サボリーノ目ざまシートは洗顔から化粧下地まで60秒?使って確かめてみた
[公開日]2017/12/15[更新日]2017/12/24
「シートマスク1枚で洗顔って本当にできるの?」
「サボリーノってヒリヒリするって言われてるけど、敏感肌でも使える?」
サボリーノ「目ざまシート」は1枚で洗顔〜化粧下地効果までできるシートマスクです。
朝の時間がないときに60秒でスキンケアが済むため、二度寝したときに大活躍するとSNSで人気ですが、便利のウラにはなにかあるはず・・・。
ということで、売れすぎて品薄状態のサボリーノを入手し、効果の検証をしてみました。
サボリーノ「目ざまシート」とは朝専用のマスクシートで、水を使わずに洗顔ができ、化粧下地まで60秒で完了する多機能シートパックです。
1パック28枚入りのサボリーノには約2.5本分の化粧水が使われており、「さっぱり」「美白」「しっとり」「高保湿」タイプが発売されています。(一部、限定の目ざまシートあり、全商品の詳細は下部へ
今回は、5つある中で最も保湿効果が期待できるサボリーノ朝マスク「高保湿タイプ / ミックスベリー」1,300円/28枚入り)を購入しました。
ただし、サボリーノのマスクはちょっと小さめです。そのため、シートマスクをタテ・ヨコに引っ張ってからつけることをおすすめします。
※夜用マスクと朝用マスクの違いについては下部でお伝えしますね。
サボリーノ「目ざまシート」は時短スキンケアをしたい方にぴったりです。
出産したとき、カゼでお風呂に入れない時、スポーツしたあとにサッパリしたいとき、子育てで自分のスキンケアに時間がかけられないときなどはサボリーノが大活躍します。
また、化粧品代を節約したい方にもおすすめです。
筆者の場合、1ヶ月のスキンケアに7,560円かかっているので、朝晩をサボリーノに変えるといつもの半額ほどで済むようになりました。(サボリーノ1,300円×2=2,600円)
一方、サボリーノを買わないほうがいい場合もあります。
サボリーノのデメリットは、「エタノール」が多量に使われている点です。
サボリーノ「目ざまシート」はスースーして気持ちがいいのですが、肌の水分を奪う「エタノール」の配合量が多いため、ピリピリと刺激を感じる場合もあります。
また、サボリーノには過剰な皮脂を洗い流す洗浄成分が配合されていないため、朝起きた時皮脂で顔がギトギトな方も不向きです。
つけて10秒もしないうちに、スースーしてきて、徐々にヒリヒリしてきましたが、とりあえず60秒顔にのせたままにしてみました。
60秒経ったら、シートマスクをたたんで、顔全体を1周拭き取っていきます。
使い方にあるようにパッティングしてもよいのですが、思ったより水分を含んでおりパッティングしにくいので、ササッと顔を拭けばOKです。
肌が弱い方は、オールインワンではありませんが安心して使える敏感肌用の化粧品でスキンケアすることをおすすめします。
敏感肌化粧品の詳しい選び方については「ヒリヒリしない敏感肌におすすめの化粧水ランキングと正しい選び方」をご覧ください。
肌の水分量の理想値は40%以上なので、サボリーノ1つでもうるおいアップができます。
保湿力はしっとりタイプの化粧水と乳液をつけたくらいです。
普通肌・混合肌の方であれば、サボリーノだけでそのままメイクをしてよいのですが、普段のスキンケアで保湿クリームが欠かせない方は保湿力に物足りなさを感じるでしょう。
化粧水1回分が約1.2mlほどなので、パック後でも5回以上分の化粧水がシートマスクに含まれていることになります。
そのため、サボリーノのあとにメイクをするときは化粧下地や日焼け止めをつけてからファンデーションを使うことをおすすめします。
化粧下地効果はほぼ期待できないため、サボリーノだけで過ごす場合はクレンジングを使う必要はありません。
サボリーノでは皮脂を洗い落としすぎない洗顔ができるため、洗顔後肌がつっぱる方や乾燥肌の方におすすめです。
しかし、皮脂の分泌が盛んなオイリー肌だと、十分に皮脂を洗い流すことができないため、サボリーノの洗顔効果は不十分です。
さらに、ニキビ対策としても使われるティーツリー葉油(殺菌・洗浄)も配合されているので、皮脂が多い・ニキビ肌の方はピンク色の高保湿タイプより黄色のしっとりタイプのサボリーノがおすすめです。
サボリーノ「目ざまシート」は60秒でOKですが、それ以上顔につけているともっと保湿効果が高くなるのか調べてみました。
グラフの青線は60秒間つけて、剥がした後の水分量の変化です。緑線は通常の2倍(120秒間)肌につけたものです。
