美白効果で10倍差がつく!アルブチン化粧品おすすめ6選
[公開日]2018/03/19[更新日]2018/03/28
「アルブチン化粧品で美白できる?」
「おすすめのアルブチン化粧品は?」
「アルブチンの効果と副作用が知りたい」
アルブチンは敏感肌にも優しく、肌質問わずシミを効果的に予防できる美白成分です。
しかし、アルブチン化粧品の選び方を間違えると、せっかくの美白効果が1/10以下になる可能性もあります。
ここでは、おすすめのアルブチン化粧品と正しい選び方を紹介していきますね。
おすすめのアルブチン化粧品ランキングへ
※美白とはメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。
美白化粧品の中でもアルブチンは、これ以上シミを濃くしたくない人におすすめです。
ただし、使わないほうがいい人もいるので、自分に必要か確認しましょう。
よく使われるのはβアルブチン配合化粧品ですが、美白効果はαアルブチンの1/10しかなく、浸透力も弱いためαアルブチン配合を選びましょう。原材料が「コケモモ」の場合はα-アルブチン、「ウワウルシ」はβアルブチンと判断できますよ。
「ナノ化」「カプセル入り」など、浸透力を高める工夫がされている化粧品を選びましょう。
ビタミンC誘導体にはターンオーバーをサポートする働きもあるので、濃いシミがある・肌がくすんでいる方は特におすすめです。
アルブチン配合のプチプラ化粧品もあわせた比較ランキングは以下のようになります。
価格の安さで選んでしまうと、美白効果を実感できない可能性があるので注意しましょう。
※価格は税抜き
浸透力も期待でき、アルブチンの効果が実感しやすいという反面、本来肌に浸透させるべきでない成分も一緒に浸透する危険性があるため、おすすめしません。
また、アットコスメでも人気の「白潤」や「ちふれ」などプチプラ美白化粧水は、浸透力が弱く、美白効果を実感しにくいところがマイナスポイントです。
安い価格は魅力的ですが、プチプラで買えるということは何らかのデメリットがある場合が多いということを頭に入れておきましょう。
アルブチン化粧品ランキングの中でも特に美白効果が期待できる美白化粧品をお伝えします。
アルブチンはアスタリフトホワイトの美白化粧水と美白クリームに配合されています。
メラノサイトの働きを抑えたり、シミ分解をサポートするオリジナル美容成分「ナノAMA+」が一緒に配合されているので、肌の透明感を実感しやすいでしょう。
アスタリフトホワイト公式サイトへ
お試し1,000円(5日分)
使っている人の8割が肌なじみの良さに満足しており、リピーターの多い美白化粧品です。
保湿成分やアスタキサンチン、リコピンなど肌のハリを出す成分もナノ化配合されているので、シミやくすみだけでなく肌全体の調子を上げられるようですね。
アスタリフトホワイトはほんのりローズの香りがします。
人によっては香りをきつく感じることもあるようなので、まずは5日間のトライアルセットで試してみるとよいでしょう。
アスタリフトホワイト公式サイトへ
ポーラグループの「敏感肌専門の美白化粧品ブランド」であるサエルは、美白化粧水から美白美容液、美白クリームにアルブチンが配合されています。
肌が弱い人ほど、シミやくすみに悩まされるという研究結果に基づき、美白ケアをしながら肌の内側からバリア機能のサポートも同時にしていく美白化粧品です。
サエルは、敏感肌の方だけでなくストレスで肌荒れしやすい方にも人気のある美白対策化粧品です。
無添加で肌に優しいだけでなく、厚生労働省から美白効果が認められた有効成分を2種類配合しているので、肌が揺らぎやすい方でもしっかり美白ケアしたい方におすすめです。
サエルは、使った後でも30日以内であれば返金保証制度があるので、肌がヒリヒリしないか心配な方でも試しやすいでしょう。
アンプルールの美白美容液にはアルブチンや抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムなどの薬用有効成分も配合されているので、肌荒れしやすい方やニキビが気になる肌にも使えます。
保湿成分も多く配合されており、乾燥やくすみが気になる・明るさを引き出したい方におすすめです。
