足汗はニオイの原因にも!止まらない足汗対策おすすめ5選

[公開日]2016/03/25[更新日]2017/06/26

足汗を止める方法 原因 足汗をかきすぎる原因は、気温や体質によるものもありますが、実は、緊張や不安な気持ちと深く関係しています。

そうなると、心理的な解決方法や自律神経のバランスをコントロールすることが解決策になります。しかし、そのような対策はじっくり時間をかけておこなったり、生活の見直しが必要になり、即効性は期待できません。

まずは、足汗を抑えることからはじめましょう。汗が減ったという自信は、結果的に不安や緊張を和らげ、悪循環を断切るきっかけになります。

《管理人:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。


市販の制汗剤は足汗に効果なし!足汗に効果的な成分は?


近年、ようやく「汗ジミ」対策を謳った制汗剤(汗を抑える)ものがいくつか登場してきましたが、それでも汗が抑えきれない場合多々あります。

制汗剤の効果が実感できない最も大きな原因は、配合成分にあります。

足汗対策商品であっても、多くはコップ1杯分の汗をかく人に対してつくられています。具体的にどんな成分が必要なのか見ていきましょう。

汗の抑制力に優れているのは塩化アルミニウム
汗を抑える効果が最も高いとされているのは、塩化アルミニウムです。日本の法律では、肌の安全を考慮しているため、販売・処方する最高濃度は20%と定められています。

ワキガや多汗症対策として人気のあるオドレミンの主成分は、塩化アルミニウムです。配合濃度は比較的高い13%ですが、それでも効果が感じられないのであれば、もっと高濃度の制汗剤が必要になります。

制汗剤を選ぶときは、少なくとも下部の表(汗を抑える成分の特徴比較)のいずれかが配合されているものを選びましょう。

ただし、高濃度になればなるほど、効果は期待できますが、肌への刺激が高まるため、使い始めの3〜4日はかゆみや乾燥が気になることがあります。

使い続けることで慣れてきますが、肌の弱い方は、日にちを開けたり、濃度を薄める必要があります。

市販品のほとんどが汗を抑えるよりもニオイ対策に特化している
市販されている商品には、塩化アルミニウムを配合している制汗剤はほとんどありません。おそらく、肌への安全性を考慮したためと考えられます。

では、実際に販売されている多くの制汗剤の主成分はというと、クロルヒドロキシアルミニウムや殺菌効果をメインとした塩化ベンザルコニウム、銀含有ゼオライトなどです。

クロルヒドロキシアルミニウムは比較的汗を抑える力がありますが、塩化ベンザルコニウムや銀含有ゼオライトといった成分は、出た汗の菌を分解してニオイを防ぐ目的なので、「汗を抑える」効果はあまり期待できません。

そもそも、汗を抑えることができれば、菌の繁殖は防げるため、ニオイも抑えることができます。

汗を抑える成分の特徴比較
制汗剤の形状(スプレー、パウダー、ローション、ロールオン、ジェル、クリーム、シート)は様々で、密着度の高いもののほうが効果があるとされています。

確かに密着度が高いと汗やニオイを抑える力は高まりますが、元々制汗力が高くなければ、いくらフィットしていても効果は期待できません。

繰り返しになりますが、足汗は全身の中でも1、2位を争うほどの汗量です。なので、足汗に悩むようであれば、少なくとも以下の成分のいづれかが配合されているものを選びましょう。

汗を抑える成分
効果
フェノールスルホン酸亜鉛

収れん作用もあるが、3成分の中では汗を抑える力は低い、他の成分と組み合わせることで制汗力が高まる
ミョウバン

効果◯ / 薬局で安く購入でき、自分で水と混ぜて手作り制汗剤を作れる
クロルヒドロキシアルミニウム

塩化アルミニウムよりも制汗力は落ちるが、低刺激であり、多くの制汗剤に使われている
塩化アルミニウム

病院でも処方されるほど汗を抑える力は強いが、他と比べると肌への刺激がやや強い

効果が高くなればなるほど、肌への刺激も高まるから、肌が弱い人は、パッチテストをしたり、使用回数を減らすほうが良さそうだね。
肌荒れが心配であれば、皮膚科を受診すること。制汗剤をいろいろ試して効果が実感できなかったのであれば、ニオイよりも汗を抑える成分に注目して選ぶようにするといいわ。