パック直後は、0.4%ほど120秒つけたままにしたほうが肌の水分量は高くなっていました。
しかし、その後はどちらも肌の水分量には大差がなく、長くつけておいたとしても肌の水分量はほぼ変化がありませんでした。
一番の違いは、「エタノール」の配合量です。朝用の「目ざまシート」は配合量順に並べると上から4番目の位置にあり、10%近く配合されています。
一方、夜用の「お疲れさマスク」は、上から27番目にあり、その配合量は1%未満です。
そのため、肌が弱い方でもヒリヒリすることなく使えます。夜用マスク「お疲れさマスク」のほうが保湿成分の配合量が多く、夜用マスクのほうが保湿効果が期待できますよ。
一部、Amazonなどの通販サイトで販売されていますが、定価1,300円の約3倍の価格3,980円となっています。
ここまで限定品となれば欲しくなりますが、よくよく考えると「お疲れさマスク」は普通のシートマスクと機能や効果は同じです。
となれば、定価の3倍も払って「お疲れさマスク」を買うよりも、普通のドラッグストアやPLAZAなどで購入できるシートマスクを買ったほうがお得ですね。
サボリーノは本当に1枚でスキンケアができるのか調べるために、さらに他のシートマスクとうるおい力を比較してみました。
今回はサボリーノと同じPLAZAで購入したルルルンパックと比べています。
結果は、洗顔〜化粧下地までできるサボリーノよりも、保湿に特化したルルルンパックのほうが潤い効果が高い結果となりました。
どちらも水分量の理想値である40%は超えていますが、ルルルンパックは60%を超えています。
さらに、ルルルンパックをしたあとの皮脂量は、理想値である20%前後になっており、水分と皮脂のバランスが整った結果となりました。
サボリーノで「美白ケアもしたいな」と考える方は多いのではないでしょうか?
どのサボリーノにも人気の美白成分「ビタミンC誘導体」が配合されています。
しかし、サボリーノに配合されているビタミンC誘導体の種類はアスコルビルグルコシドというものです。
実は、ビタミンC誘導体の中でもアスコルビルグルコシドの美白効果は期待できないとされています。
サボリーノには、ビタミンC誘導体誘導体以外にも美白ケアに役立つ植物エキスも配合されていますが、配合量はごくわずかでグリセリン(保湿成分)やエタノール(殺菌成分)がメインとなっているため、美白ケアをしたい方は有効成分が配合されている美白化粧品を選ぶほうが効果的です。
美白化粧品を探している方は、肌が明るくなる美白化粧品TOP20比較ランキングを参考に選んでみてください。
シートがサッと取り出しやすいといった使いやすさも人気の要因となっています。布団の中で使っているツワモノもいるようですね。
その一方で、つけるとヒリヒリする、保湿効果が足りないという気になる口コミもあります。
これまで化粧品で肌荒れしたことのない肌強めの筆者(脂性肌よりの混合肌)でさえ少しヒリヒリしたので、アルコールに弱い方や肌が敏感な方は本商品(28枚入り)を買う前に5枚入りのサボリーノから使ってみてください。
特にヒリヒリしなければ、毎朝あと10分遅く起きることができますよ。
サボリーノ「目ざまシート」が購入できる場所は、大きく以下の3つです。
この中で注意すべきは、Amazonや楽天などの通販サイトです。
Amazonや楽天で販売されているサボリーノ「目ざまシート」は、通常価格より2〜3倍高い金額で売られています。
Amazonや楽天で販売されているサボリーノは公式(BLC)ではなく第三者による転売なので、割高になっており送料もかかります。間違って購入しないようにしましょう。
ただし、テレビやSNSの影響で人が多く集まる都心部では常に売り切れや品薄状態が続いているため、①事前に電話して在庫を確認する②都心部ではなく、郊外のお店を狙うと確実に手に入りやすくなります。
サボリーノ「目ざまシート」には、今回使ったピンク色のサボリーノ(高保湿タイプ)以外にも種類があります。
それぞれ配合成分や使用感が異なるので、自分の肌にあったものを選んだり季節によって使い分けるのも楽しみの一つになるでしょう。
常時購入できるのは執筆時点で、この黄色パッケージのフルーティハーブ(しっとりタイプ)のみです。
フルーティーハーブの香りがするサボリーノ(しっとりタイプ)には、洗浄成分・引き締め成分・保湿成分・角質ケア成分をまんべんなく配合されています。
目ざまシートシリーズの中でもオレンジ油やグレープフルーツ果皮油、キュウリ果実エキス、ティーツリー葉油、アボカドエキスなどニキビや肌荒れケアに役立つ成分が最も多く配合されています。
