薬の前に！ニキビ跡を消すための化粧水 比較ランキング

ニキビは１０代特有のお肌の悩みと思われがちですが、最近では２０代以降にできる大人ニキビがとても増えてきています。ニキビの症状が長引き赤ニキビにまで炎症が進んでしまえば、跡に残ってしまうことが多々あります。せっかく肌表面のニキビは治ったのに、ニキビ跡がなかなか消えない・・・とお悩みの方もいるのでは。

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ここではそんなニキビ跡を消すための肌ケアのポイントと具体的な化粧水ランキングを紹介いたします。

ニキビ跡には３タイプある

ニキビ跡と呼ばれているものは大きく３タイプに分けられます。

赤みが残るタイプ
ニキビが炎症をおこして赤みが出たあとに、ニキビは治ってもいつまでも赤みだけが残ってしまうタイプ。ニキビによる炎症が起こると傷ついた肌を治そうと患部に毛細血管が集中するため、その部分は赤く見えてしまいます。ニキビができて１年以上赤みが続く場合は炎症によるダメージが肌の奥深くまで及んでしまっている可能性もあります。

茶色いシミタイプ
炎症がおこったあとの赤みが茶色くシミになるタイプ。茶色くシミになるタイプの原因はメラニンです。ニキビの炎症によって肌がダメージを受けるとメラノサイトが過剰に活動し、メラニンを大量に生成します。何年もかけて消える場合もありますが、そのままシミとして残ってしまう場合もあります。

陥没（クレーター）タイプ
いわゆるクレーターと呼ばれるものがこのタイプです。ニキビの炎症が悪化し、表皮だけでなく真皮にまで及ぶと元通りの皮膚が再生できなくなってしまい、強いダメージを受けた部分が陥没してしまったもの。アイスピックで刺したような点々のクレーターやニキビの開口部が４ｍｍ以上ある半円のような穴のクレーターなどクレーターにもいくつかの種類があります。

ニキビ跡の種類によってはお手入れ次第で薄くなる

「赤みが残るタイプ」のニキビ跡と「茶色いシミタイプ」のニキビ跡はお手入れ次第で薄くすることも、消える可能性もあります。ただし一度できてしまったニキビ跡は簡単には治りません。ニキビ跡を消すためのケアをじっくりと行えば、少しずつ薄く目立たなくなっていきます。

「陥没（クレーター）タイプ」のニキビ跡は、残念ながらホームケアでの改善は困難です。専門の皮膚科・美容皮膚科などでピーリング、レーザー、塗り薬などの治療が効果をあげているようです。

ニキビ跡を消すためのケアのポイント

ニキビ跡を消すためには、ニキビの炎症が進むのを抑えることが重要です。ニキビの炎症が長引くとニキビ跡の原因であるメラニンが大量生成されてしまいます。また炎症が肌の奥深くまで広がるとクレーター状のニキビ跡となってしまいます。

ニキビ跡を消すためには肌のターンオーバーを促進し、正常に整えていくことが重要です。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが正常な場合は、ターンオーバーを何度か繰り返すうちにニキビ跡の赤みが少しずつ薄くなっていく場合もあります。またターンオーバーによってメラニンを含んだ古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞へ変わっていくので、茶色のシミタイプのニキビ跡も薄くなっていきます。

茶色いシミタイプのニキビ跡は日焼けしてしまうとメラニンが生成され、より跡になりやすくなってしまいます。また赤みが残るニキビ跡のタイプは、紫外線を浴びることで炎症が治まるのが遅れ、赤みが長引いてしまいます。ニキビ跡には紫外線対策を万全に行ってください。

ニキビ跡を消すための化粧水を選ぶ前に知っておくべきポイントは次の３つです。
赤みが残るタイプ、茶色いシミタイプの両方に効く成分がビタミンＣです。ビタミンＣには赤みの原因であるニキビの炎症をおさえる効果があります。また皮脂を抑制する効果もありますので、ニキビがこれ以上できるのを防ぐ効果も期待できます。

またビタミンＣはシミの原因であるメラニンの生成を阻害・メラニン色素を還元する作用があり、茶色いシミを薄くする効果も期待できます。化粧水を選ぶ際は肌に吸収しやすい形に変えられた「ビタミンＣ誘導体」が配合されているものを選ぶといいでしょう。「ビタミンＣ誘導体」を更に進化させたアプレシエといわれている進化型ビタミンＣ誘導体（ＡＰＰＳ）は肌への浸透力は水溶性のビタミンＣ誘導体の約１００倍といわれており、ニキビ跡の改善への効果が期待できます。

メラニンによる茶色いシミタイプの跡には美白成分が有効的です。メラニン色素還元効果があるビタミンＣ誘導体、ハイドロキノンはできてしまったシミを薄く改善する効果が期待できます。

またメラニンの生成を抑制する効果のあるアルブチン、コウジ酸、ルシノール、プラセンタエキス、カモミラＥＴなどの美白成分もニキビ跡の色素沈着の予防に有効です。

赤みが残るタイプ・茶色いシミタイプのどちらのニキビ跡も、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを正常に整えることが重要です。ターンオーバーでは肌の古い角質が剥がれ落ち、新しい皮膚と生まれ変わるためニキビ跡も次第に薄くなっていきます。

ターンオーバーを整え促進するのに不可欠なケアが保湿です。しっかりと十分に保湿対策を行い、肌の内側から水分量を保つことで新たな健康な皮膚を再生することができるようになります。もっとも保湿力の高い成分はセラミドです。セラミドは水分をはさみこむ性質をもっており、肌の水分力をキープしてくれます。続いて保湿力の高い成分はヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲンなどです。

薬の前に！ニキビ跡を消すための化粧水 比較ランキング

以下、上記を基準にアンチエイジングの神様で評価した「薬の前に！ニキビ跡を消すための化粧水」比較ランキングです。