エステ員解説!ミネラルファンデーションを選ぶ7つのポイント
[公開日]2018/07/15
「ミネラルファンデーションってなんだか肌に良さそう」
このイメージは間違いではありませんが、ミネラルファンデーションはメーカーの個性が強い上に偽物が数多く出回っています。
筆者自身、ミネラルファンデーションは全て肌に優しくナチュラルに仕上がる良いファンデーションのイメージがあったので驚きました。
そこで、ミネラルファンデーションを検討される方が満足のいくものに出会えるように、カバー力・肌への優しさ・扱いやすさなどから
を、ご紹介していきます。
数ある商品を研究して分かったことをまとめましたので、ミネラルファンデーションを購入する前の参考にご覧ください。
先におすすめのミネラルファンデーションを見る
知っておくべきポイントは以下6つです。
もし付属のブラシが合わないと感じたら、使いやすく自分の肌に合うブラシを用意すると良いでしょう。ブラシのサイズは小さすぎず、毛が硬くて荒いものはさけましょう。
そもそもファンデーションが崩れてしまう主な原因は、外的な刺激や乾燥による皮脂分泌です。また、ファンデーション自体の粒子があらかったり、リキッドファンデーションやパウダーで毛穴に蓋をしてしまうと、余計にメイク崩れしやすくなってしまいます。
ミネラルファンデーションは毛穴を塞がないため、過剰な皮脂分泌は抑えられるのが一般的です。特に、化粧崩れが気になる場合は粒子の細かさなど「崩れにくさ」に注力している商品か確認しましょう。
ミネラルファンデーションは、一般的なファンデーションよりも高価に思えることも多いかと思います。ただ、少量の粉でもメイクができるため、コストパフォーマンスは思ったほど悪くありません。
また、下地効果や日焼け止め効果があるものであれば、普通のファンデーションを使用する時に一緒に使用していた下地や、日焼け止めの購入が不要になります。さらに、クレンジング剤がいらないというのも、スキンケア品全体の費用を抑えることにもなります。
使い心地と仕上がりが良く、コストパフォーマンスが良いミネラルファンデーションはいったいどれなのでしょうか。
今回は主要な「オンリーミネラル」「ミネラルリキッドファンデーション」「レイチェルワイン」「エトヴォス」「シアーカバー」「ベアミネラル」の5商品に注目してみます。
今回比較するミネラルファンデーション5種類は基準をクリアしているミネラルからできているものです。
べたついている肌にはむらなく塗りにくいのもミネラルファンデーションの特徴なので、シアーカバーは忙しい朝には、手間がかかるかもしれません。エトヴォスは下地が必要なミネラルファンデーションですが、元々下地がセットで付いているので安心です。
紫外線防止効果については、これら5つのミネラルファンデーションすべてクリアしています。しかし、シアーカバー、ペアミネラルはSPF15と、夏場には頼りない数値になっています。
PAは肌を黒くすると言われているUV-A波をカットする強さを表しており、日常生活では++、屋外が長い場合は+++のものをおすすめします。どれも日常生活レベルの紫外線対策はできており、屋外が長い場合はオンリーミネラルがおすすめということになります。
通常のファンデーションの色展開も4種類程度がメジャーなので、4種類以上あれば肌に合うものが選びやすいですね。
べアミネラル・・・カバー力も抜群なので、毛穴の開きやシミが気になる人におすすめ
オンリーミネラル・・・カバー力は弱めですが、肌にやさしい設計になっている
シアーカバー・・・光の力を利用したカバー力で毛穴に悩みがあり方向け
ミネラルリキッドファンデーション・・・リキッドタイプで扱いやすさ◎、乾燥しがちな方におすすめ
エトヴォス・・・ふわっと優しく悩みをカバー。下地にもなるお粉がセットで化粧直しのしやすさも◎
ミネラルファンデーションはカバー力がないと言われてきましたが、近年は進化が進みカバー力、使いやすさが向上しています。スターターセットでブラシや下地、お粉が付いているものも多いので、初回に必要なものがセットになっているものが良心的ですね。扱いやすさがアップします。
オンリーミネラル・・・410円
エトヴォス・・・589円
レイチェルワイン・・・720円
べアミネラル・・・1680円
シアーカバー・・・1700円
ミネラルファンデーション・・・100円
と少し価格にひらきがあります。ファンデーションは毎日使う物なので、価格が高すぎるものよりも低価格高品質のものが有用ですね。
※これらの金額はトライアルセットではなく、通常価格で比較しています。
何を重視してミネラルファンデーションを選ぶか、それぞれ異なりますので明確なランキングは難しいかもしれません。が、あえて注目のミネラルファンデーションをランキング化するのであれば、1位エトヴォス、2位オンリーミネラル、3位ミネラルファンデーション、4位レイチェルワン、5位シアーカバー、6位ベアミネラルではないでしょうか。
エトヴォスは、カバー力◎、初回セットの内容◎、紫外線対策◎と、平均して不満のない内容になっています。カラーも4色展開で選びやすいです。
