優秀すぎる100均ネイル!全部買って試してみた
[公開日]2018/01/31[更新日]2018/02/09
次から次へと新商品がでてくる100均ネイル。
「意外とかわいいし、100円だから買ってみようかな」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで、人気の100円ショップ「ダイソー」「キャンドゥ」「セリア」に行って、速乾性のあるマニキュアや話題のスタンプネイル、しずくシールなどを購入してみました。
普段使いできるものからデートや結婚式用のネイルまで、実際に試してよかったものを紹介します。
不器用でもできるデザインネイルの方法や色持ちを良くする方法もお伝えしますね。
100均のマニキュアの中でも、アットコスメの殿堂入りを果たした「ATネイル」は、ダイソー、キャンドゥ、セリアどの100均一でも買えます。
ただし、カラーバリエーションはダイソーかキャンドゥが比較的多かったので、セリア以外で探したほうがお気に入りの色を選べますよ。
人気ブロガーとのコラボ商品が多く、貼るだけで簡単に可愛い爪がつくれる「しずくネイル」もコラボアイテムですね。
今回調査した100円ショップの中では、群を抜いてマニキュアの種類やネイルグッズの取扱数が多く、キャンドゥに行けばハズレはないでしょう。
マニキュアの種類は、「ATネイル」「AT濃密グラマラスネイル」「エスポルール」「サンリオネイル」の3種類とキャンドゥよりも少なめですが、カラーバリエーションが豊富で特に赤やオレンジ、黄色など"パキッとした色"が多く展開されています。
「スタンプネイル」や「しずくネイル」のようなネイルグッズは少なく、デザインネイルをしたい人よりも単色やマニキュアのグラデーションを楽しみたい方におすすめです。
セリアオリジナルのマニキュアの種類はなく、バリエーションは最も少ないので、100均マニキュアを買うのであればキャンドゥやダイソーをおすすめします。
今回、購入したのはこちら
購入した100均ネイルを使ってみると、乾きやすさや発色の良さに違いがでてきました。
エスポルール ネイルポリッシュA ラメレッド
ラメが入っていますが、塗ってみると落ち着いた色(ほぼ見た目どおりの発色)で、派手すぎない色です。
秋の季節や大人っぽくしたいときに使える色ですね。
エスポルール ネイルポリッシュA レッド
1度塗りだと、見た目の色よりもやや透き通る色をしています。
血のような「赤」というよりは、かわいらしいポップな「赤」色です。
ATサロンネイル エナメル22
デートや結婚式用にも使えるATサロンネイル エナメル22は、細かいパールが入ったピンクよりのベージュカラーです。
ピンクの色味がやや強いので、小麦色よりも肌が白い方のほうが手に馴染んで指先がキレイに見えます。
キティネイル ネイビー
ダイソー限定のサンリオネイルは、色によってキティちゃん、マイメロディ、キキララがデザインされています。
見たままの色合いで、2度塗りするとトップコートを塗らなくてもツヤが出ます。
今回比較した中では、乾くのに時間がかかったマニキュアですが、発色と持ちの良さを重視する方にはおすすめです。
マイメロネイル シャイニーベビービーチ(透明+パール)
塗る前はベージュ+パールと思っていましたが、塗ってみると透明+パールのネイルカラーでした。
単色塗りでも、デザインネイルのベースカラーとしても使えるので1つ持っておいて損しないマニキュアです。
AT濃密グラマラスネイルエナメル21
ボトルにも書いてある通り、1度塗りで十分なマニキュアです。
他のマニキュアよりも濃いため、色ムラにならないようササッと塗ることが重要です。濃いマニキュアですが、速乾性があるので時間がない人も使いやすいでしょう。
クレヨンタッチミー ボルドー
キャンドゥ限定の「クレヨンタッチミー」は、流行のカラーから定番カラーまで幅広い色展開があるので、好みの色を見つけやすいでしょう。
発色も見た目通りの深みのある赤色で、女子ウケしやすいマニキュアです。
エスポルールとサンリオネイルはダイソー限定、クレヨンタッチミーはキャンドゥ限定のネイルですが、それ以外はキャンドゥ、ダイソー、セリアどの100円ショップにあるネイルです。
