元メーカー員が総合解説!5つのタイプ別に見るウォーターサーバー比較ランキング
[公開日]2016/08/23[更新日]2018/12/14
「どのウォーターサーバーがいいんだろう」といろんなサイトを見ても、結局どれがいいのかわからないのは、何を基準に選んだら良いか曖昧だからです。
この記事では、【安さ・赤ちゃん・電気代・おしゃれ・一人暮らし】別に選ぶポイントと比較調査をおこなっています。これさえ読めば、どのウォーターサーバーを選んだらいいかわかるようになります。
この記事では目的別に5つのタイプに分けて、おすすめのウォーターサーバーを解説しています。一覧にまとめていますので、気になるポイントがある方はリンクから直接詳細解説を読むことができます。
これらを目的別に詳しく解説していきますね。
ウォーターサーバーは、何かとお金がかかるものと思っていませんか?確かに、水道水を飲む時と比べると水代や電気代などが必要になります。
ただし、選び方次第では思っていたよりもグッと安くウォーターサーバーを置くことができます。
アルピナウォーターは、RO水ウォーターサーバーですが、長野県の北アルプスが採水地の天然水が原水です。にもかかわらず、12Lボトルが948円(500mlあたり39.5円)のお得度No.1サーバーです。
アルピナウォーターの配送エリアは拡大予定ではありますが、12Lガロンボトル948円は東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城・栃木の一部地区に限定されています。(それ以外のエリアは価格が多少高くなります。関東エリア在住であれば、間違いなく安いウォーターサーバーと言えます。特に、使用人数が多く、水の消費量が多い家庭に適しています。
アルピナウォーターの公式サイトへ
産婦人科でも目にするウォーターサーバーは、妊娠や出産をきっかけに水の安全性・衛生面を考えたり、これまでミネラルウォーターを買っていた方に役立つものです。ただし、安さも重要ですが、実は、赤ちゃん家庭ならではの選ぶ基準があります。
※クリティアの月額目安は、ずっとクリティアプラン(3年契約)12L1750円で計算しています。
RO水は価格を安くする上では有力候補となりますが、サーバーの衛生面や人工的にミネラルを添加している点が気になります。
そのため、ここではRO水よりも天然水のウォーターサーバーから選ぶことをおすすめします。となると、1ヶ月あたりの月額費用はRO水よりも高くなり、ウォーターサーバー選びで価格最優先というのは難しくなるでしょう。
それを踏まえた上で、赤ちゃん家庭におすすめできるウォーターサーバーはサントリー天然水ウォーターサーバーです。
サントリー天然水ウォーターサーバーは、水が軟水であること加え、サーバー自体の機能が赤ちゃんのミルクに適しています。サントリーのウォーターサーバーは1種類で白・黒の2色だけですが、赤ちゃんのミルクやお母さんが使いやすいように作られています。また、ノルマがなく月額費用は水代と電気代のみという点も赤ちゃん家庭におすすめできるポイントです。
サントリーウォーターサーバーの公式サイトへ
ウォーターサーバーを検討していくうちに、気づく電気代の高さ。安いウォーターサーバー探しであれば、電気代のチェックは必須です。
ここでは、「省エネ利用した場合の電気代」と、実際にメーカーに問い合わせてわかった「通常利用した場合の金額」の2種類を掲載し、ランキング化しています。
また、電気代が安いものでも、月額費用が高いとお得ではないので、全体的に見ていくらかかるのかを比較するようにしましょう。
せっかく選ぶなら、おしゃれなウォーターサーバーを選びたいものです。ただし、デザイン性だけで選ぶのではなく、機能面や費用面なども漏れなくチェックしておく必要があります。
これまでは白い本体の上に青いボトルが乗っかっており、冷水と熱湯ボタンがあるデザインが主流だったのが、色のバリエーションや形、デザインも自由に選べるようになりました。また、デザイン性の高いサーバーは、同時に高機能という特徴もあり、使う人のことを考えたサーバーになっているのも特徴です。
ただし、おしゃれに重きを置くとランニングコストがやや高くなるという側面があります。RO水のウォーターサーバーと比較すると約2,000円、おしゃれよりも安さを重要視した天然水のウォーターサーバーでも500円〜程度おしゃれなサーバーの方が高くなります。
対策としては、レンタル料がタダのサーバーや電気代が安いサーバー、もしくは水の単価を安くするためのプランを上手に活用すると価格を抑えることができます。