オンリーミネラルの理由としては、肌トラブルの最大の原因とも言われる紫外線の防止力でしょう。加えてコストパフォーマンスも良いですね。少々カバー力が弱いとも言われていますが、ナチュラルな仕上がりは、はじめてのミネラルファンデーションにはおすすめではないでしょうか。
ミネラルリキッドファンデーションは、粉タイプではありませんがミネラルと美容成分で、スキンケアを同時に行うファンデーションとして注目です。
ランキングとしては5位、6位ですが、シアーカバー、ペアミネラルのカバー力の高さも魅力です。シミやくすみなどカバー力を求める方にはおすすめですが、長時間、屋外にいる場合はSPFの数値としては、あまりおすすめできません。
ファンデーションは使い心地が非常に重要です。1位「エトボス」2位「オンリーミネラルファンデーション」3位「ミネラルリキッドファンデーション」を実際に使用してみましたので参考にご覧ください。
油性マジックでシミを書き、カバー力を検証しました。結果は、オンリーミネラルファンデーションのカバー力がナンバーワンでした。エトヴォス、ミネラルリキッドファンデーションは同等のカバー力です。
粉タイプと違って、リキッドタイプなので扱いやすさは◎です。香りも不快感はなく、自然な化粧品の香りです。伸びが良く、薄づきなのでナチュラルメイク思考の方にもオススメです。
ミネラルファンデーションの中でもカバー力は抜群です。ただ、粉っぽさが気になります。乾燥肌の方は特に馴染みにくいかもしれません。粉も固まりで大量に出てきてしまうのでカップの上で余計な分を落とすことを忘れないのがポイントです。カバー力が欲しい方にはオンリーミネラルファンデーションがオススメできます。
カバー力は少々落ちますが、扱いやすいミネラルファンデーションです。付属のブラシも大きく、非常に気持良い肌あたりです。薄づきなので重ねて塗ることでカバー力を調節できます。粉を乗せすぎると浮きやすいTゾーンは1度塗りで、頬などでシミが気になる部位には重ね塗りが良さそうです。
ミネラルリキッドファンデーションは使いやすさもカバー力も高いですが、リキッドに加工する過程でミネラル以外の成分を加えられています。純粋なミネラルリキッドファンデーションで、扱いやすさ、カバー力を求めるのであればETVOSがオススメです。
今までも通販でファンデーションを購入したことは何度かあるのですが、ここまで高級感のあるお洒落な包装はあまりないので好印象でした。
中には使い方の詳細や、他メイク雑誌が同封されていたのですが「真似してみよう」と思えるクオリティの高さです。
ファンデーションの容器、付属のサンプルの容器も可愛くてテンションが上がりました!発注後4日くらいで到着したのですが、"作りたての商品です。今日からお使いください"の表示も嬉しくなります。
気遣いがたっぷり詰まったETVOSなので、紹介したいなぁとも思えましたね(^-^)
ライトブラウン酸化/イエロー酸化鉄//二酸化チタン/マットマイカなどを配合し、自分で好みの使用感・色味を作り上げる手作りミネラルファンデーションです。
通販では手作りキットなども販売されています。市販で材料を探しまわるよりもネット購入の方が効率がいいでしょう。
・色味の調節が難しい
・品質が安定しない
・管理が難しい
・肌に合わないことが多い
などが挙げられます。お菓子と同じように、手作りよりもプロの手で作られた市販品の方が上手に作られています。
化粧品もDIYが流行っていますが、ファンデーションは肌全体に塗布するものです。信頼の置けるメーカーのものを購入する方が肌には優しいと言えますよ。
肌質との相性もあるのでコッチ!とは断定しにくいですが、簡単にカバー力を実感できるのは普通のファンデーションです。
合成ポリマーを配合することで、伸びが良くなり扱いやすくもあります。簡単に凹凸をカバーしてくれるので多くの化粧品に配合されています。
しかし、この合成ポリマーにはデメリットもあるのです。
合成ポリマーのデメリット
・毛穴に詰まりやすい
・簡単に落ちない
肌の上でラップのようにピタッと止まる性質があるのです。これを落とすためにゴシゴシクレンジングをすることで肌トラブルになりますし、肌に残し続けることも肌トラブルになります。
しかし、イコールカバー力がないということでもありません。ミネラルファンデーションは今まで使ってきたファンデーションとは特徴が異なるため、使いこなすのが難しいですが、正しく使えばカバー力を出すことができます。
しかし、ミネラルファンデーションの場合は、厚塗りしても肌に馴染み、よれにくいというメリットがあるのです。
面倒に感じる方もいるかもしれませんが、これが正しい使用方法です。
今回、上記で紹介して「エヴォス」は下地のパウダーがセットになっています。2位の「ミネラルファンデーション」3位の「ミネラルリキッドファンデーション」はワンステップでオッケーなので下地不要です。
基本的にミネラルファンデーションは下地不要な理由は、肌への優しさを考慮するために必要なものは既に配合されているからです。ここに、肌への優しさを考慮していない下地を投入するのはせっかくの"肌への優しさが無意味"になるわけです。