どれもメリット・デメリットがあるものの、それぞれ以下のような特徴にわけられるので選ぶときの参考にしてみてください。
100均で購入したトップコートは速乾性はありますが、コーティング力が弱いのでツヤもなく、塗ったマニキュアも取れやすいというデメリットがあります。
写真のように100均のトップコートを塗って2日経つと、爪の先端部分が剥げて自爪が見えてしまいました。
反対の指に塗った「ネイルホリック」(ドラッグストアで購入)は、ジェルネイルのようにぷっくり&ツヤがあり、2日経っても塗りたて状態をキープできています。
いろいろな塗り方がありますが、筆者が試して最も剥げにくかった塗り方は以下のとおりです。
このとき、たっぷりつけすぎると先端のネイルが分厚くなるので、"なぞる"程度でOKです。
そのあとは、中央→サイドの順番で先端に向かって塗りましょう。途中でハケの跡が爪に残るようであればマニキュアを付け足しましょう。
1度に多すぎず、少なすぎない量にすることがポイントです。ハケの跡が爪に残るなど足りなくなったら、同じ要領で付け足します。
爪に対して直角にしてしまうと、力が入りすぎたり、ハケが広がりすぎて汚くなってしまいます。
ヨレたり凸凹になりやすいので、しっかり乾かすようにしましょう。今回比較した100均ネイルの乾燥時間は以下のようになっています。
※温度や湿度によって異なる場合があります。
購入した100均マニキュアでデザインネイルに挑戦してみました。
試してみたのは、以下の3つです。
いくつかあるデザインの中でも「パンジー柄」を購入してみました。
使い方は簡単ですが、気に入った柄とベースとなるネイルカラーのバランスが難しいのと、使いたいシールと爪の大きさのバランスも重要ですね。
うまく転写されなかったり、スタンプしたい場所にできないなど使いこなすまでには時間がかかりますが、ひとつのプレートで繰り返し使えるというのはメリットです。
初心者は爪全体にスタンピングするよりも部分的に使うと"いい感じ"のデザインネイルに仕上がります。
結論からお伝えすると、ラインテープは1本あるだけで、ゴージャスにもエレガントにも見える便利なネイルグッズです。
今回はじめて使ったので、「横に1本テープを貼る」だけでしたが、ラインがあるかないかでネイルの仕上がりがグッと変わりますね。
スタンプネイルは、マニキュアをスタンプしたい柄にたっぷりのせて、転写させる方法です。
繊細なデザインもスタンプするだけなので、利き手のネイルもキレイにつくれます。
スタンプネイルは、手早くおこなうことが成功の秘訣です。
あらかじめ、どの爪のどこらへんにスタンプするか決めておくようにしましょう。
スタンプネイルは、うまく転写されなかったり、スタンプしたい位置とズレてしまうなど、初めからうまくいくことはありません。
しかし、凝ったデザインがスタンプするだけでできるので、一度使うと何回も繰り返し使いたくなります。
筆者のように普段はまったくデザインネイルをしない方は、部分的なスタンプやあえて端っこに一部分だけスタンプする方法がおすすめです。
除光液を染み込ませたコットンでゴシゴシ擦っていると、細かい溝にコットンの線維が入り込んでしまうことがあります。
プレートにコットン線維が残ったままだとキレイに転写されなくなるので、筆者の場合は、コットンを毛羽立たせないようにプレートの上に除光液を染み込ませたコットンをしばらく置いておくようにしていました。
しずくネイルシールとは、「しずくさん」という人気ブロガーとコラボしたネイルシールのことです。
シールを水に浸して使うもので、チークネイルや押し花ネイルなどが簡単につくれます。
しずくネイルシールは、スタンプネイルより簡単に使えます。
ピンセットや先の細いものが必要ですが、筆者はオレンジスティック(ネイルグッズ売り場に売ってある木の棒)を使っていたので、つまようじなどでも代用できますよ。
使い方は簡単ですが、ベースとなる爪の色と使いたいシールの色が似ているとぼやけた仕上がりになるので、爪に塗る色としずくネイルの色はしっかり区別できるものがおすすめします。
