【画像あり】フィリップス「ルメア」半年でどこまで脱毛できるか実験!

[公開日]2017/10/06

PHILIPS光美容器 ルメア

「2回使って脱毛効果を実感できる」と言われるフィリップスの光美容器「ルメア」ですが、本当に2回でツルツルになるのか、気になるところではないでしょうか?

家庭用脱毛器は自宅で好きなときに脱毛できるというメリットはありますが、買ってみたら思ったほど効果がなかったということもありえます。

そこで、ルメアアドバンスを実際に半年使って脱毛効果を確かめてみました。

購入前に検討すべき点とケノンと脱毛効果を比較した結果もまとめたので、ルメアを検討している方は購入前にご一読ください。


《ガイド:広沢蝶子》
アンチエイジングの神様にて、脱毛ジャンルの企画編集を担当。1年中あらゆる家庭用脱毛器の脱毛効果を検証中。


ワキ・VIO・顔の脱毛はルメア「アドバンス」がおすすめ


フィリップスの光美容器「ルメア」シリーズにはいくつか商品があります。

どの光美容器も家電量販店・ネット通販で購入できますが、価格や特徴が異なります。「安いから」という理由だけで決めないようにしましょう。

ルメア プレステージ
表 フィリップス ルメア プレステージ光美容器

ルメアシリーズの最上位モデルは「ルメア プレステージSC2009/70」です。ルメア プレステージはコードレス式タイプの家庭用脱毛器で、ボディ用・ビキニライン用・顔用3つのアタッチメントがついています。

しっかり肌に密着しないと照射されないよう安全リングがついているのもプレステージの特徴です。ルメアシリーズの中では脱毛効果が最も期待できるとされていますが、その分価格が高くなっています。

ルメア アドバンス(シャンパンゴールド×ホワイト)
表 フィリップス ルメア アドバンス ゴールド 光美容器

ルメアアドバンスSC1999/70は、ルメア プレステージとデザインや性能は似ていますが、コンセント式である点と照射パワー、価格が異なります。

コンセント式のため、プレステージのように充電を気にすることなく全身脱毛ができます。(3タイプのアタッチメント付き)

肝心の脱毛効果ですが、ルメアプレステージもアドバンスも照射ランプはどちらも1本で脱毛パワーの違いに決定的な差はないでしょう。価格はルメアアドバンスのほうがプレステージよりも1万円以上安く購入できます。

ルメア アドバンス(ピンク×ホワイト)
表 フィリップス ルメア アドバンス ピンク

ルメアアドバンスには、シャンパンゴールド×ホワイトSC1999/70のほかにもピンク×ホワイトSC1993/70というモデルもあります。

大きな違いとしては、シャンパンゴールド×ホワイト(SC1999/70)には連射モードが搭載されていますが、ピンク×ホワイト(1993/70)には連射モードが搭載されていないという点です。

また、シャンパンゴールド×ホワイト(SC1999/70)には3つのアタッチメント(ボディ用・顔用・ビキニライン用)がついていますが、ピンク×ホワイト(1993/70)にはボディ用のアタッチメントしかありません。

ルメア エッセンシャル(ピンク×ホワイト)
表 フィリップス ルメア エッセンシャル

ルメアエッセンシャルSC1984/70は、ルメアシリーズの中で最もコンパクトで軽い家庭用脱毛器です。

ルメアプレステージやアドバンスは約500g近くあるので、全身のムダ毛処理をしていると腕が疲れてきますが、ルメアエッセンシャルは206g(1/2以下)と軽量です。

ルメアエッセンシャルは、照射回数が20万回で照射力もやや弱めですが、その分2万円代で購入できます。

どれも試してみましたが、脱毛効果・使いやすさ・価格のバランスから、ルメアアドバンスにしました。ルメアの各脱毛器の特徴をまとめると以下のようになります。

フィリップス ルメア 家庭用脱毛器

 
フィリップス ルメアプレステージ
ルメア プレステージ
フィリップス ルメアアドバンスsc1999
ルメア アドバンス
フィリップス ルメアアドバンス ピンクsc1993
ルメア アドバンス ピンク
フィリップス ルメア エッセンシャルピンク sc1984
ルメア エッセンシャル
価格/型番