しかし、どうしてもミネラルファンデーションではカバーしきれない。下地が欲しい。という場合は「パウダー」を使用するのがオススメです。エヴォスには元々下地のパウダーがセットになっているように、下地をした方が綺麗な肌が作れるのは事実です。
しかし、ミネラルファンデーションの優しさを無駄にしないためにもベビーパウダーなどを使用しましょう。
粒子の大きなものを下地に使用することで毛穴などによる肌の凹凸が平らになり、ファンデーションが綺麗に乗るようになります。
顔全体に塗布すると、ハロィンメイクで使用するレベルの白さになります。下地として使い、ファンデーションに役割はファンデーションに任せるのが一番です。
ミネラルファンデーション同様に、肌に良いイメージを持っている方が多いシルクファンデーションですが、使用用途が全く異なるのでチェックしておきましょう。
どちらも肌には優しいアイテムなので、ミネラルファンデーションを使用するならお粉代わりにシルクパウダーを1つ持っておいてもいいですね。
純粋なミネラルファンデーションを希望するのであればパウダータイプが一番安心です。なんせ、水やオイルも配合されていいないので、本当にファンデーションとして必要なものだけを低刺激に配合しています。
当然、プレストタイプやリキッドタイプになると、加工するための成分が加えられており肌への優しさは若干低下します。
ナチュラルに仕上げたい・・・パウダータイプ
ツヤ感を出したい・・・リキッドタイプ
簡単に扱いたい・・・プレストタイプ
ミネラルファンデーションに特別な深い思い入れがない場合は、使用感をベースに選んでも大きな問題はありません。
ミネラルファンデーションをつけていなくても、顔を洗わずに寝る事自体が肌にはよくありません。
外気にはほこり・排気ガス・大気汚染物質など様々は刺激が蔓延しており、1日かけて汚れは肌に吸着します。
この状態で寝る事が肌の事を考えるとありえません。
「ミネラルファンデーションはつけたまま寝ても負担がないよ」というキャッチフレーズで売り出される事が多いですが、あくまでも売り文句という事を頭に入れておきましょう。
夜勤などの仕事をされている方で、1日通して化粧をしておく必要がある方にとっては非常にオススメです。長時間塗布した状態の肌への負担は通常のファンデーションよりも低減されますよ。
パウダータイプのミネラルファンデーションであればブラシで使用するのが一般的です。しかし、パフで使用できないわけではありません。
肌への優しさを追求したミネラルファンデーション。デメリットも目立っていましたが、最近は扱いやすさも向上しています。粉タイプの場合は使い慣れない部分もあるかと思いますが、慣れれば肌に優しく、ナチュラルにカバー力を発揮してくれます。
・下地が必要かどうか
・日焼け止め効果は期待できるか
・カラーの選択肢は4種類以上あるか
・必要なカバー力は期待できるか
・使い心地はいいか(扱いやすいか)
・価格は適切か
商品によって使用感、癖、扱いやすさが異なりますので口コミに踊らされないようにするのがポイントです。7つのポイントを押さえて、自分の肌との相性を見極めましょうね。うまく使えば従来のファンデーションより満足な仕上がりを手に入れられますよ♪
このイメージは間違いではありませんが、ミネラルファンデーションはメーカーの個性が強い上に偽物が数多く出回っています。
ミネラルファンデーションのデメリット
・ミネラルファンデーションでの肌の仕上がりはメーカーによって様々
・ミネラルファンデーションもどきが数多く出回っている
・ミネラルファンデーションでの肌の仕上がりはメーカーによって様々
・ミネラルファンデーションもどきが数多く出回っている
筆者自身、ミネラルファンデーションは全て肌に優しくナチュラルに仕上がる良いファンデーションのイメージがあったので驚きました。
そこで、ミネラルファンデーションを検討される方が満足のいくものに出会えるように、カバー力・肌への優しさ・扱いやすさなどから
・自分にあったミネラルファンデーションを選ぶ7つのポイント
・主要な商品を実際に使用した比較レビュー
・ミネラルファンデーションのよくある疑問の調査結果
・主要な商品を実際に使用した比較レビュー
・ミネラルファンデーションのよくある疑問の調査結果
を、ご紹介していきます。
数ある商品を研究して分かったことをまとめましたので、ミネラルファンデーションを購入する前の参考にご覧ください。
◆おすすめミネラルファンデーションTOP3◆
※こちらをクリックすると下部のランキング詳細へジャンプします先におすすめのミネラルファンデーションを見る
目次
《ガイド:川上麻里佳》
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。最近肌荒れが気になるのでミネラルファンデーションを検討中。
エステティシャン、スポーツインストラクターを経て、美容ダイエットの企画編集を担当。最近肌荒れが気になるのでミネラルファンデーションを検討中。
ミネラルファンデーションとは
ミネラルファンデーションは気になるけど、正直よく知らないんだよね。安藤さんヘルプー!!