ラインテープは、ネイルした爪にシールのテープを貼っていくだけです。
縦・横・斜めに1本線があるだけですが、手間がかかっているように見えます。
カラフルなラインテープや模様がついたテープもありますが、筆者のようにどんなデザインにしたらいいか迷う方は、「ゴールド」のラインテープを買うと間違いありません。
ベースカラーとの相性を考えなくてすみ、ゴールドのラインが1本あるだけで一気にオシャレ感が増しますよ。
もっと手の込んだデザインネイルにしたい方は、スタンプネイルやしずくネイルがおすすめです。
しかし、ベースの色とスタンプの柄・色、シールの柄を合わせるのが難しく、「思ってたのとなんか違う・・・」となりやすいので、練習ありきで試してみてください。
爪は、ネイルをすると乾燥しやすくなります。
そのため、長持ちさせるには乾燥させないことが重要です。ここではそれ以外で長持ちさせるコツを紹介します。
爪が凸凹になっている方は、爪やすりで表面を整えてからネイルをしましょう。
ステンレス製の爪やすりではなく、紙やすいりのほうが詰めに負担をかけずきれいに仕上げることができます。
また、爪の表面に油分があると色ムラの原因や剥がれやすくなるので、除光液をコットンに染み込ませ、サッと表面を拭き取ってから塗るようにしましょう。
カラーネイルを塗る前に、ベースコートを塗っておきましょう。ベースコートを塗ると、自爪の保護や持ちがよくなるだけでなく、爪がなめらかになりキレイに見えます。
1度塗り・薄く塗るだけで十分なので、定期的に塗り直すようにしましょう。
100均のネイルと1本3,000〜4,000円するマニキュアでは何が違うのか、調べてみました。
そこでわかったことは、以下の2つです。
マニキュアの成分ほぼすべてのマニキュアに配合されている成分
実は、日本で売られているほぼすべてのマニキュアには、価格を問わず海外では使用が禁止されているタール系色素が使われています。
また、主成分は爪を乾燥させる酢酸ブチルや酢酸エチルなどが使われているため、爪の負担を考えると長期間し続けるよりも2〜3日でオフするほうが望ましいでしょう。
原材料のグレードも考えられますが、価格の大きな違いは、ハケの質やボトル容器、カラーバリエーション、ブランド広告費などです。
どのマニキュアにもシンナーのニオイがする酢酸ブチルや酢酸エチルは入っているので、ニオイがしないものはほぼないでしょう。
となると、ネイルの中でもどこにお金をかけるかで選ぶと良いでしょう。
100均ネイルは、3,000円を超えるネイルと大差なしの実力です。
色や持ちの良さ、速乾性などすぐれたところがたくさんある100均ネイルですが、トップコートだけは100均以外で買うことをおすすめします。
特にキャンドゥは、色の種類やマットやリキュールネイルなどさまざまなネイルを試せるので100均ネイルをするならまずはキャンドゥで探すとよいでしょう。
「意外とかわいいし、100円だから買ってみようかな」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで、人気の100円ショップ「ダイソー」「キャンドゥ」「セリア」に行って、速乾性のあるマニキュアや話題のスタンプネイル、しずくシールなどを購入してみました。
普段使いできるものからデートや結婚式用のネイルまで、実際に試してよかったものを紹介します。
不器用でもできるデザインネイルの方法や色持ちを良くする方法もお伝えしますね。
目次
《ガイド:広沢蝶子》
化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー有資格者。アンチエイジングの神様にて美容・健康分野の企画編集を担当。普段は、ネイルホリックとアディクションを使っている。
化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー有資格者。アンチエイジングの神様にて美容・健康分野の企画編集を担当。普段は、ネイルホリックとアディクションを使っている。
100均ネイルはキャンドゥかダイソーが正解!