66,096円(税込)
SC2009/70モデル

51,531円(税込)
SC1999/70モデル

38,700円(税込)
SC1993/70モデル

25,990円(税込)
SC1984/70モデル
照射面積

2.0㎠ / 4.0㎠

2.0㎠ / 4.0㎠

4.0㎠のみ

4.0㎠のみ
照射回数

最大25万発

最大25万発

最大25万発

最大20万発
照射パワー
★★★★★
★★★☆☆
★★★☆☆
★★☆☆☆
タイプ

コードレス式

コンセント式

コンセント式

コンセント式
※価格は執筆時点の楽天市場を参考

では、ルメアアドバンスにはどんな特徴があるのか、メリットとデメリットに分けて調査してみました。

皮膚科医共同開発「ルメア」はサロンと同じフラッシュ脱毛


全世界で販売されているフィリップスの光美容器「ルメア」は、皮膚科医と共同で開発された家庭用脱毛器です。

ルメアは光を照射してムダ毛を生えにくくする美容器のため、正式名称は「光美容器」ですが、脱毛サロンと同じ光脱毛式の脱毛器ですね。

ルメアのメリット・・・顔・ビキニラインもOK
・脱毛サロンと同じ光脱毛式脱毛ができる
・照射回数が25万回あり、全身のムダ毛ケアができる
・顔の産毛やヒゲ、ビキニラインの脱毛もできる
・アジア人の肌で安全性が確認されている
ルメアアドバンスには、照射面にセンサーが搭載されており、肌の色に応じてセンサーが照射可能か判断してくれます。

ルメアのデメリット・・・全身には不向きか
・替えカートリッジがないため、使い切ったら買替えが必要
・468gあり、長時間使うには疲れる重さ(468g)
・レベル3以上になるとバチッとした痛みを感じる
・抑毛効果はあるが、永久脱毛できない

世界的にも有名な光美容器「ルメア」は安全に使えるところがポイント

フィリップスの光美容器「ルメア」は、脱毛サロンと同じ光脱毛式でムダ毛処理できるため、カミソリや毛抜きで肌を傷めることなく自宅で本格ケアができます。

多くの家庭用脱毛器では使用禁止となっている顔(もみあげ部分も可能)やビキニライン・男性のヒゲ脱毛も可能です。

ただし、ハンディタイプの家庭用脱毛器のため、本体がやや重ためです。(約500mlペットボトル1本分の重さ)また、近頃は替えカートリッジがあるタイプが主流ですが、ルメアは25万回照射したら照射ができなくなる「使い切り型」の脱毛器のため、買い換える必要があります。
照射可能な部位が多いところはルメアのメリットですね。ただ、使用時の痛みや重さなどが気になるところです。

これらのメリットやデメリットをルメアアドバンスを購入した方はどう感じているのか、口コミの傾向を分析してみました。

フィリップス「ルメアアドバンス」は痛い?効果なし?口コミ調査


良い口コミ・・・安全に自宅脱毛できる点が高評価
・半年使うと、肌がすべすべになってきた
・皮膚科医と共同開発で肌に優しい感じがする
・顔の産毛も脱毛できる
・出産してから脱毛サロンに行けなくなっていたので、自宅でできて助かる

悪い口コミ・・・効果の実感にばらつきあり
・ワキとビキニラインは1年以上使っているが、まだ生えてくる
・レベル3以上だと痛い
・顔の産毛には効きにくい
・足と背中は時間がかかるのと、当て漏れがある
・全身に使っているが重たくて疲れる
・残量が気になるが、あと何回使えるかわからない
・家電量販店で買ったが、ネットや店舗によって価格に違いがある

