(ビート)は子供でも安全に使えるように、一般的な家庭用脱毛器よりも出力が弱く作られています。そのため、レビューにあったように使ってるのに効果がわからないといった状況になりやすい脱毛器です。
家庭用脱毛器を使う100人に聞いた「重視すべきポイント」
家庭用脱毛器を使う100人に選び方を聞いてみた結果
家庭用脱毛器を購入した100人にアンケートを実施し、選ぶときに重視すべきポイントを聞いてみたところ、上位3つは以下のようになりました。価格よりも脱毛効果の高さで選ぶ
※一つ選択
家庭用脱毛器で重視すべきポイント
・脱毛効果・・・62%
・敏感肌でも使えるか・・・14%
・値段の安さ・・・8%
・脱毛効果・・・62%
・敏感肌でも使えるか・・・14%
・値段の安さ・・・8%
脱毛効果の満足度は「ケノン」がNo.1
また、家庭用脱毛器の利用割合が多かった上位3機種(ケノン・パナソニック光エステ・トリア)に絞って、満足している点を聞いたところ、以下のような結果となりました。ちなみに、今回のアンケート結果でBiiTo(ビート)を利用している方は0人でした。ケノンとBiiTo(ビート)どちらを買うべきか
これらの結果を踏まえ、口コミでも人気のケノンとBiiTo(ビート)どちらを買うべきか比較してみました。Biito | ケノン (エムロック) |
|
---|---|---|
価格 | 46,872円(税込)~ | 69,800円(税込) |
照射面積 | 3.1㎠ | EXラージ9.25㎠ ラージ7.0㎠など |
照射回数 | 9.5万発 | 最大100万発 ※レベルにより変わる |
照射パワー | 照射ランプ1本 ヒゲ、脇など太い毛には不向き | 照射ランプ2本 太い毛、産毛もOK |
痛み | レベル4~5は若干痛い | ほぼなし(冷却必要) |
特典 | 特になし | カートリッジ3種類など |
ハンドピースの重量 | コードレス式 286g | コンセント式 120g |
製造国 | 日本 | 日本 |
性能を比較すると圧倒的にケノン優位となり、1ショットあたりの価格もケノンを買った方がお得です。正直なところ、BiiTo(ビート)はニキビカートリッジがあること以外はケノンを上回るほどの目立った良さはありません。
そのニキビカートリッジも「赤いニキビのときだけ」にしか効果が期待できず、肌のターンオーバーや赤み対策であればケノンの美顔機能でまかなえます。→ケノンの美顔機能についての詳細(別記事)
価格重視の方はBiiTo(ビート)をおすすめしますが、ケノンは分割払いで月3,000円〜でも購入ができる仕組みもあり、初期費用の安さで選ぶ必要はないでしょう。
できるだけ早く確実に脱毛したい方はケノンをおすすめします。
ケノン公式サイトへ
家庭用脱毛器の中でもケノンの満足度が高い理由
少ない回数で脱毛効果がある
BiiTo(ビート)を含め、ほとんどの家庭用脱毛器はランプは1本しか使われていませんが、ケノンにはランプが2本使われています。その分、少ない回数で脱毛効果が出やすくなります。
さらにケノンのカートリッジは、肌への負担を最小限にし、メラニンに対して集中的にダメージが行き渡るように改良設計されたので、痛みをほとんど感じずに使うことができます。
それ以外に敏感肌モードも搭載されているので、肌状態を問わずに使えますよ。
照射面積が広く、1度に広範囲照射できる
ケノンは照射面積が広いため、BiiTo3回分の範囲を一度に照射できます。最も大きいサイズは9.25㎠(エクストララージ)あり、時間のかかる足や腕への使用も短時間で済ますことができます。少ないショット数で済むので、カートリッジも長持ちしますよ。
特典が多く、実はお買い得な脱毛器
ケノンは69,800円と決して安い価格ではありませんが、購入と同時に替えカートリッジが無料でもらえる特典があります。そのため、替えカートリッジを購入する必要はほぼありません。初期費用は高くつきますが、買い替えや替えカートリッジが頻繁に必要になる安い家庭用脱毛器と比べると実はお買い得な家庭用脱毛器です。
ケノン公式サイトへ
まとめ BiiToの脱毛効果は弱く、時間がかかる
BiiToは子どもでも使えることがウリのひとつですが、子どもでも安心して使える=照射パワーが弱く設定されているということでもあります。
実際に使ってみると、脇やデリケートゾーンは半年ではあまり脱毛効果がなく、1年以上かかると考えられます。となると、同じ期間でもより脱毛効果が期待できるケノンを検討するほうが賢明です。