アンプルールホワイトの薬用美白美容液「ラグジュアリーホワイト 薬用アクティブフォーミュラ II」は、トライアルセットで気に入って本商品を買う方が多く、7日間分でくすみや顔の明るさを実感しやすいようです。
本商品は8,000円(税抜)なのでお手頃な美白美容液とは言えませんが、トライアルセットは美白化粧水から美白クリームまで6,500円相当が1,800円(税抜)で試すことができますよ。
ハイドロキノン配合の美白クリームもセットになっているので、濃いシミが気になる方におすすめします。
化粧品に配合されているアルブチンには、「αアルブチン」と「βアルブチン」の2種類あります。
どちらも植物を原材料としていますが成分を抽出する過程が異なり、「αアルブチン」はβアルブチンよりも10倍シミ予防効果がある成分です。
江崎グリコが開発した成分で、コケモモや梨の葉から抽出されており、低刺激かつ肌なじみも良いというメリットがあります。
ただし、効果が期待できる分βアルブチンと比較すると価格はやや高めです。
αアルブチンと比べると、肌なじみや美白効果は弱くなりますが、古くからある安全性の高い美白成分として大手の美白化粧品や価格帯の安いプチプラ化粧品などに多く使われている成分です。
アルブチンの働きは、メラニンがつくられる初期段階に効果を発揮します。
日本で認められている美白有効成分の大半は、図のアルブチンのように「チロシナーゼ」の働きを阻止することでシミ・そばかすを防ぐ効果です。
できてしまったシミには直接的な効果はないため、ハイドロキノンやビタミンC誘導体が配合された化粧品を一緒に使うようにしましょう。
おすすめのアルブチン化粧品ランキングへ
アルブチンとよく比較される美白成分がハイドロキノンとビタミンC誘導体です。
それぞれの特徴をまとめてみました。
気になる美白効果の違いについてですが、アルブチンはシミやそばかす予防に効果的な成分で、今あるシミにはハイドロキノンやビタミンC誘導体が効果を発揮します。
アルブチンはメラニンをつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを邪魔することで、過剰なメラニン生成を防ぎます。
できたシミへの効果ではなく、これからできるシミやそばかすを防ぐ効果が期待できますよ。
低刺激で肌なじみがよいので、副作用の心配もありません。
また、メラニン色素の還元作用もあるため、できてしまったシミを目立たなくする美白効果もある成分です。
シミへの効果が期待できる分、刺激性が強く配合濃度によっては肌荒れする場合もあるため、化粧品は2%までという決まりがあります。
ビタミンC誘導体は、アルブチンとハイドロキノン両方の働きをもつ万能な美白成分です。
それ以外にもターンオーバーをサポートする働きもあるので、シミ・そばかす・ごわつき・ニキビ・シワなど幅広い悩みに効果が期待できます。
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美白成分の中でもシミ予防ではなく、できてしまったシミに働きかける美白成分の場合、刺激性が強くヒリヒリしたり、赤くなると言った副作用の可能性もあります。
しかし、アルブチンはシミを予防する美白成分ということもあり、肌荒れリスクのない安全な美白成分と言えるでしょう。
ハイドロキノン・ビタミンC誘導体・アルブチンという3つの美白成分の中では最も低刺激な美白成分です。
アルブチンは水やアルコールに溶けやすいため、化粧水や美容液、ジェルなどによく配合されています。
安全性が高い美白成分なので、10%以上の高濃度配合することも認められており、その中でも以下の2つのポイントを満たすアルブチン化粧品を選ぶと一定の美白効果が期待できるでしょう。
アルブチンは、低刺激で肌に優しい美白成分です。
βアルブチンではなく、α-アルブチンを選ぶことでシミを増やさないようにできます。
ただし、アルブチンそのものにはシミを薄くする効果はないため、合わせてビタミンC誘導体やハイドロキノンが配合されている化粧品を使うと今あるシミも目立たなくなるでしょう。
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※美白とはメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。