黄色の定番「目ざまシート」と比較すると、オレンジ油など洗浄成分が配合されていないという違いはありますが、その他に大きな違いはありません。
その分、シイクワシャー果皮エキスやグレープフルーツ果皮油など柑橘系の植物エキスが配合されています。
ニキビはないけど、肌が脂っぽい方やさっぱりとしたスキンケアを好む方におすすめです。
サボリーノの中でもビタミンCを豊富に含むキウイエキスやキュウリ果実エキス、くすみケアに役立つヨーグルト液などが最も多く配合されており、紫外線の多い季節から肌を守ることができます。
また、グレープフルーツ果皮油やオレンジ果汁などが配合されているおり、さっぱりとした使い心地です。日焼けしたあとの肌にも使えるため、夏のスキンケアを簡単に済ませたい方おすすめです。
秋に発売されたこともあり、定番のサボリーノより保湿成分が多めに配合されています。
保湿成分だけでなく、ザクロ果皮エキスやトコフェロールなどエイジングケア成分が配合されているため、くすみなど年齢による肌悩みが増えてきた方にぴったりです。
ただし、高保湿タイプといってもエタノールが配合されており、肌がスースーしやすいので、乾燥肌・敏感肌の方は要注意です。
洗顔効果のある目ざまシートと違い、保湿ケアに特化したシートマスクです。
保湿ケアだけでなく、肌荒れ・エイジングケアに役立つ「イザヨイバラエキス」や「スフィンゴモナス培養エキス」といった植物エキスが配合されています。
朝用マスクは60秒間パックした場合と120秒間パックした場合とでは、保湿効果に大きな変化はありませんでした。長くパックしてもサボリーノの場合は保湿力はほぼ同じということですね。
しかし、夜用のお疲れさマスクは保湿成分がメインになるため、4〜5分おくと、肌のうるおい力がアップします。
夜のスキンケアが面倒な方や朝のスキンケアを簡単に済ませたい方におすすめです。
サボリーノは目ざまシートやお疲れさマスクだけでなく、髪を早く乾かすスプレーや30秒でメイクが完了するパウダーがあります。
寝坊しても5分で準備完了できるので、揃えておくともしものときに安心です。
これは、エタノールの「揮発性(=水分と飛ばす効果)」とスプレーガスの相乗効果によるものです。
これだけでは速く乾いてもパサパサの髪になりますが、アンズ核油やアーモンド油が配合されているので、ツルンと艶のある髪に仕上がります。
粉が微粒子で肌に密着するので、厚塗り感がなく使えます。ツヤ肌というよりもややマットな仕上がりなので、毛穴をしっかりカバーしたい方にぴったりです。
香りや配合成分は夜用マスクのお疲れさマスクとほぼ同じです。
お疲れさマスクは顔に貼って剥がさなければなりませんが、おやすミストは、洗顔後顔にスプレーするだけでいいので、ゴミも出ません。夜用として販売されていますが、朝の保湿ケアとしても使えます。
このシート1枚でメイク落とし・全身の汚れを落とし・化粧水による保湿ケアができます。
面倒くさがりな方だけでなく、体調を崩してお風呂に入れない時、仕事で徹夜になってしまった時、キャンプやフェスでシャワーが浴びられない時などにも使えます。
サボリーノシリーズは、目ざまシートだけでなく、ドライヤーを速く乾かしたり、一秒でも早くメイクを済ませたい時など、ひとつあると便利なものばかりですね。
個人的には、髪を速く乾かす「速く乾かスプレー」とお風呂に入らずに済む「さっぱり落とシート」はストックするほどお気に入りです。
サボリーノ「目ざまシート」の欠点は、
ということです。
そのため、使う人が限られるシートマスクですが、肌が強い方には時短の強力な味方になるでしょう。
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「サボリーノってヒリヒリするって言われてるけど、敏感肌でも使える?」
サボリーノ「目ざまシート」は1枚で洗顔〜化粧下地効果までできるシートマスクです。
朝の時間がないときに60秒でスキンケアが済むため、二度寝したときに大活躍するとSNSで人気ですが、便利のウラにはなにかあるはず・・・。
ということで、売れすぎて品薄状態のサボリーノを入手し、効果の検証をしてみました。
目次
- サボリーノ「目ざまシート」とは?
- サボリーノ目ざまシートを買って得する人・損する人
- サボリーノ目ざまシートはヒリヒリ?使って確かめてみた
- サボリーノ「目ざまシート」の洗顔効果はウソ?配合成分を分析
- サボリーノは長時間つけてもうるおい効果は同じだった
- サボリーノ朝用マスクは夜でも使える?販売会社に直接聞いてみた
- 朝用「目ざまシート」と夜用「お疲れさマスク」の違いは?