足用制汗剤おすすめ4選!汗が出る前後で選び方が違う


足汗に悩む方向けの足用制汗剤はいくつかありますが、選ぶときに気をつける点があります。

特に重要なポイントは「いつ使うのか?」です。

汗が出る前に予防対策として使いたいのか、それとも汗が出た時にすぐ足裏をサラサラにしたいのかによって、選び方が異なります。

両方ともメリット・デメリットがあるので、目的に合ったものを選びましょう。

足汗止める対策方法

 
総合評価
汗をかいた時にすぐ使える
持続性が高い

ムレやニオイをしっかりカットし、汗による不快感を解消してくれる

ストッキングの上から使える利便性No.1足汗スプレー

短時間使用◯ / 朝スプレーして一日中効果を保つのは難しい

制汗力はNo.1だが、即効性は期待薄

乾くのがやや遅く、瞬時性は微妙

1回つけると、3~5日間制汗力キープ

ピンポイントの手汗用に作られているが、足汗対策用としても使える

微粒子パウダーでムレた足が一気にサラサラになる

持続時間は1~3時間でつくられているため、こまめに付け直しが必要


足の裏の皮膚は、手や脇、顔などの皮膚と比べて分厚くなっています。そのため、配合成分を気にしすぎる必要はありません。

それよりも、足裏から出る汗量が想像以上に多いため、まずは汗を抑える(汗腺に栓をつくる)効果が高いものが必要です。

そして、外出時やちょっと汗が気になった時に使えるタイプのものがひとつあれば、足汗問題の8割は解決できるでしょう。

足汗対策1:出た汗を瞬時にサラサラにするタイプ


足サラは、「汗をかいたな」、「靴の中がムレてるな」と感じるときにスプレーして、汗をニオイを抑えるパウダー入液体スプレーです。

ミストタイプなので使いやすく、マイクロパウダーに成分を配合することで汗を吸着しつつ、有効成分を肌に密着させることができます。ここでは、実際に使ってみてわかったメリット・デメリットをお伝えします。

  • 足汗_足サラ / ウィズコスメ
    マイクロパウダーが汗の出口に密着し足汗を抑える
    足サラ / ウィズコスメ
    3.95
    足汗: 3.95

    icon-check-square低刺激で子どもからお年寄りまで使える
    icon-check-squareストッキングの上からスプレーできる
    icon-check-square定期購入3回継続必要

    価格種類内容
    3,480円(税抜)本商品
    34ml
    制汗ミスト


足サラで汗対策するメリット
・ミストタイプなので使いたい時にすぐ使える(長さ11.5cm 直径3cmなのでポーチに入る)
・手を汚さずに使える(ストッキングの上から使える)
・スプレーして約30秒ほどで足汗がサラサラになる
・香料入りなので、スプレーするとニオイもカバーできる
・つけて1〜2時間は、靴下や靴を履いていてもスースーするので、不快感が和らぐ
・足裏だけでなく、足の甲・膝裏・太ももの裏・手のひらにも使える

足サラで汗対策するときに発生するデメリット
・足汗でふやけているときは、重ねづけしないとサラサラにならない
・使う前にしっかり振らないとパウダーが分離したままになる
・乾いてからでないと、白浮きすることもある
・サラサラ効果の持続性は、つかいはじめて5日〜以降が平均的
・エタノール配合なので肌が弱い場合はかゆくなることもある
・香料入りなので、ニオイ対策になるが足のニオイと混ざり合うこともある
・汗が気になるときにすぐ使えるが、効果の持続性はあまり期待できないので、持続性のある制汗剤との併用が最適

足サラは短時間用足汗対策に◎

足サラは、予防用にも使えますが、どちらかというと汗をかいてしまったときに使うのに適した制汗ミストです。

汗を抑えるフェノールスルホン酸亜鉛と有効成分イソプロピルメチルフェノール、パウダー成分としてタルク、足裏を健やかに保つための植物成分が配合されています。

汗は、もっとかいてしまうのではないか?と感じると余計に出るようになっているため、靴を脱ぐ時にサッと使える制汗剤を持っていると汗を抑えられているという自信が持てます。

すると、交感神経の昂ぶりを抑えることができるため、必要以上の汗をかかずにすみます。

汗腺を塞いで汗を抑える効果としての期待は薄いですが、即効性に優れているので外出時にひとつあると安心できます。

足サラの公式サイトはこちら

足汗対策2:汗腺を塞いで汗を予防対策するタイプ


デトランスαローションタイプは、塩化アルミニウム25%を配合した汗を抑える制汗ローションです。デトランスαは、つけてすぐ汗が抑えられるものではありません。

使い始めの1週間は、お風呂あがり(夜)に毎晩つけ、塩化アルミニウムがエクリン腺に浸透していくのを待ちます。

その後は、2〜3日に一度のペースかそれ以上の日にちをあけて塗ることで、足裏の汗腺を塞ぎ続けられます。デトランスαローションタイプも実際につかってみてわかったメリット・デメリットをお伝えします。