それを踏まえた上で、おすすめするおしゃれなウォーターサーバーはフレシャスデュオです。
フレシャスデュオは、ウォーターサーバーではじめてグッドデザイン賞を受賞し、あっという間におしゃれなウォーターサーバーの地位を確立しました。これまで、デザイン性に富んだものは、機能面ではやや劣ったり、価格が高くなるというデメリットもあるのが一般的でした。
しかし、フレシャスデュオは、サーバーレンタル代無料・メンテナンス料なし・初期費用も不要で大幅な省エネ機能搭載により、1ヶ月にかかる費用は水代と電気代のみです。水は、地下からの湧水を採水し、フィルターろ過で品質管理するため、非加熱処理の天然水です。そのため、水の価格だけ見るとやや高めですが、全体的なコストで見ると平均的な価格になります。
フレシャスデュオの公式サイトへ
家庭用ウォーターサーバーは、4,5人用を想定しているため、一人暮らしで置くとなるといろいろと不都合が生じます。それを回避するためには、以下の3つのポイントを基準に選んでいくことが大切です。
ただし、一人暮らしの家は、だいたいワンルームか1DKです。ウォーターサーバーが省エネモードのときやメンテナンスを行っているとき、タンクでお湯を温めているときなどは多少のモーター音が生じます。騒音ほどではありませんが、作動音が発生することは頭に入れておきましょう。
一人暮らしの家にガロンボトル(リターナブルボトル)のウォーターサーバーを置くと、空容器も場所を取るのでワンウェイボトルよりも多くの場所を必要とします。
ウォーターサーバーの水は、天然水とRO水の2種類に分けることができます。水道水には、塩素などが含まれており、味・ニオイが独特なので、水道水と比べると、その味わい・飲みやすさは口にした瞬間わかります。
浄水器の水は、フィルターの質にもよりますが不純物を除去したものなので、無味です。そのため、ウォーターサーバーの水と水道水や浄水器の水と比べると、味のまろやかさや飲み込みやすさを実感できます。
天然水と聞くと、衛生面や品質に対して不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、天然水は、品質管理がされた採水地の水であることに加え、大半が200メートル程下の地下水を汲み上げるため、空気汚染や放射能など地上の影響を受けません。
また、採水後の品質チェックを行っているので心配はないでしょう。RO水のように人工的にミネラルを添加していないので、飲みやすい水と言えます。
RO(Reverse Osmosis)とは逆浸透膜のことで、RO膜によってろ過すると、どんな液体も純水(ピュアウォーター)になります。
RO膜は、水分子しか通さないため、不純物や放射性物質など環境ホルモンもしっかり取り除くことができます。ウォーターサーバーのRO水は、9割以上が水道水を水源としているため、天然水よりも大幅にコストを削減することができます。
ただし、ボトルは再利用(リターナブルボトル)でボトルには空気が入ってしまうことや飲み終わった空容器がスペースを取ってしまうという点が気になります。
一方、天然水だと、RO水よりも水単価が高くなるため月額料金もRO水と比べると約1,000円ほど高くなります。ただし、ボトルが使い捨てで手間がかからない点や天然水を扱うウォーターサーバーの方が、機能やデザイン面で優れているという特徴もあります。
そのため、ウォーターサーバーを目的を決め、安いウォーターサーバーを探す場合はRO水。味や利便性を重視するのであれば、天然水のウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。
RO水の大半は、ガロンボトルという再利用ボトルに充填されるため、宅配業者ではなくウォーターサーバーの販売業者が一定の周期ごとに空ボトルの回収と新たな水の配達を行っています。不在でも、玄関先にボックスを設置することで回収と配達ができるようになっています。
ただし、ウォーターサーバー会社によって、回収と配達のタイミングがバラバラなため、一人暮らしや外出が多い方は、配達よりも宅配のほうが続けやすいでしょう。
ただし、サーバーに搭載されているメンテナンス機能はサーバー内部に対するものです。そのため、どんなに自動メンテナンス機能がついていても、水交換時や定期的に「注水口」やボトルの交換口、トレイの受け皿はお手入れ(セルフメンテナンス)が必要となります。
アクアクララは水の注文ノルマはありませんが、その分安心サポート料として毎月1,000円〜1,500円支払う仕組みになっています。つまり、ウォーターサーバーをレンタルして、水は必要なときだけ注文するというシステムはないということです。