フィリップス「ルメア」の脱毛効果は実感できるが全身より部分向き

フィリップスの「ルメアアドバンス」は、脱毛サロンと同じIPL式の光フラッシュです。光フラッシュがメラニン色素にダメージを与えていくため、購入者の口コミでも使い続けていくうちに脱毛効果を実感できているという口コミが多くあるようですね。

使用期間が長い人ほど効果を実感している傾向にありますが、剛毛の方やワキ・VIO(ビキニライン)の脱毛効果を実感するには1年以上かかるようです。

短期間で脱毛したい方には向いていませんが、脱毛サロンに通っていた方(すでに脱毛経験済みでたまに生えてくる毛の処理)や部分的な脱毛処理をしたい方誰もが知っているブランドのものを使いたいという方におすすめです。
これらの口コミは本当なのか実際にルメアを使って脱毛効果を検証したレビューをお伝えしますね。


《画像あり》家庭用脱毛器ルメアの脱毛効果を半年使ったレビュー


フィリップス ルメア家庭用脱毛器

ルメアアドバンスを2週間に1回使い、脱毛効果を確かめてみました。脱毛箇所は、ワキ・Vライン(ビキニライン)・ヒザ下(すね)・ヒジ下・顔・背中の6箇所です。

ルメアアドバンスの使い方
ルメアアドバンスは、電源ボタンと照射ボタンの2つだけで操作ができます。

フィリップスルメア 使い方

照射面に安全リングという誤照射を防ぐ機能が搭載されており、肌に密着していないと照射されません。操作がシンプルで安全な設計がされているため、はじめて使う方でも迷うことなく使い始められると思います。
アタッチメントは3つあり、使用部位によって使い分けができます。ビキニラインと顔のアタッチメントが替えられるので衛生面が気になる方も安心です。

フィリップス ルメア 照射面積 アタッチメント


ワキ・・・10回目で生えてくるスピードに変化あり
フィリップス ルメア ワキ脱毛

ワキ脱毛は口コミにもあったように10回の照射では足りません。

生えてくるスピードが遅くなるものの、毛質自体が細くなったという感覚はなく、翌日には再びワキ毛が生えてきます。
ワキが黒ずんでおり、レベル5だと痛みを感じるためレベル3でおこなっています。まだまだノースリーブを着るのは難しそうです。

ヒザ下・・・毛が細くなってきた
フィリップス ルメア すね毛脱毛

ヒザ下(すね)はもともと毛がしっかり生えており、2日放置するとチクチクするほどでした。

ルメアを10回ほど使ってからは、すね毛の生えてくるスピードが遅くなり、毛も細くなってきたのを実感します。
ただ、もともと剛毛だったこともあり2日も放置すると再びチクチク生えてくるので、まだまだ照射が必要です。

Vライン・・・あまり変化は感じられない
ビキニラインはレベル3以上だと痛かったので、レベル3で10回ほど照射しました。

ただ、光がメラニン色素に反応するため、ビキニラインでも肌が黒ずんでいるところはチクっと痛みを感じます。

脱毛効果についてですが、毛が密集していることや1本1本がしっかり生えているため半年使ってもツルツルにはなりません。
照射レベルをあげると脱毛効果は早く実感できるとわかっているものの、痛みが増すのでVラインは長期戦になりそうですね。

腕・・・毛穴も目立たなくなってきた
フィリップス ルメア 腕脱毛

腕は足やワキ毛よりも毛が薄く・細かったため、10回の照射でほぼムダ毛が気にならなくなりました。

ただ、永久脱毛ではないため2〜3日経つと細々と生えてきます。

定期的に使い続ける必要はありますが、3週間に1回のペースでも良さそうなくらいです。
腕は、カミソリでのムダ毛処理で赤くなっていましたが、ルメアに変えてからは赤くならなくなりました。


