ボツリヌス菌の注射が額・眉間・目尻のシワに効く
[公開日]2012/11/22[更新日]2015/04/02
"コラーゲン注射・ヒアルロン酸注射の効果"の記事で、プチ整形を紹介しました。引き続きアンチエイジングの新しい技術として、ボツリヌス菌の注射について書きます。
ボツリヌス菌は脳卒中に伴う、筋肉の痙縮(手足のつっぱり)を緩和するための治療にも使われている成分です。
アンチエイジングではボツリヌス菌が生み出す成分を表情筋に注射して、筋肉を麻痺させシワをできなくすることができます。筋肉を麻痺させる成分ですのでボツリヌス毒素とも呼ばれます。毒素というと怖いイメージがありますが、からだの他の部分に副作用が出るということはなく、安全なものでアレルギーもありません。
ボツリヌス菌の注射は筋肉を麻痺させるので、用いるべき箇所も限られています。効果的なのは、額の横ジワ、眉間の縦ジワ、目尻のシワ(いわゆるカラスの足跡)です。表情筋が麻痺すると、自然な表情にも影響を与えてしまうのではと心配されるかもしれませんが、注入量を守れば自然に仕上がります。
ただし、眉毛のすぐ近くに打つと眉が下がってへの字になったり、上まぶたが重くなって頭痛を起こすなとどいうトラブルを招きますので注意は必要です。ボツリヌス菌を注射する場合は、専門医の指示に従いシワをすべて消そうとすると効きすぎてトラブルを引き起こしますので、完全に消すのでなく「目立たなくなればよい」という気持ちで治療することが大切です。
効果は注入してその場で現われるのではなく、4〜5日たってからです。効果の持続は4〜6ヶ月、費用は1回5万円くらいからです。
表情筋の動くツボに薬を少量ずつ注入していくので、コラーゲン注射やヒアルロン酸注射よりも痛みも出血も少ないのがメリットです。
ボツリヌス注射
ボツリヌス菌は脳卒中に伴う、筋肉の痙縮(手足のつっぱり)を緩和するための治療にも使われている成分です。
アンチエイジングではボツリヌス菌が生み出す成分を表情筋に注射して、筋肉を麻痺させシワをできなくすることができます。筋肉を麻痺させる成分ですのでボツリヌス毒素とも呼ばれます。毒素というと怖いイメージがありますが、からだの他の部分に副作用が出るということはなく、安全なものでアレルギーもありません。
ボツリヌス菌の注射は筋肉を麻痺させるので、用いるべき箇所も限られています。効果的なのは、額の横ジワ、眉間の縦ジワ、目尻のシワ(いわゆるカラスの足跡)です。表情筋が麻痺すると、自然な表情にも影響を与えてしまうのではと心配されるかもしれませんが、注入量を守れば自然に仕上がります。
ただし、眉毛のすぐ近くに打つと眉が下がってへの字になったり、上まぶたが重くなって頭痛を起こすなとどいうトラブルを招きますので注意は必要です。ボツリヌス菌を注射する場合は、専門医の指示に従いシワをすべて消そうとすると効きすぎてトラブルを引き起こしますので、完全に消すのでなく「目立たなくなればよい」という気持ちで治療することが大切です。
効果は注入してその場で現われるのではなく、4〜5日たってからです。効果の持続は4〜6ヶ月、費用は1回5万円くらいからです。
表情筋の動くツボに薬を少量ずつ注入していくので、コラーゲン注射やヒアルロン酸注射よりも痛みも出血も少ないのがメリットです。