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。
ミネラルファンデーションとは、一般的には界面活性剤やシリコン類、水やオイルも使用していません。特にルース(お粉)タイプの場合は、防腐剤や安定剤の必要がないファンデーションだと言われているんですよ。
知っておくべきポイントは以下6つです。
トラブル肌でも安心
形成外科でのケミカルピーリング後や、レーザー治療後の敏感な肌にも使えるファンデーションとして登場したのが始まりです。主成分はミネラルで、酸化亜鉛(ミネラル)には消炎効果があるため、トラブルが起きている肌でも安心して使えるメリットなどがあります。落とすのが簡単で肌に負担を掛けない
ミネラルファンデーションにはシリコンやオイルが入っていないため、石鹸や種類によってはぬるま湯のみで落ちるものもあります。通常のクレンジング剤でのメイク落としは肌のバリア機能を壊す可能性がありますが、クレンジング剤が不要のため本来の機能に負担をかけずに済みます。配合成分はしっかりチェックする必要がある
ミネラルファンデーションの原料はミネラルですが、配合について厳密な決まりがあるわけではありません。ミネラル「も」入れて作ったファンデーションをミネラルファンデーションと呼んでいるメーカーもあります。その場合、シリコンやオイルも含まれているため成分を確認し選ぶ必要があるという事です。使用感が軽くナチュラルな仕上がり
ミネラルファンデーションは、一般的なファンデーションと比較をすると使用感が軽く、べたつきや圧迫感を感じる事が少ないのも人気の秘密です。厚塗感がないためナチュラルに仕上げる事ができます。日焼け止め効果
日焼け止め効果があり、下地が不要なものも多くあります。忙しい朝のメイク時間の短縮は、忙しい大人の女性には嬉しいですね。日焼け止め効果もSPF10~50と幅広いので、自身の用途によってチェックしましょう。ブラシが基本
ミネラルファンデーションが一般的なファンデーションと大きく異なるところは、ブラシでつけるのが基本的な使い方だということです。ミネラルファンデーションを購入すると、専用のブラシが付属しているものが多くあります。もし付属のブラシが合わないと感じたら、使いやすく自分の肌に合うブラシを用意すると良いでしょう。ブラシのサイズは小さすぎず、毛が硬くて荒いものはさけましょう。
肌に優しいのは本当なんだね!うんうん、イメージ通り♪
肌に優しいのは事実だわ。でもね、押さえておくべきポイントがいくつかあるので紹介していくわね。
ミネラルファンデーションと化粧崩れ
そういえば、ミネラルファンデーションは化粧崩れしやすいって聞くけど、なんでなの?
通常ファンデーションには合成ポリマーが使用されていて肌との密着率をアップさせているの。でも、純粋なミネラルファンデーションにはこれが含まれていないの。=崩れやすくなるってこと。
でもね、ミネラルファンデーションは毛穴を塞がない構造になっているから、通常のファンデーションより崩れにくいはずなのよ。それでも崩れるという方は粒子の細かさに注目してみるといいわ。
そもそもファンデーションが崩れてしまう主な原因は、外的な刺激や乾燥による皮脂分泌です。また、ファンデーション自体の粒子があらかったり、リキッドファンデーションやパウダーで毛穴に蓋をしてしまうと、余計にメイク崩れしやすくなってしまいます。
ミネラルファンデーションは毛穴を塞がないため、過剰な皮脂分泌は抑えられるのが一般的です。特に、化粧崩れが気になる場合は粒子の細かさなど「崩れにくさ」に注力している商品か確認しましょう。
ミネラルファンデーションの価格の考え方
ミネラルファンデーションは、一般的なファンデーションよりも高価に思えることも多いかと思います。ただ、少量の粉でもメイクができるため、コストパフォーマンスは思ったほど悪くありません。
また、下地効果や日焼け止め効果があるものであれば、普通のファンデーションを使用する時に一緒に使用していた下地や、日焼け止めの購入が不要になります。さらに、クレンジング剤がいらないというのも、スキンケア品全体の費用を抑えることにもなります。
ファンデーション単体でなくスキンケア用品全体の中で、価格を検討してみてください。
確かに、スキンケア用品って1つ1つ揃えると高いもんね。アイテムが減ると思えば総額は変わらないね。
注目のミネラルファンデーション比較
使い心地と仕上がりが良く、コストパフォーマンスが良いミネラルファンデーションはいったいどれなのでしょうか。