背中・・・重くて疲れる上に効果がまばら
フィリップス ルメア 脱毛効果背中

ルメアでの背中脱毛は、正直おすすめしません。

というのも、自分ひとりで照射しようとするとどこに当てたかわからなくなり、照射漏れが発生するからです。

鏡を見ながら使っても背中は広いので、脱毛効果があるところとそうでないところが出てきます。
そして、何よりルメアが重たいので、腕が疲れますね。ワキだけなど短時間であればいいのですが、脱毛範囲が広いところは照射に長時間かかるため地味に疲れます。

顔・・・産毛への効果は弱い
顔脱毛 フィリップス ルメアアドバンス

顔の産毛は、顔色を左右するとも言われています。

そこで、目から下(頬・鼻の下・あご)の産毛脱毛をしてみましたが、産毛はメラニンの量が特に少ないため、10回照射してもツルツルになったという実感はありませんでした。
産毛が全体的に目立たなくなったというのはありますが、産毛の脱毛はメラニンの影響があり、回数が必要ですね。

ルメアはひげ脱毛もできる
ルメアはヒゲ脱毛もできます。ルメアアドバンスは、顔用のアタッチメント(2㎠)があるので、鼻の下やあご下・もみあげ部分の髪の毛との境目も脱毛処理しやすくなっています。

ただ、ヒゲは体毛の中でも1,2を争うほど太いため、ワキ毛やVライン脱毛のように1年以上の長期戦になるでしょう。
毛穴から毛が見えていると、痛みが増すので、保冷剤で冷やしながら使うことをおすすめします。

腕や指毛は10回ほどですべすべになるが、ワキ・ビキニラインは10回以上は必要

腕や足などの毛の太さ・濃さであれば照射10回(約半年)ほど照射すると脱毛効果を実感できるでしょう。

ただし、ワキ毛やVライン、ヒゲなど1本1本が太いところは10回照射してもチクチクと生えてきます。

また、意外とバチっとした痛みがあったためレベル4~5で使うのは難しいところがありますね。保冷剤を使いながらレベル4や5で照射すると効果をより実感できるでしょう。
腕以外は10回以上照射が必要なことと、意外と本体が重いので全身脱毛には向いていないかもしれません。

全身脱毛は1時間以上かかる
ちなみに、筆者のようにルメアで全身脱毛をしようとした場合、照射は1020回ほど必要になります。

レベルが上がるにつれて照射間隔が長くなるため、(照射してから、次の照射ができるまでのエネルギーチャージ時間)レベル3だと1時間以上はかかりますね。

フィリップス ルメア 全身脱毛


ルメアは美顔機能あり?販売元のフィリップスに問い合わせてみた


ルメアを使っていて、気になったことを販売メーカー「フィリップス」に問い合わせてみました。

毎日使うと脱毛効果は早く実感できますか
いえ、フィリップスでは2週間に1回を目安に使うことをおすすめしています。毎日照射しても毛の生えるスピードに合わせて照射しないと脱毛効果が得られないためです。ただ、生えてくるスピードが遅くなったなど変化があった場合は照射間隔を3週間に1回、4週間に1回と空けて使えます。


肌が弱いのですが、ルメアは使えますか
肌が弱い場合、照射した後に赤くなったりかゆみがでる可能性があります。また、火傷のリスクもあるため、保冷剤でしっかり冷やしてからご使用ください。また、照射後は保湿ケアを行うようにしてください。心配な方は、かかりつけ医に相談することをおすすめします。


ルメアは替えカートリッジがないので、使い切ったら買い替えになりますか
はい、買い替えが必要です。カートリッジ交換式ではないため、約25万回照射すると使用不可となります。


やはり照射レベルがあがるにつれて痛くなりますか
日本人の毛にはレベル4か5を推奨していますが、照射レベルがあがるにつれてゴムで弾いたようなパチンとした痛みが強くなります。痛みを感じた場合は、照射レベルを下げてご使用ください。また、保冷剤で冷やしながら照射すると痛みを感じにくくなります。


