肌を内側から老化させる糖化の恐怖と6つの対策 / 化粧品の考え方

[公開日]2014/01/29[更新日]2018/10/10

糖化と老化


「糖化」という言葉をご存知ですか。

アンチエイジングをするとき、多くの人は紫外線、酸化、乾燥といった外側のスキンケアばかり気にしがちです。しかし、肌の老化は外的な要因だけでなく内側からも進んでいきます。この肌老化を「糖化」といい、体が焦げる老化現象とも呼ばれています。肌の糖化が進むと、見た目の老化が急速に進んでしまします。本記事では、抗糖化6つの対策と化粧品の考え方を紹介します。

糖化とは何か?


糖化とは、食事などによって取り込まれた糖のうち、エネルギー源として代謝されなかった糖が、体内にあるたんぱく質と結びつき、糖化たんぱく質が生成されて、体内に蓄積する現象のことです。

パンなどを焼く時に砂糖や小麦粉、乳製品を混ぜて焼きあげる事でスポンジがきつね色になります。この反応はメイラード反応と呼ばれ、タンパク質と糖分が結びつく事で起こる現象ですが、糖化はこの現象が体内で起こっていると考えられています。皮膚にあるタンパク質のコラーゲンやエラスチンが食事で体内に取り込んだ余分な糖分(グルコース)と反応し「糖化生成物(AGEs)という物質を作ります。

糖化の影響と恐ろしさ


糖化生成物は褐色なので、糖化が進むと肌を黄色くくすんだ色に見せ、老けた印象を与えてしまいます。また、糖化生成物は一度出来てしまうと分解されずどんどん蓄積します。特に、コラーゲンなどは代謝のサイクルが遅いタンパク質なので、蓄積しやすいと考えられており、糖化の恐ろしさは以下の3つに集約されます。

糖化タンパク質による直接的影響
糖化タンパク質は、コラーゲン同士を固め、肌のハリをなくし、たるみを引き起こす原因となるほか、糖化たんぱく質自体が褐色なので、くすみの原因にもなります。

ターンオーバーの低下による間接的影響
体内で糖化が進むとターンオーバーを低下させるため、肌のごわつきや乾燥・シミが出来やすくなります。また、髪もたんぱく質でできているため、髪のツヤを失う原因にもなります。

糖化タンパク質は分解されない
糖化たんぱく質は、一度生成されると分解されず、増え続けるという恐ろしい性質を持っています。食べ物の炭水化物を分解→糖にして、エネルギーとして生きているため、私たちは常に糖化しやすい状況にあるのです。

体内の糖化を防ぐには


糖化はゆっくりと進行する自然な老化現象であるため、普段のお手入れが糖化防止に繋がります。糖化が進まないようにするためには、生活習慣、特に食事によるところが大きくなります。以下、体内の糖化を防ぐ6つのポイントです。

血糖上昇を緩やかにする食事が大切

糖化を防止するには、血糖値を急上昇させないバランス良い食事を心がけます。特に白砂糖を多く含んだ菓子パンなどは、血糖値を一気に上昇させるため要注意です。調理の時も白砂糖を黒砂糖などミネラルを含んでいる食材へチェンジしましょう。

血糖上昇スピードは、食品ごとのGI値(食品からとった炭水化物50gが血液に入るまでのスピードを、グルコース(ブドウ糖)の場合を100として比較して、数値化したもの)によって判断することができます。

肌の糖化GI値

米や麦などの食材は、精白されているものよりもされていないもののほうが、食物繊維やミネラルが残っているためGI値が低くなります。まずは、普段よく口にする食品のGI値を確認し、他の食品に切り替え可能かを考えてください。

ただし、低GI値食品ばかり極端にとることは、健康を損なう恐れがあります。あくまでも血糖上昇をゆるやかにする目的で、きちんと栄養に配慮した食事をとりましょう。

食べる順番を変えるだけで効果がある

「食べる順番ダイエット」などで糖質の吸収を抑える方法が流行っていますが、これも同様の方法です。糖質の吸収をゆるやかにする食物繊維を含んだもの(野菜・海藻類)を先食べ、血糖値を急上昇させる炭水化物を含んだもの(ごはん・うどんなど)を後に食べます。これだけで、血糖値の急上昇を防ぎ、糖化のリスクを減らすことができます。