- サボリーノVSルルルンパック!保湿効果の高さを比較してみた
- サボリーノ「目ざまシート」の美白効果は期待できない
- 面倒くさがりはハマる!サボリーノ「目ざまシート」の口コミを調査
- サボリーノはAmazonで買ってはいけない!郊外のPLAZAが穴場
- ニキビ・脂性肌は黄色のサボリーノ、乾燥肌はピンクの高保湿タイプがおすすめ
- 寝坊しても5分で出発できるサボリーノ時短アイテム
- サボリーノはヒリヒリすることも!肌が強い人には味方になる
《ガイド:広沢蝶子》
化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー有資格者。アンチエイジングの神様にて美容・健康分野の企画編集を担当。
化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー有資格者。アンチエイジングの神様にて美容・健康分野の企画編集を担当。
サボリーノ「目ざまシート」とは?
サボリーノ「目ざまシート」とは朝専用のマスクシートで、水を使わずに洗顔ができ、化粧下地まで60秒で完了する多機能シートパックです。
1パック28枚入りのサボリーノには約2.5本分の化粧水が使われており、「さっぱり」「美白」「しっとり」「高保湿」タイプが発売されています。(一部、限定の目ざまシートあり、全商品の詳細は下部へ
今回は、5つある中で最も保湿効果が期待できるサボリーノ朝マスク「高保湿タイプ / ミックスベリー」1,300円/28枚入り)を購入しました。
サボリーノ「目ざまシート」の使い方
目ざまシートの使い方は、一般的なシートマスクと同じです。ただし、サボリーノのマスクはちょっと小さめです。そのため、シートマスクをタテ・ヨコに引っ張ってからつけることをおすすめします。
60秒経ったら、コットンサイズに折りたたんで軽く顔全体を拭き取るorパッティングしたら完了です。
サボリーノ目ざまシートを買って得する人・損する人
肌が強くて時短スキンケア重視の方におすすめ
サボリーノは化粧品代節約にもなる
・肌が強い、肌荒れしにくい
・スキンケア代を安く済ませたい
・面倒くさがり
・子育て中で自分のスキンケアに時間がかけられない
・夜、一刻も早く寝たい
・スキンケア代を安く済ませたい
・面倒くさがり
・子育て中で自分のスキンケアに時間がかけられない
・夜、一刻も早く寝たい
サボリーノ「目ざまシート」は時短スキンケアをしたい方にぴったりです。
出産したとき、カゼでお風呂に入れない時、スポーツしたあとにサッパリしたいとき、子育てで自分のスキンケアに時間がかけられないときなどはサボリーノが大活躍します。
また、化粧品代を節約したい方にもおすすめです。
筆者の場合、1ヶ月のスキンケアに7,560円かかっているので、朝晩をサボリーノに変えるといつもの半額ほどで済むようになりました。(サボリーノ1,300円×2=2,600円)
一方、サボリーノを買わないほうがいい場合もあります。
肌が敏感な人・脂性肌には不向き
・これまでに化粧品で肌荒れしたことがある
・サボリーノで美白ケアしたい
・朝起きたら顔がテカテカするほどの脂性肌
・粉がふくほどの極度の乾燥肌
・アルコールアレルギー
・サボリーノで美白ケアしたい
・朝起きたら顔がテカテカするほどの脂性肌
・粉がふくほどの極度の乾燥肌
・アルコールアレルギー
サボリーノのデメリットは、「エタノール」が多量に使われている点です。
サボリーノ「目ざまシート」はスースーして気持ちがいいのですが、肌の水分を奪う「エタノール」の配合量が多いため、ピリピリと刺激を感じる場合もあります。
また、サボリーノには過剰な皮脂を洗い流す洗浄成分が配合されていないため、朝起きた時皮脂で顔がギトギトな方も不向きです。
サボリーノ目ざまシートはヒリヒリ?使って確かめてみた
ちょっとヒリヒリ、60秒後しっとり
化粧水がヒタヒタに含まれているので、顔につけてみると「冷たっっ」と一瞬鳥肌が立ちます。つけて10秒もしないうちに、スースーしてきて、徐々にヒリヒリしてきましたが、とりあえず60秒顔にのせたままにしてみました。
60秒経ったら、シートマスクをたたんで、顔全体を1周拭き取っていきます。
使い方にあるようにパッティングしてもよいのですが、思ったより水分を含んでおりパッティングしにくいので、ササッと顔を拭けばOKです。