照射できない部位を教えてください
ルメアは、頬骨より上(眉間やおでこ)とVIOのIOライン(粘膜部分)は照射ができません。また、ほくろやニキビ、シミ、そばかすを避け照射してください。肌荒れ、日焼け肌のときなど肌状態が弱っている時は使用を控えてください。


VIOラインに使えないのはなぜですか
光フラッシュ式の脱毛器はメラニン色素に反応して、毛にダメージを与えます。フィリップスでは、VIOライン部分は毛が密集しているだけでなく、デリケートゾーンの摩擦等により黒ずみやすい箇所のため、すべての方が安全に使えないと判断しています。


何回照射したかわからないのですがどうしたらいいでしょうか
ルメアアドバンスは照射回数の表示画面がないため、あと何回使えるか残量はわかりませんが、最大25万回照射ができるため、全身に使った場合でも2年以上は使用可能と考えております。


ルメアは美顔機能もありますか
いえ、ルメアアドバンスはあくまで抑毛のための機器になるため、美顔機能はございません。ただし、顔の産毛が目立たなくなり、トーンが明るくなったという方が多くいらっしゃいます。


妊娠中でもルメアを使っていいのでしょうか
はい、妊娠中の方にもルメアは使用可能となっております。ただし、妊娠中は体がデリケートになっていたり、肌が乾燥しやすくなることもあるため、痛みを感じやすい場合があります。そのため、レベル1から少しずつあげていくようにしてください。


家庭用脱毛器「ルメアアドバンス」を使ってわかった効果とデメリット


ルメアが向いている人
・腕やワキ毛など部分的な脱毛をしたい
・剛毛ではない
・痛みに強い
・早く脱毛したいわけではない

ルメアが不向きな人
・足(ヒザ下・太もも)やうなじ、背中など全身気になるところを自宅で脱毛したい
・半年以内でツルツルになりたい
・脱毛サロンや医療脱毛並の効果が欲しい
・痛みに弱い
・肌が弱い(敏感肌、アトピー肌)
・毛深い、剛毛
・ワキ毛やビキニラインなど毛が太い部位の脱毛をしたい
・1時間以上照射し続けられない
筆者の腕くらいの濃さであればルメアを買って正解ですが、脱毛サロンや医療レーザーのような脱毛効果を期待している方には物足りなさを感じるかもしれません。


使ってわかったルメアアドバンスの気になる4つのポイント

照射面積が狭いので時間がかかる
照射面積の広さというのは、使ってみないと実感できませんが、ボディ用で4㎠・ビキニライン用&顔用は2㎠しかありません。

指毛や細かい所の脱毛には向いていますが、照射面積が4㎠しかないので、足の照射だけでも片足約200回必要になり、時間も20分以上はかかります。
照射面積が狭いと、時間がかかるだけでなく、当て漏れの可能性が高くなります。特に背中など自分の目で直接見えないところは当て漏れしやすかったですね。

ルメア本体が重たいので長時間使用には不向き
ルメアアドバンスは約468gです。(ペットボトル1本分)

ワキや腕など部分的な照射であれば15分程度で終わるので問題ありませんが、全身に使おうとした場合、1時間以上持ったままなので腕が疲れます。
家電量販店で見たときはサンプル品だったため、軽かったのですが、買ってみてその重さにびっくりしました。

残量がわからない、使い捨て型脱毛器
ルメアアドバンスは、最大25万回照射ができますが、残量を表示する画面はないため、あと何回使えるのかわかりません。

また、替えのカートリッジがないため、照射できなくなったら買い替えが必要となります。家庭用脱毛器では永久脱毛できず、生えにくくなった後も定期的に照射していく必要があるため、数年後買い替えなければなりません。

レベル3以上になると痛い
ルメアアドバンスはレベル1から5まで照射力を選べますが、レベル3以上になるとパチンとした痛みを感じやすくなります。(個人差あり)