今回は主要な「オンリーミネラル」「ミネラルリキッドファンデーション」「レイチェルワイン」「エトヴォス」「シアーカバー」「ベアミネラル」の5商品に注目してみます。
成分について
ミネラルファンデーションはミネラル「も」のパターンではなく、ミネラルからできているものを選びましょう。今回比較するミネラルファンデーション5種類は基準をクリアしているミネラルからできているものです。
下地・日焼け止め効果
時短は可能かどうかという点に注目します。下地効果あり
レイチェルワイン、オンリーミネラル、ペアミネラル、ミネラルリキッドファンデーション
レイチェルワイン、オンリーミネラル、ペアミネラル、ミネラルリキッドファンデーション
下地が必要
エトヴォス、シアーカバー
エトヴォス、シアーカバー
べたついている肌にはむらなく塗りにくいのもミネラルファンデーションの特徴なので、シアーカバーは忙しい朝には、手間がかかるかもしれません。エトヴォスは下地が必要なミネラルファンデーションですが、元々下地がセットで付いているので安心です。
紫外線防止効果については、これら5つのミネラルファンデーションすべてクリアしています。しかし、シアーカバー、ペアミネラルはSPF15と、夏場には頼りない数値になっています。
SPF15、PA++
シアーカバー、ペアミネラル
日差しの強い時期は少し頼りないかもしれません。
シアーカバー、ペアミネラル
日差しの強い時期は少し頼りないかもしれません。
SPF30、PA++
エトヴォス
日中使いには丁度良い強さのUVカット率。
エトヴォス
日中使いには丁度良い強さのUVカット率。
SPF27、PA+++
レイチェルワイン
日中使いには丁度良い強さのUVカット率。
レイチェルワイン
日中使いには丁度良い強さのUVカット率。
SPF50、PA+++
オンリーミネラル
日差しの強い日でも安心のUVカット率。
SPFは紫外線防御指数を表しており、紫外線を浴びた時に、日焼けをおこすまでの時間を何倍に長くできるかを数値化したものです。最大が50で数値は高い方が防御指数が高い事をあらわしています。日常生活ではSPF20前後、屋外で過ごす時間が長い場合は30以上をおすすめします。オンリーミネラル
日差しの強い日でも安心のUVカット率。
PAは肌を黒くすると言われているUV-A波をカットする強さを表しており、日常生活では++、屋外が長い場合は+++のものをおすすめします。どれも日常生活レベルの紫外線対策はできており、屋外が長い場合はオンリーミネラルがおすすめということになります。
ファンデーションカラー
次にカラーを比べてみましょう。「オンリーミネラル」・・・2色
「ミネラルリキッドファンデーション」・・・4色
「レイチェルワイン」・・・12色
「エトヴォス」・・・4色
「シアーカバー」・・・3色
「ベアミネラル」・・・4色
「ミネラルリキッドファンデーション」・・・4色
「レイチェルワイン」・・・12色
「エトヴォス」・・・4色
「シアーカバー」・・・3色
「ベアミネラル」・・・4色
通常のファンデーションの色展開も4種類程度がメジャーなので、4種類以上あれば肌に合うものが選びやすいですね。
カバー力と使い心地
レイチェルワイン・・・肌にしっかり吸着して崩れにくい特徴べアミネラル・・・カバー力も抜群なので、毛穴の開きやシミが気になる人におすすめ
オンリーミネラル・・・カバー力は弱めですが、肌にやさしい設計になっている
シアーカバー・・・光の力を利用したカバー力で毛穴に悩みがあり方向け
ミネラルリキッドファンデーション・・・リキッドタイプで扱いやすさ◎、乾燥しがちな方におすすめ
エトヴォス・・・ふわっと優しく悩みをカバー。下地にもなるお粉がセットで化粧直しのしやすさも◎
ミネラルファンデーションはカバー力がないと言われてきましたが、近年は進化が進みカバー力、使いやすさが向上しています。スターターセットでブラシや下地、お粉が付いているものも多いので、初回に必要なものがセットになっているものが良心的ですね。扱いやすさがアップします。
価格
1gあたりの価格を比較してみると、オンリーミネラル・・・410円
エトヴォス・・・589円
レイチェルワイン・・・720円
べアミネラル・・・1680円
シアーカバー・・・1700円
ミネラルファンデーション・・・100円
と少し価格にひらきがあります。ファンデーションは毎日使う物なので、価格が高すぎるものよりも低価格高品質のものが有用ですね。
※これらの金額はトライアルセットではなく、通常価格で比較しています。
ミネラルファンデーション比較ランキング 総括