100均のマニキュアの中でも、アットコスメの殿堂入りを果たした「ATネイル」は、ダイソー、キャンドゥ、セリアどの100均一でも買えます。
ただし、カラーバリエーションはダイソーかキャンドゥが比較的多かったので、セリア以外で探したほうがお気に入りの色を選べますよ。
キャンドゥ・・・とにかく種類が豊富
キャンドゥは全国に約1,000店舗(執筆時点)ある店舗数第三位の100円ショップです。人気ブロガーとのコラボ商品が多く、貼るだけで簡単に可愛い爪がつくれる「しずくネイル」もコラボアイテムですね。
今回調査した100円ショップの中では、群を抜いてマニキュアの種類やネイルグッズの取扱数が多く、キャンドゥに行けばハズレはないでしょう。
ダイソー・・・色展開が豊富
ダイソーは全国に3000店舗以上、日本一の店舗数をもつ100円ショップです。マニキュアの種類は、「ATネイル」「AT濃密グラマラスネイル」「エスポルール」「サンリオネイル」の3種類とキャンドゥよりも少なめですが、カラーバリエーションが豊富で特に赤やオレンジ、黄色など"パキッとした色"が多く展開されています。
「スタンプネイル」や「しずくネイル」のようなネイルグッズは少なく、デザインネイルをしたい人よりも単色やマニキュアのグラデーションを楽しみたい方におすすめです。
セリア・・・3つの中では種類が少ない
セリアでは「ATネイル」と「ACネイルエナメル」の2種類が売られていました。セリアオリジナルのマニキュアの種類はなく、バリエーションは最も少ないので、100均マニキュアを買うのであればキャンドゥやダイソーをおすすめします。
ネットの口コミや普段使いしやすそうなマニキュア7つとベース&トップコート、スタンプネイル、しずくネイル、ゴールドのラインテープを購入しました。
今回、購入したのはこちら
100均ネイル塗ってみた。速乾性があるのはATネイル
購入した100均ネイルを使ってみると、乾きやすさや発色の良さに違いがでてきました。
エスポルール:ダイソー限定
カラーバリエーション:★★★★★
速乾性:★★★★☆
持ちの良さ:★★★★☆
速乾性:★★★★☆
持ちの良さ:★★★★☆
エスポルール ネイルポリッシュA ラメレッド
ラメが入っていますが、塗ってみると落ち着いた色(ほぼ見た目どおりの発色)で、派手すぎない色です。
秋の季節や大人っぽくしたいときに使える色ですね。
エスポルール ネイルポリッシュA レッド
1度塗りだと、見た目の色よりもやや透き通る色をしています。
血のような「赤」というよりは、かわいらしいポップな「赤」色です。
ATサロンネイル:ダイソー、キャンドゥ、セリアで買える
カラーバリエーション:★★★☆☆
速乾性:★★★★★
持ちの良さ:★★★☆☆
速乾性:★★★★★
持ちの良さ:★★★☆☆
ATサロンネイル エナメル22
デートや結婚式用にも使えるATサロンネイル エナメル22は、細かいパールが入ったピンクよりのベージュカラーです。
ピンクの色味がやや強いので、小麦色よりも肌が白い方のほうが手に馴染んで指先がキレイに見えます。
サンリオネイル:ダイソー限定
カラーバリエーション:★★★★☆
速乾性:★★★☆☆
持ちの良さ:★★★★☆
速乾性:★★★☆☆
持ちの良さ:★★★★☆
キティネイル ネイビー
ダイソー限定のサンリオネイルは、色によってキティちゃん、マイメロディ、キキララがデザインされています。
見たままの色合いで、2度塗りするとトップコートを塗らなくてもツヤが出ます。
今回比較した中では、乾くのに時間がかかったマニキュアですが、発色と持ちの良さを重視する方にはおすすめです。
マイメロネイル シャイニーベビービーチ(透明+パール)
塗る前はベージュ+パールと思っていましたが、塗ってみると透明+パールのネイルカラーでした。
単色塗りでも、デザインネイルのベースカラーとしても使えるので1つ持っておいて損しないマニキュアです。
AT濃密グラマラスネイル:ダイソー、キャンドゥ、セリアで買える
カラーバリエーション:★★★☆☆