ウォーターサーバーのノルマの詳細解説記事はこちら
そのため、2年以内の解約は解約金(違約金)が発生します。解約金はサーバー引取料でもあるので、解約金の中に配送料が含まれると考えておきましょう。
ここで、改めてウォーターサーバー選びの基本を確認しておきましょう。
これを元に、1ヶ月あたりの費用を安くしたい方や赤ちゃん・子供向けのウォーターサーバーといった目的に応じて自分の生活にあったものを選びましょう。
今回は、どんな人が使うのかを徹底的に調査し、使う人別にどうやって選んだらいいのかを解説してきました。口コミや噂、おすすめされたまま選ぶのではなく、上記のアドバイスを参考に目的に応じたウォーターサーバー選びをしていくことが大切です。
全てにおいて完璧なウォーターサーバーは存在しないので、自分が重視したいポイントをしっかりと見定めることが失敗しないウォーターサーバー選びのカギになります。
▶ウォーターサーバー比較メーカー名一覧
この記事では、【安さ・赤ちゃん・電気代・おしゃれ・一人暮らし】別に選ぶポイントと比較調査をおこなっています。これさえ読めば、どのウォーターサーバーを選んだらいいかわかるようになります。
目次
《ガイド:高島麻呂》
飲料水メーカーにて水質分析官として勤務後、アンチエイジングの神様にて健康ジャンルの企画編集を担当。
飲料水メーカーにて水質分析官として勤務後、アンチエイジングの神様にて健康ジャンルの企画編集を担当。
おすすめのウォーターサーバーは重視するポイント別に違う
この記事では目的別に5つのタイプに分けて、おすすめのウォーターサーバーを解説しています。一覧にまとめていますので、気になるポイントがある方はリンクから直接詳細解説を読むことができます。
この記事で紹介する目的別のおすすめウォーターサーバー一覧
選ぶポイント | おすすめサーバー |
|
---|---|---|
【徹底的にコスパ重視】 ・天然水よりRO水 ・水単価が安い ・12Lボトル | ||
【安心・安全面重視】 ・軟水 ・ワンウェイボトル ・自動メンテナンス機能 | ||
【月額料金重視】 ・省エネサーバー ・1ヶ月の月額費用 ・実際の電気代 | ||
【デザイン重視】 ・部屋になじむ ・使いやすく高機能 ・1ヶ月の月額費用 | ||
【利便性重視】 ・省エネサーバー ・ノルマが優しい ・コンパクトボトル |
これらを目的別に詳しく解説していきますね。
水代の安さが大切!月額費用の安いウォーターサーバーランキング
ウォーターサーバーは、何かとお金がかかるものと思っていませんか?確かに、水道水を飲む時と比べると水代や電気代などが必要になります。
ただし、選び方次第では思っていたよりもグッと安くウォーターサーバーを置くことができます。
安いウォーターサーバー3つの注目ポイント
ここでは、ウォーターサーバー業者9社の中でも特に月額費用が安いウォーターサーバー4社を比較しています。コスパ・安さ重視の場合は、以下の3つのポイントに絞りチェックしていきましょう。天然水よりRO水を選ぶ
天然水よりもRO水を選ぶことで、12Lボトル1本あたり500円〜700円ほど安くなります。天然水とRO水の違いについては後ほど解説しますが、安全性や衛生面において大差はありません。ペットボトルを買うより安い500mlあたり50円以下
RO水は原水を問わないため、500mlあたり50円前後で購入できます。500mlペットボトルは100円ほどするので、ペットボトルより安いのですが、とことん安さを追求するのであれば500mlあたり50円以下の水を選ぶのがポイントです。交換がラクな軽量ボトルより12Lボトルがコスパ◯
安いウォーターサーバー選びはRO水・500mlあたり50円以下、そして3つ目が12Lボトルを選ぶということです。軽量ボトルが増えてきていますが、一個あたりの容量が多い方がやはりコスパが良くなります。
商品 総合評価
水交換が苦でなければあり
平均的RO水サーバー価格
毎月のサポート料がネック 月額費用
/48L
5,364円
6,000円~
6,550円 レンタル料
572円
無料|メンテ料年5000円
無料 | 別途 月1,500円 水の価格
/12L
【再利用】
948円
【再利用】
1,250円
【使捨て】
1,200円 電気代
1,000円~
1,000円~
350円~ ノルマ
なし
3ヶ月6本~
なし
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安いウォーターサーバー選びで妥協すべき3つの点を把握しておく
