コンビニで水を買うよりも安い!アルピナウォーターを使って検証した結果
[公開日]2017/07/04[更新日]2018/03/07
アルピナウォーターの安い価格は魅力的です。
しかし「安いだけで、衛生面に不安があるのでは?」などと不安に思い、本当に契約して良い商品なのかどうか迷う方も多いと思います。
そこでこの記事では、水メーカーで水質分析官として勤めた経験を持つ筆者がアルピナウォーターとその他12種類のウォーターサーバーを実際に使って比較した評価をお伝えします。
アルピナウォーターの契約を決める前に、ぜひ読んでみてください。
目次
《ガイド:高島麻呂》
飲料水メーカーにて水質分析官として勤務後、アンチエイジングの神様にて健康ジャンルの企画編集を担当。
飲料水メーカーにて水質分析官として勤務後、アンチエイジングの神様にて健康ジャンルの企画編集を担当。
悪い口コミの真相は?元メーカー員がアルピナウォーターを使った総合評価
アルピナウォーターの総合評価
アルピナウォーターはコスト重視のウォーターサーバーです。
アルピナウォーターのウォーターサーバーの機能は非常にシンプルで、搭載されている機能は温水のチャイルドロックなど必要な機能だけに絞られていました。
アルピナウォーターは、安くて無駄のないウォーターサーバーであると言えます。以下の公式サイトより申込みが可能です。
アルピナウォーターの公式サイトへ
アルピナウォーターがなぜこのような評価になったのか、口コミと実際に使った結果を紹介していきますね。
電気代が高い?アルピナウォーターの口コミ評判
良い口コミの傾向・・・料金の安さを喜ぶ声が多い
・毎月の料金が安いので嬉しい
・硬度が低い軟水なので赤ちゃんに安心
・注文ノルマがない
・配達の時間指定や留守対応もしてくれる
・お茶を淹れて飲むと美味しい
・硬度が低い軟水なので赤ちゃんに安心
・注文ノルマがない
・配達の時間指定や留守対応もしてくれる
・お茶を淹れて飲むと美味しい
悪い口コミの傾向・・・配送料金が気になるという声も
・本州以外は配送料金がかかる
・音がうるさいと感じる時がある
・定期配送をしてほしい
・独自の機能がもっとあると良い
・電気代がもう少し安いと嬉しい
・音がうるさいと感じる時がある
・定期配送をしてほしい
・独自の機能がもっとあると良い
・電気代がもう少し安いと嬉しい
口コミを見ると「価格が安くて嬉しい」という声が多くありました。また、アルピナウォーターは水の代金が安いのですが、水の味についても高評価でした。
「音がうるさいと感じる」という点や「独自の機能がもっとほしい」という意見もありましたが、使用感についての良し悪しは実際に使ってみて判断したいと思います。ここからは詳しく6つのポイントに分けてお伝えします。
《ウォーターサーバーの評価ポイント》
価格(月額費用)の安さ
ウォーターサーバーの使いやすさ
チャイルドロックの安全性
デザインの良さ
水の安全性(雑菌対策の充実度)
会社の信頼性、サービスの良さ
RO水の最安値!アルピナウォーターサーバーの価格
価格(月額費用):
《アルピナウォーター 月額費用内訳》
水代(24L) 2,058円(税抜) + レンタル料 572円 + 電気代 1,000円~ = 3,630円~
水代(24L) 2,058円(税抜) + レンタル料 572円 + 電気代 1,000円~ = 3,630円~
家族人数別の月額費用シミュレーション
1人暮らし ¥2,258~(8L)
2〜3人家族 ¥3,630~(24L)
3〜4人家族 ¥5,002~(40L)
2〜3人家族 ¥3,630~(24L)
3〜4人家族 ¥5,002~(40L)
500mlあたり約42円!月額費用が安くなった要因は水代
価格の比較を行うために、全国のウォーターサーバーのメーカーの24L使用時の月額費用を30社以上調査してみました。すると、24L使用時の月額費用平均は4,300円となりました。アルピナウォーターの24L使用時の月額費用は3,630円~となっており、この平均額を大幅に下回ります。