速乾性:★★★★☆
持ちの良さ:★★★★☆
速乾性:★★★★☆
持ちの良さ:★★★★☆
AT濃密グラマラスネイルエナメル21
ボトルにも書いてある通り、1度塗りで十分なマニキュアです。
他のマニキュアよりも濃いため、色ムラにならないようササッと塗ることが重要です。濃いマニキュアですが、速乾性があるので時間がない人も使いやすいでしょう。
クレヨンタッチミー:キャンドゥ限定
カラーバリエーション:★★★★★
速乾性:★★★☆☆
持ちの良さ:★★★☆☆
速乾性:★★★☆☆
持ちの良さ:★★★☆☆
クレヨンタッチミー ボルドー
キャンドゥ限定の「クレヨンタッチミー」は、流行のカラーから定番カラーまで幅広い色展開があるので、好みの色を見つけやすいでしょう。
発色も見た目通りの深みのある赤色で、女子ウケしやすいマニキュアです。
各100均ネイルを度塗りしてみた結果がこちら
どれもシンナーのニオイはしますが、発色がキレイで、2度塗り・トップコートなしでもこのツヤ感がでました。パッと見た感じ100均ネイルとは思えない仕上がりですね。
どれもメリット・デメリットがあるものの、それぞれ以下のような特徴にわけられるので選ぶときの参考にしてみてください。
・速乾性を重視:ATネイルサロン、AT濃密グラマラスネイル
・カラーバリエーション重視:エスポルール、クレヨンタッチミー
・発色&持ちの良さ:サンリオネイル、AT濃密グラマラスネイル
・カラーバリエーション重視:エスポルール、クレヨンタッチミー
・発色&持ちの良さ:サンリオネイル、AT濃密グラマラスネイル
ATネイルのトップコートは買ってはいけない
100均で購入したトップコートは速乾性はありますが、コーティング力が弱いのでツヤもなく、塗ったマニキュアも取れやすいというデメリットがあります。
写真のように100均のトップコートを塗って2日経つと、爪の先端部分が剥げて自爪が見えてしまいました。
反対の指に塗った「ネイルホリック」(ドラッグストアで購入)は、ジェルネイルのようにぷっくり&ツヤがあり、2日経っても塗りたて状態をキープできています。
速乾性はメリットですが、せっかくのネイルを長持ちさせたいときは100均以外のトップコートをおすすめします。ちなみにネイルホリックのトップコートは税込み324円で買えました。
100均ネイルをきれいに塗る4つのコツ
いろいろな塗り方がありますが、筆者が試して最も剥げにくかった塗り方は以下のとおりです。
爪のフチから塗ると剥げにくい
爪の先端部分は、マニキュアが特に取れやすい部分なので、一番初めになぞっておきます。このとき、たっぷりつけすぎると先端のネイルが分厚くなるので、"なぞる"程度でOKです。
そのあとは、中央→サイドの順番で先端に向かって塗りましょう。途中でハケの跡が爪に残るようであればマニキュアを付け足しましょう。
スピードは重要ですが、塗る時は同じスピードで塗りましょう。遅くなったり早くなったりすると塗る量にムラが出るので見た目が汚くなります。
多すぎず、少なすぎない量で一気に塗る
ボトル口で1度ハケをしごいて、残った量を1爪分として塗りましょう。1度に多すぎず、少なすぎない量にすることがポイントです。ハケの跡が爪に残るなど足りなくなったら、同じ要領で付け足します。
ATネイルサロンは、ハケが太く、1回分の量が多いので、2回ハケをしごく位がベストですね。
ハケは寝かせて塗る
ネイルに色むらが出ないように、ハケの角度をほぼ寝かすイメージで塗りましょう。爪に対して直角にしてしまうと、力が入りすぎたり、ハケが広がりすぎて汚くなってしまいます。
しっかり乾かす
マニキュアは乾く前に触ると、指紋が付いてしまいます。ヨレたり凸凹になりやすいので、しっかり乾かすようにしましょう。今回比較した100均ネイルの乾燥時間は以下のようになっています。
※温度や湿度によって異なる場合があります。
デザインネイルで「半乾き」にしたいときは、乾く時間が5分であれば2分30秒のときが最適なタイミングです。
デートにも普段使いにも!簡単にできる100均デザインネイル