今回比較したものは、月額費用が安く済むウォーターサーバーです。毎月かかるコストを抑えられるという点は最大のメリットですが、安さ重視となると、目をつぶる点もいくつかでてきます。デザインがおしゃれではない
選べる水がRO水に限られる
水ボトルのサイズが12Lなので重たい
選べる水がRO水に限られる
水ボトルのサイズが12Lなので重たい
すべてを兼ね備えたウォーターサーバー選びはできないから、安さを重視するのであれば、それ以外は妥協する必要もあるということです。
アルピナウォーター / トーエル
北アルプスの天然水をNASAも採用するRO膜でろ過した純水アルピナウォーター / トーエルウォーターサーバ:
選べる12Lボトル948円/8Lボトル686円
2年に一度、無料でサーバーまるごと交換
硬度1mg/Lの純水なので赤ちゃんやペットOK
月額目安 種類 内容 5,364円~(税抜) レンタル
ウォーターサーバー
アルピナウォーターの配送エリアは拡大予定ではありますが、12Lガロンボトル948円は東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城・栃木の一部地区に限定されています。(それ以外のエリアは価格が多少高くなります。関東エリア在住であれば、間違いなく安いウォーターサーバーと言えます。特に、使用人数が多く、水の消費量が多い家庭に適しています。
天然水が原水のRO水
2年に1度サーバー本体を交換(無料)
ボトル回収でゴミが出ない
冷水にもチャイルドロック取り付け可能
2年に1度サーバー本体を交換(無料)
ボトル回収でゴミが出ない
冷水にもチャイルドロック取り付け可能
アルピナウォーターの公式サイトへ
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硬度と衛生面が大事!赤ちゃん家庭のためのウォーターサーバーランキング
産婦人科でも目にするウォーターサーバーは、妊娠や出産をきっかけに水の安全性・衛生面を考えたり、これまでミネラルウォーターを買っていた方に役立つものです。ただし、安さも重要ですが、実は、赤ちゃん家庭ならではの選ぶ基準があります。
赤ちゃんのためのウォーターサーバー3つの注目ポイント
赤ちゃん向けのサーバ選びでは、水の性質と利便性を意識した3つのポイントが決め手になります。ミルクには硬度40mg/L以下の軟水が最適
赤ちゃんは、身体が未発達のため、水に含まれる微量のミネラルも負担になることがあります。そのため、赤ちゃんが口にする水は、硬度60mg/L以下の軟水を選びましょう。ここでは、すべて40mg/L以下の軟水で比較しています。衛生面を考えてワンウェイボトル
ウォーターサーバーのボトルは、再利用するタイプのリターナブルボトルと毎回新品の使い捨てボトル(ワンウェイボトル)の2種類あります。衛生面や利便性を考えると、ボトル内に空気が入らず、飲み終わったら捨てられるワンウェイボトルの方が良いでしょう。自動クリーン機能の搭載されているものが安心
メンテナンスは、サーバー本体にメンテナンス機能がついているものと、年に1度業者によるサーバーメンテナンスの2パターンあります。可能なら、自動メンテナンス+業者によるメンテナンスが理想ですが、そうでない場合は毎日サーバー内をキレイにする機能が搭載してあるものを選びましょう。ネットには中古品で安いウォーターサーバー売られていますが、どんな管理方法なのか不鮮明だからおすすめできません。
商品名 総合評価
コスパと利便性を追求したサーバー
3年利用でお得に使える
女性でも使いやすく、エコなサーバー 月額目安
/ 48L
7,600円~
7,304円~(3年)
8,065円~
より詳しいデータ比較表は下部へ
赤ちゃんやママのことを考えると、「安さ」最優先は難しいという側面も
自分だけであれば、安さやデザイン重視のサーバー選びで良いのですが、赤ちゃんの口に入るとなるとそうはいきません。成分や安全性・品質や衛生面など気をつけるところが山のように出てきます。RO水は価格を安くする上では有力候補となりますが、サーバーの衛生面や人工的にミネラルを添加している点が気になります。
そのため、ここではRO水よりも天然水のウォーターサーバーから選ぶことをおすすめします。となると、1ヶ月あたりの月額費用はRO水よりも高くなり、ウォーターサーバー選びで価格最優先というのは難しくなるでしょう。
赤ちゃんのミルクって70℃だから、省エネモードにしているときの温度でぴったりってことか!