「おすすめのアルブチン化粧品は?」
「アルブチンの効果と副作用が知りたい」
アルブチンは敏感肌にも優しく、肌質問わずシミを効果的に予防できる美白成分です。
しかし、アルブチン化粧品の選び方を間違えると、せっかくの美白効果が1/10以下になる可能性もあります。
ここでは、おすすめのアルブチン化粧品と正しい選び方を紹介していきますね。
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目次
《管理人:安藤美和子》
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級、薬事法管理者の有資格者チームの管理人。化粧品開発・プロモーションの実務経験を活かし、雑誌・WEBメディアの執筆/ディレクションを行う。
アルブチン化粧品の効果と買わないほうがいい人
美白化粧品の中でもアルブチンは、これ以上シミを濃くしたくない人におすすめです。
ただし、使わないほうがいい人もいるので、自分に必要か確認しましょう。
おすすめできる人
・紫外線で日焼けしない肌になりたい
・新しいシミを増やしたくない
・肌に透明感がほしい
・美白化粧品で肌荒れしたことがある
買わないほうがいい人
・シミをすぐに消したい
・日焼けした小麦色の肌を白くしたい
・紫外線で日焼けしない肌になりたい
・新しいシミを増やしたくない
・肌に透明感がほしい
・美白化粧品で肌荒れしたことがある
買わないほうがいい人
・シミをすぐに消したい
・日焼けした小麦色の肌を白くしたい
美白効果を高めるアルブチン化粧品の選び方
βアルブチンよりαアルブチン
「アルブチン」には、低刺激で美白効果の高いαアルブチンと資生堂が開発したβアルブチンという2種類があります。よく使われるのはβアルブチン配合化粧品ですが、美白効果はαアルブチンの1/10しかなく、浸透力も弱いためαアルブチン配合を選びましょう。原材料が「コケモモ」の場合はα-アルブチン、「ウワウルシ」はβアルブチンと判断できますよ。
浸透力が高い
シミの原因であるメラニンは肌の奥で生成されており、アルブチンがメラニンの生成を抑制するには浸透力が高くないと効果は期待できません。「ナノ化」「カプセル入り」など、浸透力を高める工夫がされている化粧品を選びましょう。
美白成分が配合
アルブチンには、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなど相性の良い美白成分があります。相性の良い成分が配合されていることで、より美白効果を実感しやすくなります。ビタミンC誘導体にはターンオーバーをサポートする働きもあるので、濃いシミがある・肌がくすんでいる方は特におすすめです。
ちふれは効果なし?アルブチン化粧品ランキング
アルブチン配合のプチプラ化粧品もあわせた比較ランキングは以下のようになります。
価格の安さで選んでしまうと、美白効果を実感できない可能性があるので注意しましょう。
商品名 | 総合評価 | 価格 | ハリ成分 |
---|---|---|---|
アルブチン高浸透、シミ・くすみだけでなくハリケアにも◎ | お試し 1,000円 / 5日分 | アルブチン、AMA+、アスタキサンチン、レスベラトロール、ビタミンC誘導体、グリチルリチン酸2K |
|
美白と保湿同時ケアできるが、保湿メインなので美白は長期戦 | お試し 1,370円 / 10日分 | アルブチン、トラネキサム酸、ムラサキシキブエキス、グリチルリチン酸2K |
|
価格は高めだが、配合成分はシミ・くすみに期待できる | お試し1,800円 / 7日分 | アルブチン、ビタミンC誘導体、グリチルリチン酸2K、ホホバ油 |
|
αアルブチン配合だが、肌によくない成分まで浸透するので△ | 本商品 1,500円 / 5g | アルブチン、ポリメチルシルセスキオキサン、シリカ |
|
安さ◎美白と保湿Wケアできるが、浸透力△ | 本商品 839円 / 170ml | アルブチン、ヒアルロン酸 、ヨクイニンエキス |
|
βアルブチンなので、美白効果は△ | 本商品 1,100円 / 180ml | アルブチン、ビタミンC誘導体、濃グリセリン |
プチプラのアルブチン化粧品はイマイチ?