購入した100均マニキュアでデザインネイルに挑戦してみました。
試してみたのは、以下の3つです。
しずくネイル(ウォーターネイルシール)
シールを貼るだけで本格的なデザインネイルができると評判のしずくネイル。いくつかあるデザインの中でも「パンジー柄」を購入してみました。
使い方は簡単ですが、気に入った柄とベースとなるネイルカラーのバランスが難しいのと、使いたいシールと爪の大きさのバランスも重要ですね。
スタンプネイル(スタンピングネイル)
海外で流行していたスタンプネイルは、キャンドゥとセリアで購入できます。うまく転写されなかったり、スタンプしたい場所にできないなど使いこなすまでには時間がかかりますが、ひとつのプレートで繰り返し使えるというのはメリットです。
初心者は爪全体にスタンピングするよりも部分的に使うと"いい感じ"のデザインネイルに仕上がります。
ラインテープ
ラインテープは、ダイソーやキャンドゥ、セリアどの100円ショップにもありましたが、あらかじめカットしてあるタイプをダイソーで購入しました。結論からお伝えすると、ラインテープは1本あるだけで、ゴージャスにもエレガントにも見える便利なネイルグッズです。
今回はじめて使ったので、「横に1本テープを貼る」だけでしたが、ラインがあるかないかでネイルの仕上がりがグッと変わりますね。
初心者におすすめなのは、ラインテープ
失敗なしでおしゃれなデザインネイルにしたい方は、ラインテープがおすすめです。スタンプするだけ!簡単・楽しい100均のスタンプネイルを使ってみた
スタンプネイルは、マニキュアをスタンプしたい柄にたっぷりのせて、転写させる方法です。
繊細なデザインもスタンプするだけなので、利き手のネイルもキレイにつくれます。
スタンプネイルの使い方
①スタンプしたい柄にたっぷりマニキュアを塗る
②5秒ほど置いてから、セットのスクレイパーで余分なマニキュアを取り除く
③スタンパーに模様に押し付け、転写させる
⑤素早く、爪にスタンプする
⑥トップコートを塗る
※スタンプしたい爪はあらかじめ塗って、乾かす②5秒ほど置いてから、セットのスクレイパーで余分なマニキュアを取り除く
③スタンパーに模様に押し付け、転写させる
⑤素早く、爪にスタンプする
⑥トップコートを塗る
スタンプネイルは、手早くおこなうことが成功の秘訣です。
あらかじめ、どの爪のどこらへんにスタンプするか決めておくようにしましょう。
スタンプネイルは部分的に使うといい感じに仕上がる
スタンプネイルのメリット
・何回でも繰り返し使える
・プレートが豊富なのでデザインが選べる
・細筆など使わずにおしゃれなデザイン爪になる
スタンプネイルのデメリット
・塗る量が少ないと転写できない
・マニキュアの消費量が多い
・細かい柄ほど後片付けが面倒
・何回でも繰り返し使える
・プレートが豊富なのでデザインが選べる
・細筆など使わずにおしゃれなデザイン爪になる
スタンプネイルのデメリット
・塗る量が少ないと転写できない
・マニキュアの消費量が多い
・細かい柄ほど後片付けが面倒
スタンプネイルは、うまく転写されなかったり、スタンプしたい位置とズレてしまうなど、初めからうまくいくことはありません。
しかし、凝ったデザインがスタンプするだけでできるので、一度使うと何回も繰り返し使いたくなります。
筆者のように普段はまったくデザインネイルをしない方は、部分的なスタンプやあえて端っこに一部分だけスタンプする方法がおすすめです。
スタンプネイルのあとかたづけ方法は?
スタンプネイルに使ったプレートは、除光液(アセトン)でプレートに残っているマニキュアを落とします。除光液を染み込ませたコットンでゴシゴシ擦っていると、細かい溝にコットンの線維が入り込んでしまうことがあります。
プレートにコットン線維が残ったままだとキレイに転写されなくなるので、筆者の場合は、コットンを毛羽立たせないようにプレートの上に除光液を染み込ませたコットンをしばらく置いておくようにしていました。
キャンドゥ限定のしずくネイルシールって?