何を重視してミネラルファンデーションを選ぶか、それぞれ異なりますので明確なランキングは難しいかもしれません。が、あえて注目のミネラルファンデーションをランキング化するのであれば、1位エトヴォス、2位オンリーミネラル、3位ミネラルファンデーション、4位レイチェルワン、5位シアーカバー、6位ベアミネラルではないでしょうか。
総合評価 | 価格 | カラー数 |
|
---|---|---|---|
肌にやさしくカンタンに落とせるミネラルファンデーション | 本商品 1,800円 | 4種類 |
|
肌に良い鉱物だけを使用した100%ミネラルファンデーション | モニター 1,900円 | 2種類 |
|
3位 VINTORTE | 80%美容液!夕方のくすみも気にならないミネラルファンデ | 本商品 3150円 | 4種類 |
エトヴォスは、カバー力◎、初回セットの内容◎、紫外線対策◎と、平均して不満のない内容になっています。カラーも4色展開で選びやすいです。
エトヴォス公式ページへ
オンリーミネラルの理由としては、肌トラブルの最大の原因とも言われる紫外線の防止力でしょう。加えてコストパフォーマンスも良いですね。少々カバー力が弱いとも言われていますが、ナチュラルな仕上がりは、はじめてのミネラルファンデーションにはおすすめではないでしょうか。
オンリーミネラル公式ページへ
ミネラルリキッドファンデーションは、粉タイプではありませんがミネラルと美容成分で、スキンケアを同時に行うファンデーションとして注目です。
ミネラルリキッドファンデーション公式ページへ
ランキングとしては5位、6位ですが、シアーカバー、ペアミネラルのカバー力の高さも魅力です。シミやくすみなどカバー力を求める方にはおすすめですが、長時間、屋外にいる場合はSPFの数値としては、あまりおすすめできません。
実際に1位から3位のミネラルファンデーションを使ってみた
ファンデーションは使い心地が非常に重要です。1位「エトボス」2位「オンリーミネラルファンデーション」3位「ミネラルリキッドファンデーション」を実際に使用してみましたので参考にご覧ください。
使用感ってとても重要なので、川上に実際の使用感を検証してもらうわね。
《川上麻里佳の肌スペック》
全体的に乾燥気味だがTゾーンのみ脂性肌で脂が気になる。現在生理前で肌荒れしていて非常に敏感になっている。化粧はパウダータイプだと粉浮きするのでいつもはRMKのリキッドファンデーションを愛用。
全体的に乾燥気味だがTゾーンのみ脂性肌で脂が気になる。現在生理前で肌荒れしていて非常に敏感になっている。化粧はパウダータイプだと粉浮きするのでいつもはRMKのリキッドファンデーションを愛用。
カバー力を調査
油性マジックでシミを書き、カバー力を検証しました。結果は、オンリーミネラルファンデーションのカバー力がナンバーワンでした。エトヴォス、ミネラルリキッドファンデーションは同等のカバー力です。
使い心地を調査
3位:ミネラルリキッドファンデーション
粉タイプと違って、リキッドタイプなので扱いやすさは◎です。香りも不快感はなく、自然な化粧品の香りです。伸びが良く、薄づきなのでナチュラルメイク思考の方にもオススメです。
しっかりカバーしたい方は、粉っぽく浮くこともないので簡単に重ね塗りができます。
2位:オンリーミネラルファンデーション
ミネラルファンデーションの中でもカバー力は抜群です。ただ、粉っぽさが気になります。乾燥肌の方は特に馴染みにくいかもしれません。粉も固まりで大量に出てきてしまうのでカップの上で余計な分を落とすことを忘れないのがポイントです。カバー力が欲しい方にはオンリーミネラルファンデーションがオススメできます。
付属ブラシのサイズが小さく、ピンポイントで粉が乗るのも問題な気がしましたので、大きいブラスに買い換えるのもいいですね。
1位:ETVOS
カバー力は少々落ちますが、扱いやすいミネラルファンデーションです。付属のブラシも大きく、非常に気持良い肌あたりです。薄づきなので重ねて塗ることでカバー力を調節できます。粉を乗せすぎると浮きやすいTゾーンは1度塗りで、頬などでシミが気になる部位には重ね塗りが良さそうです。
全体的に粉浮きもしにくいミネラルファンデーションでした。
ミネラルリキッドファンデーションは使いやすさもカバー力も高いですが、リキッドに加工する過程でミネラル以外の成分を加えられています。純粋なミネラルリキッドファンデーションで、扱いやすさ、カバー力を求めるのであればETVOSがオススメです。
エトヴォスのパッケージが可愛い!!