プチプラ化粧品の中でも珍しく「αアルブチン」を配合している「DHC濃縮アルファAパウダー」ですが、配合成分を見てみると、ファンデーションやアイシャドウなどメイクアップ化粧品に使われている成分が配合されています。浸透力も期待でき、アルブチンの効果が実感しやすいという反面、本来肌に浸透させるべきでない成分も一緒に浸透する危険性があるため、おすすめしません。
また、アットコスメでも人気の「白潤」や「ちふれ」などプチプラ美白化粧水は、浸透力が弱く、美白効果を実感しにくいところがマイナスポイントです。
安い価格は魅力的ですが、プチプラで買えるということは何らかのデメリットがある場合が多いということを頭に入れておきましょう。
シミ・くすみにおすすめ!アルブチン化粧品3選
アルブチン化粧品ランキングの中でも特に美白効果が期待できる美白化粧品をお伝えします。
アルブチンはアスタリフトホワイトの美白化粧水と美白クリームに配合されています。
メラノサイトの働きを抑えたり、シミ分解をサポートするオリジナル美容成分「ナノAMA+」が一緒に配合されているので、肌の透明感を実感しやすいでしょう。
アスタリフトホワイト公式サイトへ
お試し1,000円(5日分)
良い口コミ
・スッとしみ込み、肌がしっとりして心地いい
・くすみが目立たなくなってきた
・肌荒れが減って、透明感が出てきた
・色素沈着が気にならなくなった
・肌に吸い付く感じがいい
悪い口コミ
・すぐにシミが消えるわけではなかった
・ローズの香りがきつかった
・冬はもう少しうるおいが欲しい
・スッとしみ込み、肌がしっとりして心地いい
・くすみが目立たなくなってきた
・肌荒れが減って、透明感が出てきた
・色素沈着が気にならなくなった
・肌に吸い付く感じがいい
悪い口コミ
・すぐにシミが消えるわけではなかった
・ローズの香りがきつかった
・冬はもう少しうるおいが欲しい
使っている人の8割が肌なじみの良さに満足しており、リピーターの多い美白化粧品です。
保湿成分やアスタキサンチン、リコピンなど肌のハリを出す成分もナノ化配合されているので、シミやくすみだけでなく肌全体の調子を上げられるようですね。
アスタリフトホワイトはほんのりローズの香りがします。
人によっては香りをきつく感じることもあるようなので、まずは5日間のトライアルセットで試してみるとよいでしょう。
最安値で買うには?
アスタリフトホワイトは、公式サイトやAmazon・楽天、一部のドラッグストアで購入できます。
ただし、定価より安く購入できる定期利用は公式サイト限定です。また、トライアルセットは公式サイト以外で購入すると高くなってしまうので注意してください。
アスタリフトホワイトは、公式サイトやAmazon・楽天、一部のドラッグストアで購入できます。
ただし、定価より安く購入できる定期利用は公式サイト限定です。また、トライアルセットは公式サイト以外で購入すると高くなってしまうので注意してください。
アスタリフトホワイト公式サイトへ
ポーラグループの「敏感肌専門の美白化粧品ブランド」であるサエルは、美白化粧水から美白美容液、美白クリームにアルブチンが配合されています。
肌が弱い人ほど、シミやくすみに悩まされるという研究結果に基づき、美白ケアをしながら肌の内側からバリア機能のサポートも同時にしていく美白化粧品です。
良い口コミ
・どんよりした肌色が明るくなってきた
・ヒリヒリせず使える
・夕方のくすみが気にならなくなった
・美白だけでなく肌荒れケアにも使える
悪い口コミ
・とろみのある美容液でベタつきが気になる
・トライアルセットだけでは良し悪しがわからない
・セットで揃えるには高い
・どんよりした肌色が明るくなってきた
・ヒリヒリせず使える
・夕方のくすみが気にならなくなった
・美白だけでなく肌荒れケアにも使える
悪い口コミ
・とろみのある美容液でベタつきが気になる
・トライアルセットだけでは良し悪しがわからない