それを踏まえた上で、赤ちゃん家庭におすすめできるウォーターサーバーはサントリー天然水ウォーターサーバーです。
天然水サーバー / サントリー
シンプルで飽きのこないデザイン×品質にこだわった南アルプス天然水サントリー天然水ウォーターサーバー / サントリーウォーターサーバ:
初期費用・レンタル料・配送料無料
赤ちゃんのミルク作りに最適な軟水
自動メンテナンスシステム搭載
月額目安価格 種類 内容 3,450円(税抜)
天然水7.8L×3箱レンタル ウォーターサーバー
サントリー天然水ウォーターサーバーは、水が軟水であること加え、サーバー自体の機能が赤ちゃんのミルクに適しています。サントリーのウォーターサーバーは1種類で白・黒の2色だけですが、赤ちゃんのミルクやお母さんが使いやすいように作られています。また、ノルマがなく月額費用は水代と電気代のみという点も赤ちゃん家庭におすすめできるポイントです。
決まった時間にお湯が循環する自動メンテナンス機能
4段階の温度調整機能
解除しにくい2重チャイルドロック
7.8Lのコンパクトサイズで水交換が簡単
2重構造で、徹底的に水の劣化を防止
4段階の温度調整機能
解除しにくい2重チャイルドロック
7.8Lのコンパクトサイズで水交換が簡単
2重構造で、徹底的に水の劣化を防止
サントリーウォーターサーバーの公式サイトへ
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省エネ機能がカギ!電気代の安いウォーターサーバーランキング
ウォーターサーバーを検討していくうちに、気づく電気代の高さ。安いウォーターサーバー探しであれば、電気代のチェックは必須です。
電気代の安いウォーターサーバー3つの注目ポイント
電気代の安いウォーターサーバー選びのポイントは、この3つになります。省エネ機能がついているか
サーバー本体の消費電力が少ないと、毎月の電気代は500円〜700円ほどで済みます。また、省エネサーバーとそうでないものでは毎月500円〜1,000円ほど電気代が変わります。ウォーターサーバーの電気代は、月別でも多少変わってきます。特に気温が低い冬は、温水を温める消費電力が増える傾向ですね。
1ヶ月の費用がいくらかかるか
電気代が安いというだけでウォーターサーバーを選ぶよりも、1ヶ月あたり総額でいくらかかるかをチェックすることで、より価格を抑えられます。電気代と水代の両方が安いものを選ぶと良いでしょう。省エネモードを利用しない場合の電気代
ホームページやさまざまなサイトに書いてある電気代は、エコモード機能を常に使用した場合の電気代最安値を掲載しているところがほとんどです。しかし、実際にウォーターサーバーを使うと、常にエコモード機能使用というケースはほとんどありません。ここでは、「省エネ利用した場合の電気代」と、実際にメーカーに問い合わせてわかった「通常利用した場合の金額」の2種類を掲載し、ランキング化しています。
電気代 月額費用(48L) 1位
クリクラ
省エネサーバー
ECO535円〜
5,535円~
+メンテナンス料5000円 / 年
通常サーバー
1000円〜
6,000円~
+メンテナンス料5,000円 / 年 2位
アクアクララ
省エネサーバー
350円〜
6,650円~
通常サーバー
1000円〜
6,600円~
省エネサーバー
700円〜
7,600円~
ECO465円
(エコモード1日2回使用)
8,065円~
ECO1000円〜
8,036円~
通常1500円〜
8,536円~ 6位
プレミアムウォーター
ECO900円〜
8,500円~
通常1200円〜
8,800円~ 7位
フレシャスデュオ
ECO330円〜
8,970円~(57.6L)
通常1,000円〜
9,640円~(57.6L)
8位
cado×CLYTIA
ECO504円〜
9,104円~
通常630円〜
9,230円~
通常サーバー
1000円〜
9,600円~
電気代もだが、やっぱり月額の総額費用で選ぶことが重要
1円でも電気代を安くしようとすると、デザインや機能面の充実は二の次になります。なぜなら、最新サーバーの多くは消費電力が大幅にカットされているものの、天然水の品質やボトル代などにかかるコストが高いからです。また、電気代が安いものでも、月額費用が高いとお得ではないので、全体的に見ていくらかかるのかを比較するようにしましょう。
電気代重視で選ぶと妥協せざる得ない2つのポイント
インテリアになるおしゃれなデザイン性のあるサーバー
自動メンテナンス機能などの高機能
自動メンテナンス機能などの高機能
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置くだけでインテリア!おしゃれなウォーターサーバーランキング