今回注文して感じたのがパッケージの可愛いさです・・・。折角なので紹介しておきます。参考にご覧ください。今までも通販でファンデーションを購入したことは何度かあるのですが、ここまで高級感のあるお洒落な包装はあまりないので好印象でした。
中には使い方の詳細や、他メイク雑誌が同封されていたのですが「真似してみよう」と思えるクオリティの高さです。
ファンデーションの容器、付属のサンプルの容器も可愛くてテンションが上がりました!発注後4日くらいで到着したのですが、"作りたての商品です。今日からお使いください"の表示も嬉しくなります。
気遣いがたっぷり詰まったETVOSなので、紹介したいなぁとも思えましたね(^-^)
手作りミネラルファンデーションって?
ライトブラウン酸化/イエロー酸化鉄//二酸化チタン/マットマイカなどを配合し、自分で好みの使用感・色味を作り上げる手作りミネラルファンデーションです。
通販では手作りキットなども販売されています。市販で材料を探しまわるよりもネット購入の方が効率がいいでしょう。
手作りできるのー!?!?楽しそう!!
確かに楽しいわ。でも、デメリットを知っておかないと後悔することになるから、チェックしておいてね。
手作りファンデーションのデメリット
・素人が作るのでうまくいかないことが多い・色味の調節が難しい
・品質が安定しない
・管理が難しい
・肌に合わないことが多い
などが挙げられます。お菓子と同じように、手作りよりもプロの手で作られた市販品の方が上手に作られています。
化粧品もDIYが流行っていますが、ファンデーションは肌全体に塗布するものです。信頼の置けるメーカーのものを購入する方が肌には優しいと言えますよ。
確かに・・・手作りだとバイ菌も入りそうだし、知識がないから失敗も多そうだね・・・
普通のファンデーションと比較してカバー力があるのはどっち?
肌質との相性もあるのでコッチ!とは断定しにくいですが、簡単にカバー力を実感できるのは普通のファンデーションです。
だよねー・・・カバー力ないってよく聞くしなぁ。
んー。そうとも言えないわ。ミネラルファンデーションでも正しく使えばカバー力があると言えるのよ。
普通のファンデーションのカバー力の出し方
普通のファンデーションは"合成ポリマー"という成分を使って簡単にカバー力が体感できる作りになっています。合成ポリマーを配合することで、伸びが良くなり扱いやすくもあります。簡単に凹凸をカバーしてくれるので多くの化粧品に配合されています。
しかし、この合成ポリマーにはデメリットもあるのです。
合成ポリマーのデメリット
・毛穴に詰まりやすい
・簡単に落ちない
肌の上でラップのようにピタッと止まる性質があるのです。これを落とすためにゴシゴシクレンジングをすることで肌トラブルになりますし、肌に残し続けることも肌トラブルになります。
純粋なミネラルファンデーションは合成ポリマー不要
その点、純粋なミネラルファンデーションには合成ポリマーが配合されていません。よって、普通のファンデーションのように簡単にカバーり力を出すのが難しいのです。しかし、イコールカバー力がないということでもありません。ミネラルファンデーションは今まで使ってきたファンデーションとは特徴が異なるため、使いこなすのが難しいですが、正しく使えばカバー力を出すことができます。
ミネラルファンデーションでカバー力を出す方法
重ね塗り
従来のファンデーションの場合は、重ね塗り=厚塗り感が出て見た目も悪いし、すぐよれるという短所があります。しかし、ミネラルファンデーションの場合は、厚塗りしても肌に馴染み、よれにくいというメリットがあるのです。
面倒に感じる方もいるかもしれませんが、これが正しい使用方法です。
重ね塗り!?ちょっと面倒臭いなぁ・・・
肌への優しさを取るか、手軽さを取るか、ですね。私は、肌ダメージに合わせたスキンケアの方がよっぽど面倒だと思うわ。
ミネラルファンデーションの下地は何がいい?
今回、上記で紹介して「エヴォス」は下地のパウダーがセットになっています。2位の「ミネラルファンデーション」3位の「ミネラルリキッドファンデーション」はワンステップでオッケーなので下地不要です。
基本的にミネラルファンデーションは下地不要な理由は、肌への優しさを考慮するために必要なものは既に配合されているからです。ここに、肌への優しさを考慮していない下地を投入するのはせっかくの"肌への優しさが無意味"になるわけです。
しかし、どうしてもミネラルファンデーションではカバーしきれない。下地が欲しい。という場合は「パウダー」を使用するのがオススメです。エヴォスには元々下地のパウダーがセットになっているように、下地をした方が綺麗な肌が作れるのは事実です。
しかし、ミネラルファンデーションの優しさを無駄にしないためにもベビーパウダーなどを使用しましょう。
粒子の大きなものを下地に使用することで毛穴などによる肌の凹凸が平らになり、ファンデーションが綺麗に乗るようになります。
ベビーパウダーの注意点
ベビーパウダーを乗せすぎると肌が真っ白になります。量を見ながら凹凸が気になる部分にだけ塗布するのがオススメです。ベビーパウダーがファンデーションの代わりになる!などの情報も目の当たりにすることがありますが、「本当に言ってるの!?」と驚きます。顔全体に塗布すると、ハロィンメイクで使用するレベルの白さになります。下地として使い、ファンデーションに役割はファンデーションに任せるのが一番です。
シルクパウダーとの違いは?