しずくネイルシールとは、「しずくさん」という人気ブロガーとコラボしたネイルシールのことです。
シールを水に浸して使うもので、チークネイルや押し花ネイルなどが簡単につくれます。
しずくネイル(ウォーターネイルシール)の使い方
①使いたいシールをカットする
②絵柄を上にして水に10~20秒つける
③ピンセットでシールを取る
④シール部分と台紙にわかれるので、シール部分だけを爪に貼る
⑤しわを伸ばし、トップコートを塗る
※シールはできるだけデザインギリギリにカットし、余白を残さないほうがキレイに仕上がります。②絵柄を上にして水に10~20秒つける
③ピンセットでシールを取る
④シール部分と台紙にわかれるので、シール部分だけを爪に貼る
⑤しわを伸ばし、トップコートを塗る
しずくネイルは簡単!ぷっくり仕上がるトップコート必須
しずくネイルのメリット
・シールなので簡単に使える
・キャラクターや文字なども簡単にネイルにできる
・凝ったデザインができる
しずくネイルのデメリット
・水に濡らしてもうまく剥がれないときがある
・シールのなのでシワが寄る
・トップコートが薄いとシール跡が目立つ
・シールなので簡単に使える
・キャラクターや文字なども簡単にネイルにできる
・凝ったデザインができる
しずくネイルのデメリット
・水に濡らしてもうまく剥がれないときがある
・シールのなのでシワが寄る
・トップコートが薄いとシール跡が目立つ
しずくネイルシールは、スタンプネイルより簡単に使えます。
ピンセットや先の細いものが必要ですが、筆者はオレンジスティック(ネイルグッズ売り場に売ってある木の棒)を使っていたので、つまようじなどでも代用できますよ。
使い方は簡単ですが、ベースとなる爪の色と使いたいシールの色が似ているとぼやけた仕上がりになるので、爪に塗る色としずくネイルの色はしっかり区別できるものがおすすめします。
赤やネイビーなどはっきりした色よりもベージュや白、透明のほうがしずくネイルと相性がいいですね。また、シールをはるとシールのあとがみえますが、トップコートを塗ると目立たなくなります。トップコートが薄いとシール跡が目立つので、ぷっくりジェルっぽく見えるタイプのトップコートがおすすめです。
簡単なのにオシャレ度がグッと高まる100均ラインテープ
ラインテープは、ネイルした爪にシールのテープを貼っていくだけです。
縦・横・斜めに1本線があるだけですが、手間がかかっているように見えます。
ラインテープは不器用な人におすすめ
ラインテープのメリット
・ベースネイルが失敗してもラインテープでごまかせる
・上品に見える
・間違えても貼り直せる
・短爪でも長爪でも使える
ラインテープのデメリット
・ピンセットや小さいハサミがないと使いにくい
・利き手の爪だとまっすぐに貼りにくい
・ベースネイルが失敗してもラインテープでごまかせる
・上品に見える
・間違えても貼り直せる
・短爪でも長爪でも使える
ラインテープのデメリット
・ピンセットや小さいハサミがないと使いにくい
・利き手の爪だとまっすぐに貼りにくい
カラフルなラインテープや模様がついたテープもありますが、筆者のようにどんなデザインにしたらいいか迷う方は、「ゴールド」のラインテープを買うと間違いありません。
ベースカラーとの相性を考えなくてすみ、ゴールドのラインが1本あるだけで一気にオシャレ感が増しますよ。
もっと手の込んだデザインネイルにしたい方は、スタンプネイルやしずくネイルがおすすめです。
しかし、ベースの色とスタンプの柄・色、シールの柄を合わせるのが難しく、「思ってたのとなんか違う・・・」となりやすいので、練習ありきで試してみてください。
塗る前の準備で差がつく!100均ネイルを長持ちさせる方法
爪は、ネイルをすると乾燥しやすくなります。
そのため、長持ちさせるには乾燥させないことが重要です。ここではそれ以外で長持ちさせるコツを紹介します。
爪に油分を拭き取る
爪に油分が残っていたり、爪の表面が凸凹になっていると仕上がりが悪くなるだけでなく、持ちも悪くなります。爪が凸凹になっている方は、爪やすりで表面を整えてからネイルをしましょう。
ステンレス製の爪やすりではなく、紙やすいりのほうが詰めに負担をかけずきれいに仕上げることができます。
また、爪の表面に油分があると色ムラの原因や剥がれやすくなるので、除光液をコットンに染み込ませ、サッと表面を拭き取ってから塗るようにしましょう。
ベースコートを塗る