いつもの洗顔のように洗い上がりがさっぱりした、というよりもスースーしてスッキリしたという感じですね。脂性肌だと皮脂が残ったままでベタつきが気になるかもしれません。
肌が弱い方は注意!ヒリヒリしたらすぐ外す
筆者は少しヒリヒリする程度でしたが、人によってはその後、肌荒れすることもあります。サボリーノには刺激になりやすいエタノールが多く配合されているので肌が弱い方は使用を控えましょう。また、使っているときにヒリヒリしたらすぐに外すようにしましょう。
肌が弱い方は、オールインワンではありませんが安心して使える敏感肌用の化粧品でスキンケアすることをおすすめします。
敏感肌化粧品の詳しい選び方については「ヒリヒリしない敏感肌におすすめの化粧水ランキングと正しい選び方」をご覧ください。
化粧水と乳液と同じくらいの保湿力
60秒後サボリーノを剥がして、軽く拭き取った後に水分チェッカーで水分量をはかったところ、パック前(洗顔前)よりも10.8%水分量がアップしていました。肌の水分量の理想値は40%以上なので、サボリーノ1つでもうるおいアップができます。
保湿力はしっとりタイプの化粧水と乳液をつけたくらいです。
普通肌・混合肌の方であれば、サボリーノだけでそのままメイクをしてよいのですが、普段のスキンケアで保湿クリームが欠かせない方は保湿力に物足りなさを感じるでしょう。
パック後のシートを絞ってデコルテケアに
サボリーノでパックした後、どれくらい化粧水が残っているのかシートマスクをギュッと絞ってみたところ、7mlも含まれていました。化粧水1回分が約1.2mlほどなので、パック後でも5回以上分の化粧水がシートマスクに含まれていることになります。
軽く拭き取った後、デコルテや腕などにもつけてました。体の皮膚は顔よりも分厚いのでヒリヒリせずに使えますね。
サボリーノの化粧下地効果は?
化粧下地は肌をキレイに見せ、ファンデーションのノリを良くするためのものですが、配合成分を見てみると、肌をツルンと見せる合成ポリマー((スチレン/アクリレーツ)コポリマー)は配合されていますが、UVカット効果や肌色を調整する成分は含まれていません。そのため、サボリーノのあとにメイクをするときは化粧下地や日焼け止めをつけてからファンデーションを使うことをおすすめします。
化粧下地効果はほぼ期待できないため、サボリーノだけで過ごす場合はクレンジングを使う必要はありません。
肌が強い方におすすめ!敏感肌・乾燥肌には不向き
肌が弱い方はNG、エタノールでヒリヒリする
保湿力は化粧水+乳液したあとと同じくらい
保湿力は化粧水+乳液したあとと同じくらい
サボリーノ「目ざまシート」の洗顔効果はウソ?配合成分を分析
サボリーノには洗浄成分は配合されていない
一般的な洗顔料には、皮脂や肌表面の汚れを落とす石けん成分などが配合されていますが、サボリーノには石けん成分は配合されておらず、かわりに古い角質を落とす「クエン酸」と「リンゴ酸」が配合されています。サボリーノでは皮脂を洗い落としすぎない洗顔ができるため、洗顔後肌がつっぱる方や乾燥肌の方におすすめです。
しかし、皮脂の分泌が盛んなオイリー肌だと、十分に皮脂を洗い流すことができないため、サボリーノの洗顔効果は不十分です。
しっとりタイプのサボリーノには多少洗顔効果あり
今回使った高保湿タイプには洗浄成分は配合されていませんでしたが、黄色のサボリーノ目ざまシート(しっとりタイプ)には、殺菌・洗浄・皮脂分解効果のあるオレンジ油が配合されています。さらに、ニキビ対策としても使われるティーツリー葉油(殺菌・洗浄)も配合されているので、皮脂が多い・ニキビ肌の方はピンク色の高保湿タイプより黄色のしっとりタイプのサボリーノがおすすめです。
サボリーノは長時間つけてもうるおい効果は同じだった
サボリーノ「目ざまシート」は60秒でOKですが、それ以上顔につけているともっと保湿効果が高くなるのか調べてみました。
グラフの青線は60秒間つけて、剥がした後の水分量の変化です。緑線は通常の2倍(120秒間)肌につけたものです。
パック直後は、0.4%ほど120秒つけたままにしたほうが肌の水分量は高くなっていました。
しかし、その後はどちらも肌の水分量には大差がなく、長くつけておいたとしても肌の水分量はほぼ変化がありませんでした。
60秒でも120秒でも保湿効果には大差がなく、たった60秒でも十分保湿効果が期待できるということですね。
サボリーノ朝用マスクは夜でも使える?販売会社に直接聞いてみた
- サボリーノ「目ざまシート」は夜でも使えますか?