せっかく選ぶなら、おしゃれなウォーターサーバーを選びたいものです。ただし、デザイン性だけで選ぶのではなく、機能面や費用面なども漏れなくチェックしておく必要があります。
おしゃれなウォーターサーバー3つの注目ポイント
今回は、9社の中でもおしゃれなウォーターサーバーとして定評のある3つのウォーターサーバーを比較しています。おしゃれなウォーターサーバー選びで失敗しないためのポイントは以下の3つです。アクセントか部屋になじむデザインか
おしゃれなウォーターサーバーを部屋におくときは、サーバーをインテリアのアクセントにするのか、それとも部屋になじむデザインにするのかを決めておきましょう。少なくとも、部屋の中にウォーターサーバーと同じ色が1色あると良いでしょう。使いやすく高機能
おしゃれなウォーターサーバーは、おしゃれ+高機能サーバーか、単におしゃれなウォーターサーバーのいずれかです。単におしゃれなウォーターサーバーは、電気代やレンタル料金が高くなるだけなので、省エネモードや水交換がしやすいといった機能性に優れたサーバーを選ぶようにしましょう。1ヶ月のトータルコスト
おしゃれなウォーターサーバーは、従来の白いサーバーに青いボトルがのっかっているという味気ないサーバーyりお金がかかります。4人家族(48L)の場合、月々7,302円が平均的な価格です。この値段を基準にデザイン性のあるサーバーにいくらお金をかけられるかを考えるとよいでしょう。
商品名 総合評価
家に置きたくなるデザインと機能性
高機能・部屋のアクセントになる
おしゃれだが機能は平均的 月額目安
/48L
8,970円~(57.6L)
7,304円~
9,600円~
より詳しいデータ比較表は下部へ
おしゃれなウォーターサーバーを少しでも安くする方法を知っておく
自宅にウォーターサーバーを置きたいと思う人が増えたことや人の見えるところ(美容院やカフェなど)での利用が増えたことで、これまで以上に「おしゃれ」なウォーターサーバー選びは注目を集めています。これまでは白い本体の上に青いボトルが乗っかっており、冷水と熱湯ボタンがあるデザインが主流だったのが、色のバリエーションや形、デザインも自由に選べるようになりました。また、デザイン性の高いサーバーは、同時に高機能という特徴もあり、使う人のことを考えたサーバーになっているのも特徴です。
ただし、おしゃれに重きを置くとランニングコストがやや高くなるという側面があります。RO水のウォーターサーバーと比較すると約2,000円、おしゃれよりも安さを重要視した天然水のウォーターサーバーでも500円〜程度おしゃれなサーバーの方が高くなります。
対策としては、レンタル料がタダのサーバーや電気代が安いサーバー、もしくは水の単価を安くするためのプランを上手に活用すると価格を抑えることができます。
それを踏まえた上で、おすすめするおしゃれなウォーターサーバーはフレシャスデュオです。
フレシャスデュオ / 富士山の銘水
ウォーターパック方式の天然水サーバーFRECIOUS dewo フレシャスデュオ / 富士山の銘水ウォーターサーバ:
おいしい天然水を保持する無菌エアパック
ボトルでなくパック利用で女性もラクラクの最軽量
グッドデザイン賞受賞で部屋のインテリアにもなる
価格 種類 内容 4,220円(税抜)
月額目安レンタル ウォーターサーバー
しかし、フレシャスデュオは、サーバーレンタル代無料・メンテナンス料なし・初期費用も不要で大幅な省エネ機能搭載により、1ヶ月にかかる費用は水代と電気代のみです。水は、地下からの湧水を採水し、フィルターろ過で品質管理するため、非加熱処理の天然水です。そのため、水の価格だけ見るとやや高めですが、全体的なコストで見ると平均的な価格になります。
角がない丸み帯びたサーバーはフレシャスデュオのみ
デザインだけでなく、使う人を徹底研究した機能面出の充実
省エネモードで電気代月額330円〜
7.2Lのコンパクトな水パックで交換が簡単
温水を循環させるメンテナンスでサーバー内の品質管理
デザインだけでなく、使う人を徹底研究した機能面出の充実
省エネモードで電気代月額330円〜
7.2Lのコンパクトな水パックで交換が簡単
温水を循環させるメンテナンスでサーバー内の品質管理
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省エネ機能必須!一人暮らしのウォーターサーバーランキング
家庭用ウォーターサーバーは、4,5人用を想定しているため、一人暮らしで置くとなるといろいろと不都合が生じます。それを回避するためには、以下の3つのポイントを基準に選んでいくことが大切です。
一人暮らしのウォーターサーバー3つの注目ポイント
省エネサーバー
ノルマが優しい
コンパクトボトル