デトランスαで汗対策するメリット
・塩化アルミニウム濃度が高いため、これまでの制汗剤より圧倒的な効果が実感できる
・一回つけて2〜3日は効果が持続するのでケアが簡単
・はじめの1週間は毎日塗布する必要があるが、それ以降は使用頻度が減るためコスパが良い
・平均5日ほど経つと汗量の変化を実感できる人が多い
・夜に使うので、こっそり・しっかり汗対策できる

デトランスαで汗対策するときに発生するデメリット
・汗をかいたそのときにつけても瞬時性は期待しにくい
・使い始め2〜3日では本当に効果があるのかわからない
・塩化アルミニウムとエタノール、合成ポリマーのみなので、肌に刺激を感じることがある
・完全に乾くには1分近くかかる
・アルコール臭が強い

デトランスαは汗を使えば使うほど足汗のことを気にせずに済むしっかり対策用

デトランスαの良さは、汗を抑える塩化アルミニウムの濃度が圧倒的に高いことです。皮膚科でも取扱いがあるほどです。ただし、半数以上の方が使用時にかゆみや乾燥を感じていることから効果が高い=刺激が強いと言えます。

アルコールによる乾燥に弱い筆者が試したところ(手・足両方)、刺激性は感じなかったので、個人差が大きいと思われます。

9割以上の制汗剤は、水と制汗成分+α(殺菌成分や香料など)で作られていますが、デトランスαは水を使わず水の代わりにエタノールを使用しています。

そのため、同じ塩化アルミニウム配合の制汗剤よりも汗腺深くに角栓をつくることができます。それにより、一回の塗布で長時間汗を抑えることができます。

デトランスαローションの公式サイトはこちら

1日コップ2杯分!足の裏の汗が出すぎる3つの原因と対策


いつも足に汗をかいてしまう原因は知っていますか?足の裏は、手のひらと並ぶくらい汗腺(エクリン腺)が多く、多汗症でなくても足の裏だけで1日コップ一杯分の汗(両足)が出ています。

これは、1日にかく汗量の約1/5に相当します。おそらく、足汗で悩んでいるのであればそれ以上の汗が出ています。多汗症の場合だと、コップ2杯分の汗が足から出ていると言われています。

このように、足裏から大量の汗がでるため、足を冷やす原因となり、水分代謝が乱れ、むくみの原因にもなります。まずは、4つの足汗原因を見ていきましょう。

精神性発汗:緊張や不安を感じると出る汗
緊張や焦り、不安を感じると、交感神経が優位になります。そして、アセチルコリンが分泌され、全身の機能している汗腺から汗がでます。

精神性発汗は、誰でも起こりますが、強く感じすぎると交感神経を刺激し続けるため、汗が収まらなくなります。

対策
・足汗を抑える効果の高い制汗剤を使う
・5本指靴下を履く
・消臭効果のあるストッキングや靴下・靴を選ぶ
・湯船または足湯で足をあたためる、足の汗をかく習慣をつける
制汗剤比較については下部で解説します。
足用制汗剤の選び方 / ポイントは「いつ使うか」

発熱性発汗:暑い・寒いと感じるに出る汗
熱を作ったり、それを放出することで体温を一定に保っています。足は、体の末端で冷えやすく、血流が滞りやすいため、

「熱を作る→汗となる→靴や靴下で汗が蒸発しにくくムレる→体温が一気に下る→熱を作ろうとする」の繰り返しになります。

対策
・足汗を抑える効果の高い制汗剤を使う
・全身を使う有酸素運動をする
・足湯で足をあたためる 汗をかく練習をする
制汗剤比較については下部で解説します。
足用制汗剤の選び方 / ポイントは「いつ使うか」

味覚性発汗:辛いと感じると出る汗
辛いものや酸っぱいものなど刺激のあるものを食べると、味覚神経が過敏になり、交感神経を刺激します。その結果、汗が出てきます。

味覚性発汗の場合、足よりも手や額の方に汗が集中しやすい傾向にあるため、刺激物を控えても足汗対策のひとつにはなりますが、絶大な対策とはなりません。ただし、栄養バランスを意識して食事することは重要な汗対策になります。