- 目ざまシートは朝専用マスクとして販売していますが、夜用マスクとしてもお使いいただけます。ただし、目ざまシートは朝シャキッと起きれるように香りや配合成分は夜用とは異なる配合成分でつくっていることをご了承ください。
- 敏感肌でも使えますか?
- はい、お使いいただけます。ただし、エタノールなどによりヒリヒリする可能性もあるため、お試しサイズ(5枚入り)のものから使ってみてください。また、ヒリヒリした場合や肌に異常を感じる場合はすぐに使用を中止してください。
- サボリーノでメイク落としもできますか?
- サボリーノにはクレンジング成分が配合されていないので、メイク落とし後にお使いください。
朝用「目ざまシート」と夜用「お疲れさマスク」の違いは?
夜用マスクのほうがヒリヒリしない
サボリーノには、朝専用の「目ざまシート」と夜専用の「お疲れさマスク」があります。一番の違いは、「エタノール」の配合量です。朝用の「目ざまシート」は配合量順に並べると上から4番目の位置にあり、10%近く配合されています。
一方、夜用の「お疲れさマスク」は、上から27番目にあり、その配合量は1%未満です。
そのため、肌が弱い方でもヒリヒリすることなく使えます。夜用マスク「お疲れさマスク」のほうが保湿成分の配合量が多く、夜用マスクのほうが保湿効果が期待できますよ。
夜用「お疲れさマスク」は入手困難
ただし、夜用マスク「お疲れさマスク」は限定発売なので、公式サイトでは売り切れになっており、PLAZAなどでもほぼ取扱いがありません。一部、Amazonなどの通販サイトで販売されていますが、定価1,300円の約3倍の価格3,980円となっています。
ここまで限定品となれば欲しくなりますが、よくよく考えると「お疲れさマスク」は普通のシートマスクと機能や効果は同じです。
となれば、定価の3倍も払って「お疲れさマスク」を買うよりも、普通のドラッグストアやPLAZAなどで購入できるシートマスクを買ったほうがお得ですね。
サボリーノVSルルルンパック!保湿効果の高さを比較してみた
サボリーノは本当に1枚でスキンケアができるのか調べるために、さらに他のシートマスクとうるおい力を比較してみました。
今回はサボリーノと同じPLAZAで購入したルルルンパックと比べています。
結果は、洗顔〜化粧下地までできるサボリーノよりも、保湿に特化したルルルンパックのほうが潤い効果が高い結果となりました。
どちらも水分量の理想値である40%は超えていますが、ルルルンパックは60%を超えています。
さらに、ルルルンパックをしたあとの皮脂量は、理想値である20%前後になっており、水分と皮脂のバランスが整った結果となりました。
オールインワンマスクは便利ですが、保湿効果だけに特化したシートマスクと比較すると負けてしまいましたね。
サボリーノ「目ざまシート」の美白効果は期待できない
サボリーノで「美白ケアもしたいな」と考える方は多いのではないでしょうか?
どのサボリーノにも人気の美白成分「ビタミンC誘導体」が配合されています。
しかし、サボリーノに配合されているビタミンC誘導体の種類はアスコルビルグルコシドというものです。
実は、ビタミンC誘導体の中でもアスコルビルグルコシドの美白効果は期待できないとされています。
サボリーノには、ビタミンC誘導体誘導体以外にも美白ケアに役立つ植物エキスも配合されていますが、配合量はごくわずかでグリセリン(保湿成分)やエタノール(殺菌成分)がメインとなっているため、美白ケアをしたい方は有効成分が配合されている美白化粧品を選ぶほうが効果的です。
美白化粧品を探している方は、肌が明るくなる美白化粧品TOP20比較ランキングを参考に選んでみてください。
面倒くさがりはハマる!サボリーノ「目ざまシート」の口コミを調査
良い口コミの傾向
・一瞬ヒヤッとするが洗顔しなくていいのでラク
・スキンケア化粧品代が安くなった
・60秒でOKなので寝坊したときは本当に助かる
・お布団の中で洗顔から化粧下地まで済む
・取り出しやすくて、そのまま顔に貼れる
・スキンケア化粧品代が安くなった
・60秒でOKなので寝坊したときは本当に助かる
・お布団の中で洗顔から化粧下地まで済む
・取り出しやすくて、そのまま顔に貼れる
悪い口コミの傾向
・洗顔効果が本当にあるかわからないので、洗顔後に使っている
・つけて10秒もしないうちにピリピリしてきた
・香りがキツイ
・しっとりするが、これひとつでは物足りない
・マスクのサイズが小さい
・つけて10秒もしないうちにピリピリしてきた