商品名 総合評価
デザインは微妙だが、コスパ◎
ノルマなし&機能性がポイント 最安値目安
4,265円~
/24L+電気代
4,150円~
/23.4L+電気代 水の価格
12L 1,900円
7.8L 1,150円
より詳しいデータ比較表は下部へ
一人暮らしのウォーターサーバーは音とスペースに注意
狭い一人暮らしの家にウォーターサーバーを置くと、いくつかのデメリットが生じます。他所では、メリットばかりを耳にすると思いますが、選んだあとに「やっぱり・・・」とならないために、2つの気になる点をお伝えします。音がうるさくて眠れないことが無いように注意
一人暮らしでも利用できるようなプランや利用方法があるため、ノルマや電気代については選び方次第でお得なものを選ぶことができます。ただし、一人暮らしの家は、だいたいワンルームか1DKです。ウォーターサーバーが省エネモードのときやメンテナンスを行っているとき、タンクでお湯を温めているときなどは多少のモーター音が生じます。騒音ほどではありませんが、作動音が発生することは頭に入れておきましょう。
人によって、全く気にならない人もいれば、うるさいと感じる人もいるから、少なくともベッドから離れた位置に置いたほうがいいでしょう。
スペースを想像以上に取る
ウォーターサーバー本体は、スリムサーバーであっても幅30cm奥行き35cmほどは必要です。また、高さも1メートル近くあるため存在感が出てきます。さらに、水ボトルの保管スペースも必要となるため、全部で新聞紙の片面程度の広さを用意しておきたいところです。一人暮らしの家にガロンボトル(リターナブルボトル)のウォーターサーバーを置くと、空容器も場所を取るのでワンウェイボトルよりも多くの場所を必要とします。
《水の種類比較》 天然水とRO水の違い
ウォーターサーバーの水は、天然水とRO水の2種類に分けることができます。水道水には、塩素などが含まれており、味・ニオイが独特なので、水道水と比べると、その味わい・飲みやすさは口にした瞬間わかります。
浄水器の水は、フィルターの質にもよりますが不純物を除去したものなので、無味です。そのため、ウォーターサーバーの水と水道水や浄水器の水と比べると、味のまろやかさや飲み込みやすさを実感できます。
水が汚れていると、その分キレイにするために塩素などが多く含まれるようになるんだよね。ってことは、都市部の方が味の違いがわかりやすいかもね。
天然水とRO水で味って違うの?
実を言うと、水の専門家でもない限り、軟水同士の天然水とRO水の味の違いはわかりません。飲用水として味に大差ないんだけど、どちらかというと、水の硬度(カルシウムとマグネシウムの割合)の方が味の変化を感じられます。
品質管理にこだわり抜かれた天然水
天然水は、厳選された採水地から採れた自然のミネラル成分を含む水で、採水地によって水の味や飲みやすさも少しずつ変わってきます。豊富なミネラル成分や健康・美容面で注目を集めるバナジウムやシリカ、溶存酸素を含むのは天然水だけです。天然水と聞くと、衛生面や品質に対して不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、天然水は、品質管理がされた採水地の水であることに加え、大半が200メートル程下の地下水を汲み上げるため、空気汚染や放射能など地上の影響を受けません。
また、採水後の品質チェックを行っているので心配はないでしょう。RO水のように人工的にミネラルを添加していないので、飲みやすい水と言えます。
人工的に製造した純水であるRO水
RO膜は、水分子しか通さないため、不純物や放射性物質など環境ホルモンもしっかり取り除くことができます。ウォーターサーバーのRO水は、9割以上が水道水を水源としているため、天然水よりも大幅にコストを削減することができます。
天然水とRO水どっちのウォーターサーバーがいいのか
天然水とRO水どちらの水でウォーターサーバーを選んだらいいのか?その境界線は、「価格」です。価格を優先する、水の消費量が多いのであれば、水単価の安いRO水がおすすめです。ただし、ボトルは再利用(リターナブルボトル)でボトルには空気が入ってしまうことや飲み終わった空容器がスペースを取ってしまうという点が気になります。
一方、天然水だと、RO水よりも水単価が高くなるため月額料金もRO水と比べると約1,000円ほど高くなります。ただし、ボトルが使い捨てで手間がかからない点や天然水を扱うウォーターサーバーの方が、機能やデザイン面で優れているという特徴もあります。
そのため、ウォーターサーバーを目的を決め、安いウォーターサーバーを探す場合はRO水。味や利便性を重視するのであれば、天然水のウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。