ネイルを長持ちするためには、下準備が重要です。カラーネイルを塗る前に、ベースコートを塗っておきましょう。ベースコートを塗ると、自爪の保護や持ちがよくなるだけでなく、爪がなめらかになりキレイに見えます。
ベースコートは、"薄く"塗ることを心がけましょう。厚く塗ってしまうと、ネイルが分厚くなり、ヨレやすくなってしまいます。
トップコートを2日に1回塗る
トップコートを2〜3日に1回塗り直すと、コーティングが強化されるので、長持ちさせることができます。1度塗り・薄く塗るだけで十分なので、定期的に塗り直すようにしましょう。
早く乾く「速乾性」タイプもありますが、薄くなりがちであまりコーティング効果がないので、ぷっくりジェルのような仕上がりになるトップコートをおすすめします。今回ATネイルサロンのトップコートを使いましたが、ツヤ感があまりでないので、100円ショップのトップコート以外をおすすめします。
100円と高級ブランドのマニキュアは何が違うのか
100均のネイルと1本3,000〜4,000円するマニキュアでは何が違うのか、調べてみました。
そこでわかったことは、以下の2つです。
原材料はほぼ同じ
価格の違いは、デザイン・カラー展開・ボトル容器・ハケ
価格の違いは、デザイン・カラー展開・ボトル容器・ハケ
原材料はどれもほぼ同じ
マニキュア(ネイルポリッシュ)の原材料は100均であっても高級ブランドのマニキュアであってもほぼ同じです。マニキュアの成分ほぼすべてのマニキュアに配合されている成分
・酢酸ブチル:最大40%含有
酢酸エチルとともに溶剤として使われる。皮脂分解作用があるので爪を乾燥させやすい
・酢酸エチル:20〜40%含有
酢酸ブチルとともに溶剤として使われる。皮脂分解作用があるので爪を乾燥させやすい
シンナーのニオイがする
・ニトロセルロース:10〜20%含有
合成樹脂。ニトロセルロースをベースにつくられる
・クエン酸アセチルトリブチル
ビニール樹脂。毒性は低いが溶けにくい性質をもつ
・イソプロパノール
エタノールと同じ働きをする安価な成分。毒性はエタノールの2倍。脱脂力が強い
・タール系色素
黄色4号、赤220号の毒性はないがそれ以外の赤202号や赤226号、青1号などは一部で副作用のリスクがある
酢酸エチルとともに溶剤として使われる。皮脂分解作用があるので爪を乾燥させやすい
・酢酸エチル:20〜40%含有
酢酸ブチルとともに溶剤として使われる。皮脂分解作用があるので爪を乾燥させやすい
シンナーのニオイがする
・ニトロセルロース:10〜20%含有
合成樹脂。ニトロセルロースをベースにつくられる
・クエン酸アセチルトリブチル
ビニール樹脂。毒性は低いが溶けにくい性質をもつ
・イソプロパノール
エタノールと同じ働きをする安価な成分。毒性はエタノールの2倍。脱脂力が強い
・タール系色素
黄色4号、赤220号の毒性はないがそれ以外の赤202号や赤226号、青1号などは一部で副作用のリスクがある
実は、日本で売られているほぼすべてのマニキュアには、価格を問わず海外では使用が禁止されているタール系色素が使われています。
また、主成分は爪を乾燥させる酢酸ブチルや酢酸エチルなどが使われているため、爪の負担を考えると長期間し続けるよりも2〜3日でオフするほうが望ましいでしょう。
価格の違いはマニキュア原料以外にある
マニキュアの原料はほぼ同じにもかかわらず100円で買えるものと3,000〜4,000円するものがあります。原材料のグレードも考えられますが、価格の大きな違いは、ハケの質やボトル容器、カラーバリエーション、ブランド広告費などです。
どのマニキュアにもシンナーのニオイがする酢酸ブチルや酢酸エチルは入っているので、ニオイがしないものはほぼないでしょう。
となると、ネイルの中でもどこにお金をかけるかで選ぶと良いでしょう。
ブランド物は当然高くなりますが、使いやすい、見た目もおしゃれなものも価格が高くなりやすいですね。あとは、爪に優しい水溶性のマニキュアも2,000~3,000円とちょっと高めです。
100均ネイルはトップコート以外はどれも使える!
100均ネイルは、3,000円を超えるネイルと大差なしの実力です。
色や持ちの良さ、速乾性などすぐれたところがたくさんある100均ネイルですが、トップコートだけは100均以外で買うことをおすすめします。
特にキャンドゥは、色の種類やマットやリキュールネイルなどさまざまなネイルを試せるので100均ネイルをするならまずはキャンドゥで探すとよいでしょう。