・香りがキツイ
・しっとりするが、これひとつでは物足りない
・マスクのサイズが小さい
超時短マスクで便利だが、ヒリヒリする可能性もあり
サボリーノ「目ざまシート」は拭き取り化粧水の洗顔効果と保湿ケアが一緒になった朝用マスクで、筆者のような面倒くさがりの方には高評価です。シートがサッと取り出しやすいといった使いやすさも人気の要因となっています。布団の中で使っているツワモノもいるようですね。
その一方で、つけるとヒリヒリする、保湿効果が足りないという気になる口コミもあります。
これまで化粧品で肌荒れしたことのない肌強めの筆者(脂性肌よりの混合肌)でさえ少しヒリヒリしたので、アルコールに弱い方や肌が敏感な方は本商品(28枚入り)を買う前に5枚入りのサボリーノから使ってみてください。
特にヒリヒリしなければ、毎朝あと10分遅く起きることができますよ。
サボリーノはAmazonで買ってはいけない!郊外のPLAZAが穴場
サボリーノ「目ざまシート」が購入できる場所は、大きく以下の3つです。
公式通販サイト
PLAZAやLoftなどのバラエティショップ
Amazonや楽天
PLAZAやLoftなどのバラエティショップ
Amazonや楽天
この中で注意すべきは、Amazonや楽天などの通販サイトです。
Amazonや楽天で販売されているサボリーノ「目ざまシート」は、通常価格より2〜3倍高い金額で売られています。
Amazonや楽天で販売されているサボリーノは公式(BLC)ではなく第三者による転売なので、割高になっており送料もかかります。間違って購入しないようにしましょう。
都心部では品薄状態、狙うは郊外のPLAZA
サボリーノ「目ざまシート」は、PLAZAやLoftなどのバラエティショップでも購入することができます。ただし、テレビやSNSの影響で人が多く集まる都心部では常に売り切れや品薄状態が続いているため、①事前に電話して在庫を確認する②都心部ではなく、郊外のお店を狙うと確実に手に入りやすくなります。
サボリーノ公式サイトをみる
ニキビ・脂性肌は黄色のサボリーノ、乾燥肌はピンクの高保湿タイプがおすすめ
サボリーノ「目ざまシート」には、今回使ったピンク色のサボリーノ(高保湿タイプ)以外にも種類があります。
それぞれ配合成分や使用感が異なるので、自分の肌にあったものを選んだり季節によって使い分けるのも楽しみの一つになるでしょう。
フルーティーハーブ(しっとりタイプ)・・・脂性肌、ニキビ肌に
サボリーノ「目ざまシート」の定番アイテムです。常時購入できるのは執筆時点で、この黄色パッケージのフルーティハーブ(しっとりタイプ)のみです。
フルーティーハーブの香りがするサボリーノ(しっとりタイプ)には、洗浄成分・引き締め成分・保湿成分・角質ケア成分をまんべんなく配合されています。
目ざまシートシリーズの中でもオレンジ油やグレープフルーツ果皮油、キュウリ果実エキス、ティーツリー葉油、アボカドエキスなどニキビや肌荒れケアに役立つ成分が最も多く配合されています。
ミンティーグレープフルーツ(すっきりタイプ)・・・脂性肌、夏に
ミンティーグレープフルーツ(すっきりタイプ)は春〜夏の間に発売された数量限定の目ざまシートです。黄色の定番「目ざまシート」と比較すると、オレンジ油など洗浄成分が配合されていないという違いはありますが、その他に大きな違いはありません。
その分、シイクワシャー果皮エキスやグレープフルーツ果皮油など柑橘系の植物エキスが配合されています。
ニキビはないけど、肌が脂っぽい方やさっぱりとしたスキンケアを好む方におすすめです。
キウイヨーグルト(ホワイトタイプ)・・・日焼け肌、くすみ肌に
キウイヨーグルト(ホワイトタイプ)は、夏に数量限定で発売された目ざまシートです。サボリーノの中でもビタミンCを豊富に含むキウイエキスやキュウリ果実エキス、くすみケアに役立つヨーグルト液などが最も多く配合されており、紫外線の多い季節から肌を守ることができます。
また、グレープフルーツ果皮油やオレンジ果汁などが配合されているおり、さっぱりとした使い心地です。日焼けしたあとの肌にも使えるため、夏のスキンケアを簡単に済ませたい方おすすめです。
ミックスベリー(高保湿タイプ)・・・うるおい力、エイジングケアに
数量限定のサボリーノ「目ざまシート」です。秋に発売されたこともあり、定番のサボリーノより保湿成分が多めに配合されています。