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配達/宅配方式の違いから見るウォーターサーバー比較
配達式・・・ウォーターサーバー会社の人が定期的にボトルの配達と回収を行う
宅配式・・・大手の宅配業者を利用して宅急便で届けられる
ウォーターサーバーの水ボトルは、容器によって配達方法が変わります。天然水は、容器に空気が入らない使い捨てボトルに充填され、宅配業者によって配達されます。宅配業者が配達するので、日時指定ができ不在時でも連絡一本で届けてもらえます。宅配式・・・大手の宅配業者を利用して宅急便で届けられる
RO水の大半は、ガロンボトルという再利用ボトルに充填されるため、宅配業者ではなくウォーターサーバーの販売業者が一定の周期ごとに空ボトルの回収と新たな水の配達を行っています。不在でも、玄関先にボックスを設置することで回収と配達ができるようになっています。
ただし、ウォーターサーバー会社によって、回収と配達のタイミングがバラバラなため、一人暮らしや外出が多い方は、配達よりも宅配のほうが続けやすいでしょう。
ウォーターサーバーをレンタルする時に注意すべき3つのポイント
サーバーのメンテナンスはどのように行われるか
最新のウォーターサーバーは、自動で内部のメンテナンスをする機能がついています。また、最新でなくとも内部クリーンモードなどが搭載されているか、専門業者によるサーバー本体のメンテナンス・交換が行われます。自動メンテナンス機能があると、うっかり忘れてたなんてことがなくなるから安心だね。ウォーターサーバーってきちんとお手入れしないと雑菌の温床になるって聞いたこともあるよ。
よく知ってますね!そうなんです。どんなに水が安全・衛生であっても、口に入るまでに通過するサーバー内部が汚れていると問題があるからね。そのためには定期的に内部メンテナンスをすること。もしくは自動的にしてくれるとありがたいわね。
ただし、サーバーに搭載されているメンテナンス機能はサーバー内部に対するものです。そのため、どんなに自動メンテナンス機能がついていても、水交換時や定期的に「注水口」やボトルの交換口、トレイの受け皿はお手入れ(セルフメンテナンス)が必要となります。
他にも、温度が高いところに設置したり、長期間飲まないと菌が繁殖しやすくなるから、きちんとお手入れしましょう。
注文ノルマが厳しく無いかどうか
ウォーターサーバー会社のほとんどは、サーバー本体を完全無料にしています。その代わり1ヶ月に頼むべき最低注文数が決まっています。アクアクララは水の注文ノルマはありませんが、その分安心サポート料として毎月1,000円〜1,500円支払う仕組みになっています。つまり、ウォーターサーバーをレンタルして、水は必要なときだけ注文するというシステムはないということです。
なるほど。慈善事業じゃないもんね。わたし「無料」や「ノルマ無し」って言葉に弱いから、注意しなくちゃ。
ウォーターサーバーのノルマの詳細解説記事はこちら
一人暮らしのウォーターサーバー選び!電気代から購入ノルマまで8社徹底比較ランキング
解約料金が高くないかどうか
ウォーターサーバーを契約すると、サーバーを購入できるクリティアのamadana×CLYTIAコラボかcado×CLYTIA以外はサーバーレンタルすることになります。そのため、2年以内の解約は解約金(違約金)が発生します。解約金はサーバー引取料でもあるので、解約金の中に配送料が含まれると考えておきましょう。
利用料は月いくら?ウォーターサーバーの平均金額
ここで、改めてウォーターサーバー選びの基本を確認しておきましょう。
ウォーターサーバーを設置するといくらかかる?
ウォーターサーバーを設置すると、レンタル料・水・電気代が毎月必要です。その結果、1ヶ月あたりの目安金額はこのようになります。そのほかにメーカーによっては、メンテナンス料金や初期費用、毎月のサポート料金などもあります。
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失敗しないコツは自分のウォーターサーバーの重視ポイントを決めること
今回は、どんな人が使うのかを徹底的に調査し、使う人別にどうやって選んだらいいのかを解説してきました。口コミや噂、おすすめされたまま選ぶのではなく、上記のアドバイスを参考に目的に応じたウォーターサーバー選びをしていくことが大切です。
全てにおいて完璧なウォーターサーバーは存在しないので、自分が重視したいポイントをしっかりと見定めることが失敗しないウォーターサーバー選びのカギになります。
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