汗腺の働きが鈍っている
上記の3つに加えて、汗腺がきちんと機能していない場合も足汗が多くなります。汗腺は、全身に300万個ありますが、そのうち機能している汗腺は約半分と言われています。

汗をかく習慣がない人や冬の時期の汗腺は、もっと少ない数の汗腺しか機能していません。そのため、機能している一部の汗腺から出る汗の量が増えます。

また、汗をあまりかかないと一部の汗腺から出る汗量が増えたり、べたついた汗が分泌されます。足裏は、汗腺が最も多い部位の一つであるため、その部分に集中してしまうこともあります。

対策
・湯船または足湯で足をあたためる、足の汗をかく習慣をつける
足湯の入り方については下部で解説します。
足湯の入り方
こんにちは!「アンチエイジングの神様」管理人の安藤美和子です。特に、発熱性発汗と精神性発汗、それと汗腺の働きが鈍っていることが主な原因になるわ。


足汗はニオイの原因にもなる

足汗はニオイとも深く関係しています。汗をあまりかかないと、汗腺のはたらきが鈍るため、サラサラとした汗ではなく、多少ベタついた汗が出ます

サラサラな汗は、皮膚と同じ弱酸性ですが、ベタついた汗はアルカリ性に近くなります。菌は弱酸性よりアルカリ性の方が繁殖しやすいため、汗による不快感やニオイが気になります。

対策
・汗を抑えつつ、雑菌の繁殖を抑制する殺菌成分配合の制汗剤を選ぶ
・足裏の角質ケアをする
・5本指靴下を履く
・消臭効果のあるストッキングや靴下・靴を選ぶ
制汗剤比較については下部で解説します。
足用制汗剤の選び方 / ポイントは「いつ使うか」

局所性多汗症の場合、足汗量は通常の2倍に

足や手の汗が多い局所性多汗症の場合、1日に足裏からコップ約2杯ほど汗をかいています。汗を多くかくと、足汗で皮膚がふやけるだけでなく、汗が蒸発しにくくなるため、足の冷えの原因にもなります。

体の末端である足先が冷えると、足から心臓への血液の流れが悪くなり、下半身はますます冷えやすくなります。

すると、体は無理やり温めようとして熱を作り出しますが、「汗が出る→冷える」をくりかえすため、改善しにくくなります。

対策
・湯船または足湯で足をあたためる、足の汗をかく習慣をつける
・足汗を抑える効果の高い制汗剤を使う
・5本指靴下を履く
・消臭効果のあるストッキングや靴下・靴を選ぶ
足湯の入り方、制汗剤比較については下部で解説します。
足湯の入り方足用制汗剤の選び方 / ポイントは「いつ使うか」

局所性多汗症かどうかをチェックする
多汗症かどうかは、以下の項目を参考にしてみてください。3つ以上あてはまるようであれば、病院で発汗検査しましょう。多汗症かどうか検査できます。
寝ている時以外常に汗をかいている
日常生活に支障が出るほどの汗
左右対称に出る
25歳以下から症状がある
家族や親戚に多汗症状をもつ
足汗は、多すぎると精神的に追い込まれたり、ニオイや冷えにも悩まされるの。まずは、制汗剤で汗を抑えること。そして、汗をかく習慣もつくったほうがいいわね。
安藤さん、足汗って、病院に行ったら治すことはできるの?
詳しくはあとで説明するけど、病院での治療方法としては、薬を使って汗を抑えたり、ボトックス注射を打ったり。最終手段は、手術で汗腺を切断する方法ね。でも、そうする前に、お家でできる対策もまだまだ残されてるから、試してみる価値はあるわ。
治療方法については、下部で解説します。
《参考》病院で多汗症治療を行う

足湯は効果あり!お金をかけずにできる足汗を止める方法


足湯で足をあたためる
体をあたためると、足汗にどんなメリットがあるのか。まず、血液の流れが悪くなると、体温が下がります。

体温が下がった状態が常になると、ちょっと体温が上がっただけで汗をかくため、汗量が増えます。また、大量の汗を一度にかくと、足元の体温を下げることにもなるため、冷えの悪循環が続いてしまいます。

汗をかく練習として、足湯に入る習慣をもちましょう。足元からあたたまるとともに、足の汗腺が開き汗が出やすくなります。その結果、さらさらした汗になり、汗の出る量がコントロールしやすくなります。