レベルが高くなればなるほど脱毛効果は期待できますが、痛みを感じないようレベルを下げるか、脱毛効果を優先させて痛みを我慢するか選ばなければならないところがデメリットですね。
ちなみに、夜こっそり使おうとしましたが、作動音がブォーンとなるので、深夜向きではなかったですね。


買うと損?ルメアの脱毛効果をケノンと比較してみた


ルメア アドバンス ケノン 価格効果比較

ルメアは一定の脱毛効果は期待できますが、ワキやビキニラインなど太い毛の脱毛効果は長期戦になるので、根気強く使い続けられるかが評価の分かれ目になりそうですね。

最後に、同じ家庭用脱毛器の中でも口コミ評価が高いケノンと効果やスペックを比較してみました。

同じ回数でもケノンの方が脱毛効果が期待できる
フィリップス ルメア ケノン比較

ルメアアドバンスとケノンともに10回使った時点でワキ脱毛の効果を比較すると、画像のようにケノンのほうが毛穴が目立たなくなっていることがわかります。

ケノンもルメアアドバンスと同じフラッシュ式脱毛ですが、照射ランプが2本ついており照射パワーの差が脱毛効果に出ています。

照射面積は狭いほうが時短&照射漏れしにくい
フィリップス ルメアアドバンス ケノン比較

ルメアアドバンスとケノンの照射面積を比較すると、ケノンのほうが2倍以上広くなっています。

ルメアアドバンス2回分がケノン1回で済むということですね。ケノンは照射時間が短くて済むというメリットだけでなく、一度にまとめて広い範囲の照射ができるため、照射漏れしにくいというメリットもあります。

ルメア25万回も多いがケノンは100万回照射可能
ルメアアドバンスは最大25万回照射できます。家庭用脱毛器の中でも照射回数が多くなっていますが、ケノンはルメアアドバンスの4倍多い100万回照射が可能です。

部分脱毛が得意なルメアと全身脱毛が得意なケノン

 
フィリップス ルメアアドバンス
ルメア / フィリップス
価格

51,531円(税込)

69,800円(税込)
照射面積

2.0~4.0㎠

7.0~9.25㎠
照射回数

最大25万発

最大100万発

照射コスト

0.20円/1発

0.0185円/1発
照射パワー

照射ランプ1本

照射ランプ2本
脱毛可能範囲

全身/ワキ/Vライン/顔(目より上はNG)

全身/ワキ/VIOライン/眉/ヒゲ
カートリッジ

なし
使い切り型

あり(5種)
交換して長く使える
※価格は執筆時点
※照射コストは価格÷照射回数で算出

ルメアアドバンスは、照射面積や照射回数を考えると部分的な脱毛に向いています。

一方のケノンは、自宅でワキやVラインの脱毛や全身脱毛をしたい方に適しています。

本体価格はルメアアドバンスが51,531円、ケノンが69,800円と1万円以上差がありますが、1回あたりのコストを比較すると、ルメア1発のコストでケノン約20回分照射できる計算です。

1発あたりのコスト比較
ルメア 0.20円/1発
ケノン 0.0185円/1発
どうしても本体の価格で高いか安いかを判断してしまいますが、1発あたりのコストを計算すると本当にお得な脱毛器はどれか見えてきますね。


剛毛・毛深い人ほどケノンが向いている理由


kenon_ケノン 脱毛効果<br />
 家庭用脱毛器


ケノンは家庭用脱毛器の中でも購入者が多く、レビュー記事や口コミの数が多いため、「うさんくさい」と感じる方も多いのではないでしょうか?