抗糖化作用のある食品をとる

カモミールティー、甜茶、ドクダミ、グァバなどが抗糖化作用があると認められています。毎日続けてとりいれることで、効果があります。食品からとることが難しい方は、サプリメントからとることもできます。

肌の糖化を防ぐハーブティー

1日三食の食事をとる

空腹時間が長くなると、その後の食事で血糖値が急上昇することが分かっています。少量でも1日3食をきちんととることで、糖化のリスクを減らすことができます。

適度な有酸素運動を心がける

有酸素運動をする事で、体内に蓄積された糖を減少させる事ができます。定期的なウォーキングがおすすめですが、時間をとる事が難しい場合は、エレベーターやエスカレーターでの移動を階段に変えてみたり、近所の移動は車や自転車ではなく徒歩に変えてみたり、日常生活の中で積極的に歩く機会を作るように心がけます。また老化物質である「AGEs」の蓄積を防ぐためには十分な睡眠をとりホルモンバランスを乱さない事も大切です。

糖化対策スキンケアを生活習慣改善にプラスする
肌の細胞を傷つけてしまう紫外線は糖化現象で作られる「AGEs」を作りやすくしてしまいます。日焼け止めクリームを使用するなど紫外線対策は必須です。糖化予防に効果的だと言われる「ビタミンA」や「ビタミンE」、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」の生成を助ける働きがある「植物エキス」が配合されたものなどを選びスキンケアをする事が糖化予防となります。

また顔の血流を良い状態にしてあげる事も糖化予防に効果的であるため、日々のお手入れに"軽い"マッサージを加える事もおすすめです。

肌の糖化対策におすすめできる化粧品


アンチエイジング化粧品の中でも、「糖化対策」をメインとして開発されているものはほとんどありません。なので、選ぶ際には上述のとおり「ビタミンA」や「ビタミンE」配合を一つの基準としてください。

ここでは、「糖化対策」をメインとして開発されたポーラB.Aをご紹介します。

BA

「抗糖化」を柱として開発されたポーラのアンチエイジングの最高峰ラインナップがB.Aです。肌の糖化で生成される"AGEs"を減少させる成分設計がなされています。肌の糖化が気になる方は、以下より詳細をチェックしてみてください。

ポーラB.Aのラインナップへ(公式ページ)

■ポーラ化粧品の高級ブランド「B.A」がトライアルセットを発売スタート
ポーラB.A トライアルセット
これまで本商品しか購入できなかった「B.A」ですが、数量限定で2週間分のトライアルセット(=ベーシックセット)の販売を始めています。

B.Aのクレンジング・ウォッシュ・ローション・ミルク・クリームがセットで、価格は10,800円(税込)です。

本商品だと99,360円(税込)かかるラインのセットを、約1万円で購入できるのはこのチャンスしかないでしょう。(更にポーラオリジナルの巾着もプレゼントでついてきます。)

B.Aがトライアルセットを販売する機会は滅多にないので、是非チェックしてみてください。
B.Aトライアルセット公式ページへ



《おすすめ記事》

アンチエイジング化粧品ランキングの嘘と5つの真実

ポーラホワイトショットは副作用ありますか?

※記事中の商品「アヤナストライアルセット」は販売終了し、「ディセンシア」にリニューアルされています。


◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


簡単なアンケートに答えてくださった方全員に、無料で "特典" 差し上げます!詳しくは >>特典情報<<





「シワ・たるみを取る秘訣」無料配布中!


「10年前はよかったな」シワ・たるみを取る方法 なんて後ろ向きな生き方には、今日で別れを告げましょう。お金を掛けて特別な治療法を試みるよりも正しい情報からアンチエイジングのコツを手に入れて、日々実践するほうが効果的です。
もちろん、早い時期から取り組むのが良いですが遅すぎることはありません。 いつまでも若々しくいるためにここで紹介しきれない秘訣を差し上げますので、メルマガ登録し無料ダウンロードしてください。


氏名* 
メールアドレス* 
確認メールアドレス* 



購読

アンチエイジングの神様はtwitterでキレイになる秘訣をつぶやいています。twitterだけのお得なプレゼント情報もありますので、お見逃しなく。





Google+