足湯の方法は、洗面器やバケツなどに41℃程度の熱めのお湯に足を10分〜つけておくだけです。香りは鼻からダイレクトに脳に伝わるため、自分のリラックスできるアロマオイルやハッカ油、ティーツリーなどの香りを1〜2滴垂らすのもおすすめです。

太ももの裏、膝の裏の太い血管を冷やす
カラダの中での大きな血管を冷やすと、汗が引きます。足汗の場合は、下半身の太い血管(股部分や膝の裏)を保冷剤や冷えたペットボトルなどで冷やしてみましょう。一時的ではありますが、汗を抑える効果が実感できます。

ベビーパウダーをはたく
ベビーパウダーの原料は、メーカーによっても異なりますが、皮脂や汗を吸着するタルクで作られたものは、足汗対策にも使えます。(※ファリネや足サラにも配合されています。)朝出かける前に、パフでポンポンつけたり、外出先には、コットンを2枚に割いて(完全には割かない)その間にベビーパウダーを含ませたものを持ち歩くと良いでしょう。

足の裏の角質ケアをする
足の裏、特にかかとや足の指の隙間は角質がたまりやすい場所です。古い角質は、汗と混ざり合ってニオイを作り出すため、角質ケアをすることで、ニオイ対策になります。

ハッカ油をつかう(お風呂・シュッシュスプレー)
ハッカの香りには、涼しい気分にする効果があります。実際に体温が下がるわけではありませんが、香りをかぐことで汗がひいていきます。

ハッカ油を精製水で薄めたものを太い動脈がある膝の裏や太ももの付け根などにスプレーしたり、ハッカ油をお風呂に数滴垂らす方法もあります。朝、靴下を履く前に、ハッカ油を垂らしたバケツなどに足をつけておく方法もおすすめです。

ミョウバン水をつくる

ミョウバン水には、殺菌・収れん・制汗作用があります。塩化アルミニウム液(濃度20%が一般的)の方が効果は高まりますが、ミョウバン水は安く作れるので費用を抑えたい方におすすめです。ただし、顔に付ける場合は薄めて使い始めましょう。

材料

焼きミョウバン(ドラッグストアで購入できます) 50g
水 150ml

作り方
1. 焼きミョウバンをペットボトルなどの空容器に水とともにいれる
2. 1〜2日置いて、焼きミョウバンと水が溶けるのを待つ
3. 溶けたら、スプレー容器に入れ、汗が気になる部位につける
4. 顔につける・皮膚が弱い場合は、焼きミョウバン水を10倍〜50倍に薄める
1ヶ月で使い切れる量をつくりましょう。

出典:顔汗を止める方法はある?


サイズの合った靴をはく
靴をデザイン重視で買うと、足に無理をさせます。窮屈なものは、足汗の蒸発率が悪くなり、ムレ・ニオイが強くなります。

また、多汗症で悩む殆どの人は骨の歪みが指摘されています。足に無理をさせると、骨や姿勢の歪みを引き起こすこともあります。

足幅・足のサイズは自分のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。もしくは、中敷きを活用するなど自分の足に合わせた靴を履くようにしましょう。

止まらない足汗には制汗剤と足湯がおすすめ


靴下を脱いだ時、自分だけ足がふやけているのがどうしようもなく恥ずかしいとコンプレックスには、まず足から物理的に汗を減らしていきましょう。

汗をかかなくてすむという自信は、きちんと脳に伝わっているので、交感神経を必要以上に刺激しなくなります。

汗腺は全身にあるため、足裏の汗腺を一時的に塞いでもカラダに問題はありません。汗は元々体温調節機能を果たすため、無くてはならない存在です。

◆参考文献
スキンケア美容医学事典 / 吉木伸子 著
化粧品成分用語事典2012 / 鈴木一成 監修
栄養の教科書 / 中嶋洋子著

《おすすめ関連記事》
手汗を止める対策に役立つツボ・呼吸方法 / 制汗剤の選び方から本格治療法まで
顔汗を止める方法はある?汗を抑える原因と対策を徹底解説

《参考》足の多汗症治療方法5選


足汗で悩む場合、受診する科は、皮膚科・整形外科・美容整形外科・発汗専門外来になります。

皮膚科では主に薬を処方され、整形外科では手術を行います。

美容整形外科ではボトックス注射など保険適用外の治療ができ、発汗専門外来ではそれらを組み合わせた治療方法などが受けられます。

また、精神性発汗で悩む場合、心療内科も選択肢に入ります。

ここでは、多汗症対策で広く行われている治療法をリスクが少ない・費用が安い順にお伝えします。

塩化アルミニウム液
塩化アルミニウム液は、多汗症治療で最も知られている方法です。汗がでる汗腺を塩化アルミニウムと汗で防いで、物理的に汗を出なくさせるほうほうです。