他社と比較しても料金が安いウォーターサーバーです。
レンタル料がかかる代わりに注文ノルマがない
アルピナウォーターのウォーターサーバーには1ヶ月572円のレンタル料金がかかります。しかし、他社のウォーターサーバーでよくある「最低1ヶ月に◯本頼んでください」という注文ノルマがありません。
好きなときに好きな分だけ水を注文することができるので、あまり水を使わない月でも安心ですし、1〜2人家族でも安心して使えます。
月の電気代は電気ポットと同じくらい
アルピナウォーターのウォーターサーバーを入れると「電気代が高くなるのではないか?」と心配になるかもしれませんが、月に1000円〜というのは電気ポットの月の電気代程度です。単に「電気代が高いから良くない」と判断するのではなく、ウォーターサーバーを置くことで電気ポットが必要なくなり、冷水も出て便利になることを考慮して判断するようにしましょう。
他社比較!アルピナウォーターの水はどれだけ安いのか
本当にアルピナウォーターの水が安いのか、他社製品と比較してみました。主なRO水「クリクラ」「コスモウォーター プラスプレミアム」の500mlあたりの値段を算出し、比較します。
コスモウォータープラスプレミアム 500mlあたり約52円
クリクラ 500mlあたり約52円
アルピナウォーター 500mlあたり約42円
クリクラ 500mlあたり約52円
アルピナウォーター 500mlあたり約42円
天然水よりも安い傾向にある「RO水」の中でも、最も安いのが「アルピナウォーター」です。
コンビニでは500mlペットボトルが100円程度で売られているので、それと比較するとかなり安い値段ですよね。
アルピナウォーターは操作が簡単で迷わない
使いやすさ:
ボトル交換 | 注ぎやすさ | 動作音 | 初回設置 |
8Lボトルで 交換しやすい | 操作が わかりやすい | 少し 音がする | 自分で設置 |
シンプルな設計で誰でもすぐに使える
約85℃の熱湯=赤のレバー、約5℃の冷水=青のレバーという、2つのレバーしかなく、シンプルで誰にでもわかりやすい操作方法です。高齢者の方でも戸惑うことなく、安心して使えます。
8Lの軽量ボトルなので女性でも交換できる
アルピナウォーターのボトルは一般的な12Lよりも軽い8Lの軽量ボトルなので、女性の方でもボトルの交換作業はあまり苦になりません。ワンウェイボトルなので空ボトルが捨てられる
クリクラやアクアクララなどの大手のウォーターサーバーのボトルは、使った後に回収する「リターナブルボトル型」になっています。その場合は空になったボトルまで取っておかねばなりませんが、アルピナウォーターはその都度捨てられるワンウェイボトルなので、保管場所が必要ありません。
日常ではほとんど音は気にならない
アルピナウォーターのウォーターサーバーには「作動音が気になる」という口コミもあったので、ウォーターサーバーからどれほどの音が発せられているのかを調べるために、ウォーターサーバーの裏に騒音計を当てて音の大きさを計測しました。
すると、オフィス内の数値は41.6dbAでしたが、アルピナウォーターのウォーターサーバーのそばだと45.7dbAに上がりました。
40dbAは例えるなら図書館の音量、50dbAだと静かな事務所の中くらいだということなので、あまり数値に差はないと判断できます。
家庭のリビングやキッチンに置くのであれば、テレビの音や冷蔵庫などの音の方が大きく、あまり音が気になるということはないと思われます。
初回設置は自ら行わなければならない
アルピナウォーターを注文すると、宅配便でウォーターサーバーとウォーターボトルが届きます。段ボールに同梱されている、取扱説明書を見ながら、初回設置は自分で行わなければなりません。
難しい作業は一切なくて簡単なので、どなたでも設置作業はできるかと思います。