・セットで揃えるには高い
サエルは、敏感肌の方だけでなくストレスで肌荒れしやすい方にも人気のある美白対策化粧品です。
無添加で肌に優しいだけでなく、厚生労働省から美白効果が認められた有効成分を2種類配合しているので、肌が揺らぎやすい方でもしっかり美白ケアしたい方におすすめです。
サエルは、使った後でも30日以内であれば返金保証制度があるので、肌がヒリヒリしないか心配な方でも試しやすいでしょう。
サエル公式サイトへ
アンプルールの美白美容液にはアルブチンや抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムなどの薬用有効成分も配合されているので、肌荒れしやすい方やニキビが気になる肌にも使えます。
保湿成分も多く配合されており、乾燥やくすみが気になる・明るさを引き出したい方におすすめです。
良い口コミ
・ドクターズコスメなので安心
・顔色が明るく見える
・頬のシミも目立たなくなってる
・みずみずしくてべたつかない
悪い口コミ
・くすみにはいいが、シミは時間かかりそう
・使いたいが、価格が高い
・シミが薄くなった実感はまだない
・ドクターズコスメなので安心
・顔色が明るく見える
・頬のシミも目立たなくなってる
・みずみずしくてべたつかない
悪い口コミ
・くすみにはいいが、シミは時間かかりそう
・使いたいが、価格が高い
・シミが薄くなった実感はまだない
アンプルールホワイトの薬用美白美容液「ラグジュアリーホワイト 薬用アクティブフォーミュラ II」は、トライアルセットで気に入って本商品を買う方が多く、7日間分でくすみや顔の明るさを実感しやすいようです。
本商品は8,000円(税抜)なのでお手頃な美白美容液とは言えませんが、トライアルセットは美白化粧水から美白クリームまで6,500円相当が1,800円(税抜)で試すことができますよ。
ハイドロキノン配合の美白クリームもセットになっているので、濃いシミが気になる方におすすめします。
アンプルールホワイト公式サイトへ
美白効果10倍!?αアルブチンとβアルブチンの違い
化粧品に配合されているアルブチンには、「αアルブチン」と「βアルブチン」の2種類あります。
どちらも植物を原材料としていますが成分を抽出する過程が異なり、「αアルブチン」はβアルブチンよりも10倍シミ予防効果がある成分です。
αアルブチン:低刺激・美白効果◯
αアルブチンはβアルブチンの開発された新しい成分で、ハイドロキノン誘導体とも呼ばれます。江崎グリコが開発した成分で、コケモモや梨の葉から抽出されており、低刺激かつ肌なじみも良いというメリットがあります。
ただし、効果が期待できる分βアルブチンと比較すると価格はやや高めです。
βアルブチン:天然植物由来の美白成分
βアルブチンは20年以上前に資生堂が開発した美白成分で、ウワウルシなどの天然植物からつくられます。αアルブチンと比べると、肌なじみや美白効果は弱くなりますが、古くからある安全性の高い美白成分として大手の美白化粧品や価格帯の安いプチプラ化粧品などに多く使われている成分です。
安さは魅力的だけど、10倍も効果が違うとなるとαアルブチンを使っている美白化粧品を使ったほうがいいわね。
αアルブチンを配合した化粧品ランキングへ
美白成分「アルブチン」配合化粧品ではシミは消せない?
アルブチンの働きは、メラニンがつくられる初期段階に効果を発揮します。
日本で認められている美白有効成分の大半は、図のアルブチンのように「チロシナーゼ」の働きを阻止することでシミ・そばかすを防ぐ効果です。
できてしまったシミには直接的な効果はないため、ハイドロキノンやビタミンC誘導体が配合された化粧品を一緒に使うようにしましょう。
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アルブチン VS ハイドロキノン VS ビタミンC、美白効果が高いのは?