ミネラルファンデーション同様に、肌に良いイメージを持っている方が多いシルクファンデーションですが、使用用途が全く異なるのでチェックしておきましょう。
ミネラルファンデーション
ファンデーションとしての役割。肌色を綺麗に整えてくれる。シルクパウダー
化粧品に分類するとお粉のような役割。ミネラルファンデーションのサポートアイテム。どちらも肌には優しいアイテムなので、ミネラルファンデーションを使用するならお粉代わりにシルクパウダーを1つ持っておいてもいいですね。
シルクってあの絹のシルクと同じなの〜??
そうですよ。シルクの成分はセリシンとフィブロンからできているんだけど、このフィブロンが使われたパウダーなのよ。
シルクは肌にいいの?
シルクはアミノ酸由来のため、肌との親和性がいいです。更に、シルクの成分は角質細胞やNMF因子など、肌で保湿の役割を果たしている成分と組成が似ているため保湿力も期待できます。ミネラルファンデーションならプレストタイプも肌に優しい?
純粋なミネラルファンデーションを希望するのであればパウダータイプが一番安心です。なんせ、水やオイルも配合されていいないので、本当にファンデーションとして必要なものだけを低刺激に配合しています。
当然、プレストタイプやリキッドタイプになると、加工するための成分が加えられており肌への優しさは若干低下します。
しかし、ミネラルファンデーション以外のファンデーションと比較すると配合成分など肌に優しいものが多いですよ。
ナチュラルに仕上げたい・・・パウダータイプ
ツヤ感を出したい・・・リキッドタイプ
簡単に扱いたい・・・プレストタイプ
ミネラルファンデーションに特別な深い思い入れがない場合は、使用感をベースに選んでも大きな問題はありません。
タイプで値段って変わるのかな?
コスパや安さで選ぶならパウダータイプがオススメですよ♪
ミネラルファンデーションはつけたまま寝てもいいの?
ミネラルファンデーションをつけていなくても、顔を洗わずに寝る事自体が肌にはよくありません。
外気にはほこり・排気ガス・大気汚染物質など様々は刺激が蔓延しており、1日かけて汚れは肌に吸着します。
この状態で寝る事が肌の事を考えるとありえません。
「ミネラルファンデーションはつけたまま寝ても負担がないよ」というキャッチフレーズで売り出される事が多いですが、あくまでも売り文句という事を頭に入れておきましょう。
夜勤などの仕事をされている方で、1日通して化粧をしておく必要がある方にとっては非常にオススメです。長時間塗布した状態の肌への負担は通常のファンデーションよりも低減されますよ。
つけたまま寝ていいってのは嘘なの!?
あくまでキャッチフレーズだわ。品質的にはそのくらい肌に優しいってこと。ただ、化粧をしていなくても洗顔せずに寝るのは不衛生よ。
ブラシとパフはどっちがいいの?
パウダータイプのミネラルファンデーションであればブラシで使用するのが一般的です。しかし、パフで使用できないわけではありません。
ブラシで使用する場合
ナチュラルに仕上げたい場合はブラシを使用するのがオススメです。カバー具合を重ね塗りで調節できるのでナチュラルに仕上げることができます。パフで使用する場合
パフの場合は簡単に広い範囲をカバーすることができます。パフ上の粉はしっかり馴染ませてから使うのがポイントです。馴染みが弱いと白浮きすることがあるので注意ですが、ブラシより簡単に仕上げることができます。使用するミネラルファンデーションと相性を見ながら使い分けるのがオススメです。
ミネラルファンデーションのまとめ
肌への優しさを追求したミネラルファンデーション。デメリットも目立っていましたが、最近は扱いやすさも向上しています。粉タイプの場合は使い慣れない部分もあるかと思いますが、慣れれば肌に優しく、ナチュラルにカバー力を発揮してくれます。
7つのポイント
・純粋なミネラルファンデーションの選択・下地が必要かどうか
・日焼け止め効果は期待できるか
・カラーの選択肢は4種類以上あるか
・必要なカバー力は期待できるか
・使い心地はいいか(扱いやすいか)
・価格は適切か
商品によって使用感、癖、扱いやすさが異なりますので口コミに踊らされないようにするのがポイントです。7つのポイントを押さえて、自分の肌との相性を見極めましょうね。うまく使えば従来のファンデーションより満足な仕上がりを手に入れられますよ♪