アルピナウォーターは温水のみチャイルドロック
チャイルドロックの安全性:
アルピナウォーターのチャイルドロック解除方法
アルピナウォーターの温水は二つに分かれたレバーを重ねてつまみ、下ろせばお湯が出ます。
この時、レバーをきれいに重ね合わせてつままないと、レバーを下ろすことができず、お湯が出ない仕組みです。大人でも雑につまむとレバーが下りないこともあります。
温水にのみチャイルドロックがついている
温水の方にはチャイルドロックが付いており、小さな子どもが誤って握ったりイタズラしたりして起こる事故を防いでくれます。しかし、冷水にはチャイルドロックがついていないので、小さなお子さんがいる家庭では注意や対策が必要です。
日頃からウォーターサーバーが危ないことは教えたほうが良いでしょうし、乳幼児の場合は誤って手を触れないように、蛇口の部分にカバーをかけるなどの工夫が必要になるでしょう。
アルピナウォーターはシンプル&スリムなデザイン
見た目 | サイズ | カラー |
シンプルな デザイン | 幅30cm 奥行31cm 高さ97cm | 白のみ |
サイズはかなりスリムでスペースを奪わない
アルピナウォーターのウォーターサーバーは、床置タイプのウォーターサーバーの中でもトップクラスのスリムさを誇ります。サイズだけでいえば、家具の隙間などにも収まり、リビングやキッチンに設置しやすいウォーターサーバーであるといえます。
白一色のみでデザイン性はあまりない
アルピナウォーターのウォーターサーバーは、病院や薬局等で見かけるいかにも「ウォーターサーバー」といったデザインです。コスト重視のウォーターサーバーであり、あまりデザインにはこだわっておらず、カラーバリエーションは白一色のみとなっています。
デザイン性よりも安さが大事という人のためのウォーターサーバーです。
アルピナウォーターは2年に1度サーバー交換
水の安全性:
雑菌対策 | 放射能検査 | 水 |
2年ごとに 新品に交換 | 1ヶ月に1度 サイトで公開 | 品質管理された RO水 |
2年に1度、ウォーターサーバーを交換してもらえる
アルピナウォーターでは、2年に1度整備済みの新品同様のウォーターサーバーを交換してもらえます。同じウォーターサーバーをずっと使い続けるのではなく、定期的に交換してもらえるのであれば、いつまでも安心して使い続けていけますね。
毎月定期的に放射性物質の検査を実施
アルピナウォーターは毎月放射性物質の検査を実施し、公式サイトに検査結果を公開しています。もちろん、これまで放射性物質で問題があったことはありません。
放射性物質が気になる方は公式サイトを確認してみてくださいね。
雑菌対策の機能はないが、お手入れで防げる
アルピナウォーターのウォーターサーバーはコスト重視なので、特別な雑菌対策等の機能がありません。しかし、日頃の注意で雑菌を防ぐことは可能です。以下の点に気をつけてください。
電源をOFFにしない
注水口やボトル挿入口付近の拭き掃除をマメにする
ウォーターサーバーの電源をOFFにすると、タンク内の温度が常温となり、菌が繁殖しやすい環境となるので、絶対にやめましょう。注水口やボトル挿入口付近の拭き掃除をマメにする
この2点を守ることで、雑菌が繁殖しにくい環境でウォーターサーバーを使うことができます。
北アルプスの天然水の不純物を除去したピュアウォーターで安心
アルピナの採水地は長野県大町市の北アルプスです。標高1220mの水源地のわき水を、採水地近くの工場で不純物を99.9%除去してさらに磨き抜いた安全・安心のピュアウォーターです。
超軟水なので赤ちゃんのミルク用としても最適で、お茶を淹れる際もミネラル分が味の邪魔をしません。
全国に宅配!アルピナウォーターのサービス
会社のサービス、信頼性:
信頼性 | 解約料 | 支払方法 | 宅配システム | 宅配エリア |
業界内では老舗 | 1年以内 4,762円(税別) | クレジットカード 口座自動振替 | 注文受けて 配送 | 全国配送 (沖縄・離島除く) |