アルブチンとよく比較される美白成分がハイドロキノンとビタミンC誘導体です。
それぞれの特徴をまとめてみました。
商品名 | アルブチン | ハイドロキノン | ビタミンC誘導体 |
---|---|---|---|
シミ予防 | |||
今あるシミ | |||
肌への優しさ |
気になる美白効果の違いについてですが、アルブチンはシミやそばかす予防に効果的な成分で、今あるシミにはハイドロキノンやビタミンC誘導体が効果を発揮します。
すでにあるシミ対策におすすめ:
ハイドロキノン、ビタミンC誘導体
シミ予備軍のケアにおすすめ:
アルブチン、ビタミンC誘導体
ハイドロキノン、ビタミンC誘導体
シミ予備軍のケアにおすすめ:
アルブチン、ビタミンC誘導体
アルブチン:副作用なし・シミ予防に役立つ
シミ予防:★★★★☆
肌への優しさ:★★★★★
肌への優しさ:★★★★★
アルブチンはメラニンをつくる「チロシナーゼ」という酵素の働きを邪魔することで、過剰なメラニン生成を防ぎます。
できたシミへの効果ではなく、これからできるシミやそばかすを防ぐ効果が期待できますよ。
低刺激で肌なじみがよいので、副作用の心配もありません。
ハイドロキノン:シミを目立たなくする美白成分
できたシミ:★★★★☆
シミ予防:★★★★☆
肌への優しさ:★★☆☆☆
アルブチンと同じく、「チロシナーゼ」の働きを抑える効果が高く、シミ・そばかす予防に役立ちます。シミ予防:★★★★☆
肌への優しさ:★★☆☆☆
また、メラニン色素の還元作用もあるため、できてしまったシミを目立たなくする美白効果もある成分です。
シミへの効果が期待できる分、刺激性が強く配合濃度によっては肌荒れする場合もあるため、化粧品は2%までという決まりがあります。
ビタミンC誘導体:シミ予防と今あるシミにも使える
できたシミ:★★★★☆
シミ予防:★★★★☆
肌への優しさ:★★★★☆
シミ予防:★★★★☆
肌への優しさ:★★★★☆
ビタミンC誘導体は、アルブチンとハイドロキノン両方の働きをもつ万能な美白成分です。
それ以外にもターンオーバーをサポートする働きもあるので、シミ・そばかす・ごわつき・ニキビ・シワなど幅広い悩みに効果が期待できます。
アルブチンにはシミやそばかす予防に効果的だから、いまシミがある人はビタミンC誘導体やハイドロキノンも入った化粧品でスキンケアするといいわね。
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アルブチン化粧品の副作用は?敏感肌でもヒリヒリしない?
美白成分の中でもシミ予防ではなく、できてしまったシミに働きかける美白成分の場合、刺激性が強くヒリヒリしたり、赤くなると言った副作用の可能性もあります。
しかし、アルブチンはシミを予防する美白成分ということもあり、肌荒れリスクのない安全な美白成分と言えるでしょう。
ハイドロキノン・ビタミンC誘導体・アルブチンという3つの美白成分の中では最も低刺激な美白成分です。
いくら副作用の心配はないと言っても、肌状態によっては合わない可能性もあるから、トライアルセットから試してみるといいわね。
アルブチン化粧品は化粧水より美容液がおすすめ
アルブチンは水やアルコールに溶けやすいため、化粧水や美容液、ジェルなどによく配合されています。
安全性が高い美白成分なので、10%以上の高濃度配合することも認められており、その中でも以下の2つのポイントを満たすアルブチン化粧品を選ぶと一定の美白効果が期待できるでしょう。
・化粧水よりも美容液
・医薬部外品(薬用化粧品)
※アルブチンを3%以上配合している化粧品は医薬部外品として販売されている・医薬部外品(薬用化粧品)
アルブチンと相性の良いビタミンC誘導体が配合されているとより美白効果が期待できるわよ。
結論 アルブチン化粧品は選び方次第で美白効果倍増
アルブチンは、低刺激で肌に優しい美白成分です。
βアルブチンではなく、α-アルブチンを選ぶことでシミを増やさないようにできます。
ただし、アルブチンそのものにはシミを薄くする効果はないため、合わせてビタミンC誘導体やハイドロキノンが配合されている化粧品を使うと今あるシミも目立たなくなるでしょう。
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※美白とはメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。
◇参考文献
吉木伸子・岡部美代治・小野真規子『正しいスキンケア事典』
朝田康夫『美容の医学 美容皮膚科学辞典』
鈴木 一成『化粧品成分用語事典2012』