実は、筆者がケノンを購入する際も同じことを感じていました。ただ、脱毛サロンに行くほどお金は出せないし恥ずかしという思いがあり、試してみたいと感じたのも事実です。

最後に、他の家庭用脱毛器よりもケノンが優れている点をまとめたのでお伝えします。

一見すると高いが、コスパが良い
ケノンの本体価格は69,800円(税込み)です。高いと感じますが、1発あたりのコストを計算するとケノンは他の家庭用脱毛器よりもコスパが良い(1発0.0185円)という特徴があります。

また、価格はそのままで替えカートリッジがついてくる特典もあり、実際は1発0.0185円以下です。

本体が2万円でも照射回数が5万回だと1発あたり0.4円となり、ケノンの約20倍以上も高くなるので、損をしないように1発あたりいくらかかるのかで判断するようにしましょう。
剛毛・毛深い人ほど照射回数が多く必要になるため、本体の価格よりも1発あたりのコストが安い脱毛器を選ぶことをおすすめします。


照射ランプが2本搭載されている
脱毛効果をチェックするとき「照射ランプの本数」はひとつの判断材料となります。

ランプが1本のものよりも2本のほうが光量が多く、その分多くメラニン色素に働きかけることができるからです。

ルメアアドバンスをはじめ、ほとんどの家庭用脱毛器のランプ1本のみとなっています。
特に、ワキ・あし・VIO・ヒゲ脱毛を考えている方は、照射ランプの本数をチェックしてみてください。

シミ・黒ずみ・ニキビ・毛穴対策に使える美顔機能が標準装備
ケノンの美顔機能は本体に標準装備されているため、カートリッジを美顔用に変えるだけで使うことができます。(特典で美顔カートリッジがもらえる可能性あり)

筆者の場合、美顔機能の存在よりも脱毛効果を期待してケノンを購入しました。

しかし、脱毛効果を実感し始めるとムダ毛がなくなった分ワキやデリケートゾーンの黒ずみが気になりはじめ、試しにと思い顔よりも先にワキやデリケートゾーンの照射から使い始めました。

そのおかげで、ワキ脱毛10回目には、脇の黒ずみも目立たなってきたのです。

ケノンの美顔機能は、エステサロンの「フォトフェイシャル(肌の内側からハリを出す)」とほぼ同じ仕組みで、顔のシミや黒ずみ、毛穴やニキビ、ハリ不足にも使えます。
美顔機能の場合、痛みはゼロでじんわり温かくなります。


月3,000円〜分割払いが利用できる
ケノンは69,800円しますが、分割払いも可能になったため、月額3,000円〜の分割払いで購入できます。

筆者が購入した時は分割払いができなかったので、お金を貯めてから購入をしましたが、分割払いができるので、欲しいときに購入できますね。

製造は国内でおこなわれており、保証期間が1年間あるので、もしものときも安心です。

※家庭用脱毛器「ケノン」はエムロックが販売しています。通販限定ですが、類似品や偽物が出まわっているので、以下の公式ページから購入することをおすすめします。

ケノン公式サイトへ
筆者は、ケノンの使い方や使う頻度など何回も電話で質問したことがありますが、その都度的確にアドバイスしてもらえます。購入後のアフターフォロー体制が整っているところも評価できるポイントです。


フィリップスのルメアでワキ・VIO脱毛は半年以上かかる


フィリップス「ルメア」は2回で効果を実感できると言われていますが、筆者のように剛毛の場合は約半年(10回)かかります。

ただし、使う期間が長くなるほど脱毛効果は実感でき、腕は約10回ほどですべすべになりました。

ルメアは、自宅で自分の好きなときに脱毛ができるというメリットはありますが、替えカートリッジがなく使い捨て型であり、ワキやVラインの脱毛には時間がかかるというデメリットがあります。

家庭用脱毛器を購入するときに何を重視するかによっても変わりますが、カミソリでムダ毛処理をしたくない・脱毛サロン並の効果が欲しいという方であれば、ルメアよりもケノンをおすすめします。

ケノンの公式サイトへ

※記事中の商品「アヤナストライアルセット」は販売終了し、「ディセンシア」にリニューアルされています。


◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


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