宅配エリアは全国!本州は無料
アルピナウォーターは本州では無料で配送を行っています。しかし、北海道、四国、九州は1箱(8L×3本)につき459円(税抜)がかかります。
離島や沖縄には配送を行っていないので注意してください。
公式サイトのマイページか電話で追加注文ができる
定期配送は行っておらず、毎回の注文が必要ですが、電話はもちろん、公式サイトのマイページから注文できるので簡単です。夏は多めに注文したり、生活の変化に合わせて水の使用量を変えられます。最低注文ノルマがないので「前月の残りがあるので今月は1箱も頼まない」ということがもでき、便利です。
解約料は1年以上経過すれば無料
アルピナウォーターを契約して1年以内に解約すると、4,762円(税別)の解約料が発生します。1年以上は使用する前提で契約するようにしてください。
ちなみに解約料は1万円を超えるメーカーも多く、1年以降は解約料がかからないアルピナウォーターの解約料設定は良心的です。
15年以上宅配水に携わる株式会社トーエルの信頼性
1963年設立の、東証一部上場の企業です。主にLPガス、ウォーターサービス事業、電力、通信、フード産業といった事業を展開しており、ライフラインをはじめとした生活に密着した事業を行っています。原水にこだわったピュアウォーターを2002年より販売を継続中です。水の製造工場の安全性も認められており、長野県の工場はISO 22000とFSSC 22000認証取得、ハワイ工場もISO 22000を取得しました。
ウォーターサーバー業界でも老舗と言える企業で、安心して契約できる企業だと評価できます。
水素水サーバーや関東限定のさらに安いプランも
プラス1000円で水素水サーバーにできる
アルピナウォーターでは、レンタルしたウォーターサーバーを「水素水サーバー」に変える水素水キットのレンタルも行っています。アルピナウォーターのサーバーレンタル料572円(税別)に1,000円(税別)追加すれば、水素水キットもレンタルできるのです。
※初回設置料が10,000円(税別)、2年ごとに実施する定期メンテナンス料が6,000円(税別)が別途にかかります。
アルピナウォーターの水素水サーバー
関東エリア限定でさらに安いリターナブルボトルのサービスもあり
関東エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)限定で、8Lボトルよりもさらに安いリターナブルボトル(ボトル回収型)のサービスも行っています。8Lボトルが宅配便で配送するのに対し、リターナブルボトルのサービスは自社のスタッフが直接配送し、空ボトルの回収を行うシステムです。
12Lボトルか、18.9リットルボトルかを選ぶことができます。関東エリアにお住いの方で、さらに安さを追求したい方にはおすすめです。
《12L・18.9Lボトルの値段》
8L・・・686円(税別)
12L・・・948円(税別)※関東エリアのみ
18.9L・・・1,477円(税別)※関東エリアのみ
8L・・・686円(税別)
12L・・・948円(税別)※関東エリアのみ
18.9L・・・1,477円(税別)※関東エリアのみ
アルピナウォーターは安さ重視!小さな子どものいないファミリー世帯向き
アルピナウォーターは、天然水を原水としたピュアウォーターです。一般的に天然水よりRO水の方が安価ですが、アルピナウォーターはその中でも水の料金が安いです。
【水の単価×水の量】が、ランニングコストとなるウォーターサーバーでは、水をたくさん使う世帯ほど、水の単価が問題になります。
「小さな子どもへの配慮が欲しい」という方にはあまりおすすめできません。コスト重視のウォーターサーバーで、チャイルドロックが他社よりも少し簡素だからです。
アルピナウォーターは水の単価が安いので、小学生以上の子どもがいる4人以上の家族向きのウォーターサーバーです。
アルピナウォーターの公式サイトへ