保湿成分だけでなく、ザクロ果皮エキスやトコフェロールなどエイジングケア成分が配合されているため、くすみなど年齢による肌悩みが増えてきた方にぴったりです。
ただし、高保湿タイプといってもエタノールが配合されており、肌がスースーしやすいので、乾燥肌・敏感肌の方は要注意です。
お疲れさマスク(夜用マスク)・・・全肌OK、保湿ケアに
お疲れさマスクは数量限定の夜用マスクです。洗顔効果のある目ざまシートと違い、保湿ケアに特化したシートマスクです。
保湿ケアだけでなく、肌荒れ・エイジングケアに役立つ「イザヨイバラエキス」や「スフィンゴモナス培養エキス」といった植物エキスが配合されています。
朝用マスクは60秒間パックした場合と120秒間パックした場合とでは、保湿効果に大きな変化はありませんでした。長くパックしてもサボリーノの場合は保湿力はほぼ同じということですね。
しかし、夜用のお疲れさマスクは保湿成分がメインになるため、4〜5分おくと、肌のうるおい力がアップします。
夜のスキンケアが面倒な方や朝のスキンケアを簡単に済ませたい方におすすめです。
寝坊しても5分で出発できるサボリーノ時短アイテム
サボリーノは目ざまシートやお疲れさマスクだけでなく、髪を早く乾かすスプレーや30秒でメイクが完了するパウダーがあります。
寝坊しても5分で準備完了できるので、揃えておくともしものときに安心です。
速く乾かスプレー
ドライヤーの前に髪の毛全体にシューーーッとスプレーするだけで、ドライヤーの時間がいつもの1/2で済みます。これは、エタノールの「揮発性(=水分と飛ばす効果)」とスプレーガスの相乗効果によるものです。
これだけでは速く乾いてもパサパサの髪になりますが、アンズ核油やアーモンド油が配合されているので、ツルンと艶のある髪に仕上がります。
朝シャワー浴びた後、顔に目ざまシートでパックし、髪の毛に速く乾かスプレーを振って乾かしている間にスキンケアが終わっているので、あとはメイクするだけで準備が終わります。ボブで5分かかっていた髪も3分もかからずに乾きました。
ラクしちゃお粉
「ラクしちゃお粉」はその名の通り、コンシーラーからファンデーション、UVカット(SPF50+、PA++++)までひとつでできるフェイスパウダーです。粉が微粒子で肌に密着するので、厚塗り感がなく使えます。ツヤ肌というよりもややマットな仕上がりなので、毛穴をしっかりカバーしたい方にぴったりです。
実際に、サボリーノのあとに使ってみましたが、ベースメイクは30秒で終わりました。目ざまシートの化粧下地効果は期待できませんが、ラクしちゃお粉にコンシーラーやUVカット機能がありますよ。
おやすミスト(ミスト状保湿液)
おやすミストはスプレー状の保湿液で、洗顔後これひとつで化粧水〜クリームまでのスキンケアが完了します。香りや配合成分は夜用マスクのお疲れさマスクとほぼ同じです。
お疲れさマスクは顔に貼って剥がさなければなりませんが、おやすミストは、洗顔後顔にスプレーするだけでいいので、ゴミも出ません。夜用として販売されていますが、朝の保湿ケアとしても使えます。
さっぱり落とシート(全身拭き取りシート)
帰ってきて、メイクを落としたくない・お風呂に入りたくないときに使えるのが「さっぱり落とシート」です。このシート1枚でメイク落とし・全身の汚れを落とし・化粧水による保湿ケアができます。
面倒くさがりな方だけでなく、体調を崩してお風呂に入れない時、仕事で徹夜になってしまった時、キャンプやフェスでシャワーが浴びられない時などにも使えます。
ウォータープルーフマスカラやファンデーションなどは落ちにくいのですが、それ以外のファンデーションやチーク、アイラインなどはヒタヒタのシートで拭き取ることができました。
サボリーノシリーズは、目ざまシートだけでなく、ドライヤーを速く乾かしたり、一秒でも早くメイクを済ませたい時など、ひとつあると便利なものばかりですね。
個人的には、髪を速く乾かす「速く乾かスプレー」とお風呂に入らずに済む「さっぱり落とシート」はストックするほどお気に入りです。
サボリーノはヒリヒリすることも!肌が強い人には味方になる
サボリーノ「目ざまシート」の欠点は、
・肌がヒリヒリする可能性が高い
・極度の乾燥肌には不向き
・オイリー肌への洗顔効果は低い
・極度の乾燥肌には不向き
・オイリー肌への洗顔効果は低い
ということです。
そのため、使う人が限られるシートマスクですが、肌が強い方には時短の強力な味方になるでしょう。
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