日本では、配合濃度20%までと決められているため、病院によっては、デトランスα(=パースピレックス)を販売しているところも数多くあります。

ただし、デトランスα(=パースピレックス)は、クリニックで購入すると定価価格か割高(病院によって異なる)ため、公式サイトから購入したほうがお得になります。

デトランスα(=パースピレックス)の公式サイトはこちら

イオントフォレーシス
イオントフォレーシスとは、汗の気になる部位に水道水をイオン導入する方法です。

電流を流すときに、多少ビリビリすることはありますが、肌荒れなど副作用のリスクはありません。この方法は、電流を流すことで汗を抑制するというものです。

保険適用が可能で1回2,000円〜ですが、週に2回ほど通う必要があります。

日本でのイオントフォレーシスは、多汗症の治療法としてまだ広く認識されていませんが、徐々に対応できるクリニックも増えています。

抗コリン薬
抗コリン薬(=プロパンサイン)は、汗を分泌させる働きをもつアセチルコリンを抑制します。

交感神経優位から副交感神経優位へと導きます。そのため、汗を抑えることができますが、汗に対する働きだけでなく全身に対して働きかけるため、眠気や喉の渇き、便秘や涙や尿が出にくくなるといった副作用が生じます。

また、記憶や集中力にも関係しているアセチルコリンなので、注意力や集中力の低下も起こりえます。そのため、長期的に飲むのではなく、どうしても必要な時に限って服用するよう医師からも勧められます。

ボトックス注射
ボツリヌス菌をエクリン腺に注入し、汗を抑えます。

副作用のリスクはほとんどなく、効果も3〜6ヶ月持続しますが、費用が一回につき10万円以上必要なため、金銭的余裕がないと選択できない治療方法です。

腰部交感神経遮断術
手汗の場合、胸部交感神経遮断術を行いますが、足汗の場合胸部交感神経遮断を行う手術があります。

汗腺を遮断することで、足裏の汗は治まりますが、全体として汗の量が減ることは無いため副作用として、代償性発汗が起こる可能性が高くなります。

また、味覚性発汗は通常、辛いものや刺激のあるものだけでしたが、甘いものに対しても味覚神経が敏感になることもわかっています。
病院での治療は、確実性はあるけど、費用も高額になることがほとんどだし、副作用のリスクもあるから慎重に。できれば、自分でできる対策をまずやってみることね。


《参考》 足汗対策用の制汗剤の比較表詳細一覧


今回、記事を執筆するにあたって、足汗対策用の制汗剤3商品を以下のように比較調査しました。詳細を確認したい方は参考にしてください。

足汗対策用の制汗剤 / 詳細比較表

 
デトランスα手足汗用 / ユーアップ
足サラ / ウィズコスメ
商品名
総合評価

即効性は期待できないが、使い続けることで手汗の不安解消に繋がる

マイクロパウダーが足汗を吸着しサラサラ・いい香りへ導くスプレー

利便性◎ どこでも・いつでも瞬時にサラサラな手になれる
定期価格(税別)

初回限定価格
2,685円 / 100ml 1ヶ月
送料・梱包手数料350円

3,480円 / 34ml 1ヶ月分

初回限定価格
2,667円 / 6g 1ヶ月
送料無料
主要成分

アルミニウムクロリッド、エタノール、乳酸アルミニウム

フェノールスルホン酸亜鉛、イソプロピルメチルフェノール

クロルヒドロキシアルミニウム、酸化亜鉛
無添加成分

合成香料、着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン不使用

着色料、鉱物油、パラベン、石油系界面活性剤

香料、着色料、鉱物油、アルコール、パラベン
定期購入価格条件

最低5回の継続が必要最大割引率15%OFF

最低3回の継続が必要
4回目以降さらに10%OFF

最低3回の継続が必要
返金保証期間

なし

なし

90日間

※記事中の商品「アヤナストライアルセット」は販売終了し、「ディセンシア」にリニューアルされています。


◇参考文献・WEBサイト一覧
厚生労働省 統合医療情報発信サイト
日本化粧品技術者会
日本抗加齢学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
※本サイトの薬事法に対する考え方、商品ランキング・点数付けの根拠は「アンチエイジングの神様とは」をご確認ください。


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